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カテゴリ:百人一首
百人一首 48番歌 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ 砕けてものを 思ふころかな 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ 砕けてものを 思ふころかな 作者:源重之(みなもとのしげゆき) 生年未詳 - 長保2年(1000年)頃? 平安時代中期の歌人。三十六歌仙の一人。清和天皇の曾孫。地方官を歴任。陸奥守に左遷された藤原実方とともに陸奥に下って没した。 東映映画のタイトル部分にありましたですね。岩にくだけちる大波シーン。その大波を自分に例えて、相手の女性は平気のなのに私だけが心も砕けちってしまいそうに物事を思い悩んでいるんだなぁ~この頃は。 「砕けてものを思ふころ」とは平安時代の恋の悩みの表現といわれますが、源重之は岩に砕ける大波に例えて劇場型な激しい恋の歌に詠みあげたドラマチックな演出技法が歌の名手といわしめたのでしょう。 ※ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/04/19 10:35:09 PM
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