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カテゴリ:百人一首
百人一首 44番歌 逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし あふことの たえてしなくは なかなかに ひとをもみをも うらみざらまし 作者:中納言朝忠(ちゅうなごんあさただ) 藤原朝忠(ふじわらのあさただ) 910~966 平安時代中期の公家・歌人。三十六歌仙の一人。藤原定方の五男。笙の名手。 男女関係が絶対にないのであれば、かえって、あの人に相手にされないことも自分自身のふがいなさも恨むことはないのに。 恋い焦がれる憧れの人が笑顔で声でもかけてもらえたならば、うれしくなってしまうものです。逆に憬れのマドンナであってもつれないクールな対応しかなかったならば、相手にされなくともまぁ、いたしかたないか。平安時代は男と女が「逢うこと」といえば男女の仲のことを指したとのことです。恋愛感情というものは時代が変わってもさほど変わるものではないことがこの歌から読み取れませんか。 ※ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/17 11:20:14 AM
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