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カテゴリ:そば打ち
たのしみは 美味しい蕎麦を 手打ちして 会食の場 設えるとき
美味しい蕎麦が食べたいと手打ちそば同好会に参加して1年になりました。趣味の蕎麦打ちですから、自分のありたいスタイルでもいいわけです。 最近ではそば打ち機械でも十割蕎麦が名人並みかそれ以上にできる時代です。それなのに敢えて手打ちにこだわるのが素人そば打ちの世界です。もっとも私たちの同好会は、練りの労力を機械に委ねるのには抵抗がなかったようです。延しと切りは機械にゆだねることなく手作業です。 機械でも蕎麦打ちは可能だが敢えて手打ち作業の蕎麦と云うのが趣味の由縁でしょうね。陶器づくりは機械づくりもあるけれど、手ろくろでつくる陶器づくり。趣味の世界は、あえて手作りにこだわる。 手編みのセーターとか手芸の世界と手打ち蕎麦の世界は似ているかも。機械編みが普及した中にあえての手作業する。手作業に重きを置くところが残っている世界です。非効率なことを敢えて楽しむ世界。 この生蕎麦は機械打ちの十割そば。熟練のそば打ち名人にも優るとも劣らない出来栄えに、ここまで進化したのかと驚き、金に糸目をつけなければ修行しなくても、今やこの時代りっぱな蕎麦ができる時代になりました。そんな中でも敢えて趣味のそば打ちの醍醐味を求めたいと思うのは、なぜならば美味しい蕎麦を楽しめる世界がそこにあるからにほかなりません。 蕎麦粉600gにつなぎ粉(中力粉)100gに水350gでつくった蕎麦です。 つなぎ粉14%の蕎麦、これ位の比率が私の好みの蕎麦でしょうか。 ふと、思ったのは、この食べ方では野菜がないではないですか。大根おろしが消化にもいいかも。調べてみたら大根にはジャスターゼをはじめいろいろな消化酵素やビタミンC、食物せんいのリグニンなど内臓を整える成分が豊富でリグニンはガン細胞の遺伝子(DNA)を切断して、ガンの増殖を抑えるとあります。 蕎麦打ちを始める前は、これ位の蕎麦が打てるようになればいいなぁ~と思っていたわけですが、実際やっていると周りに上手い人がいるのを見ると、もうちょっとうまくならないと思うわけです。 近所のちょっと熱めの温泉に10時半~11時半。風呂上がりに冷えたオロナミンCを口にするのを楽しみに月光温泉に入ったときのルーティンのようなものです。体調によって多少味が違うのです。体調がいい時は美味いのです。 食事も美味しくいただくにはお腹を空かして食べたほうが美味しい。 加えて身体を動かして汗を流したあとの食事はなお美味しいわけです。 美味しく食べるために身体を動かし汗を流すようにしましょうか。 世のなかには蕎麦アレルギーの人もあることを知った。よろしかったら生蕎麦のプレゼントを申し出たら蕎麦は食べることができないとのことだった。それは致し方ございません。お気の毒にとなります。だが中には蕎麦が嫌いな食べ物であるという人もあります。好みは人それぞれですが蕎麦が嫌いだという人はどうも波長が合いそうにないかも。 蕎麦打ちには、道具を揃えなくてはなりません。粉ふるい、こね鉢、のし板、めん棒、切板、こま板、蕎麦包丁、粉刷毛など値段はピンからキリまで、道具セットは16,000円から130,000円までありますが予算に合わせて購入することになります。私の場合は、そば打ち同好会の先輩から安く譲り受けた道具もあり約5万円位の出費ですみました。又、毎回蕎麦粉代等が必要ですから月々にかかる経費は3,000円程度ということになりましょうか。それで美味しい蕎麦が食べられて友人・知人に蕎麦のおすそ分けも叶います。 どんな道具を揃え、どこで購入するのか、そば打ちを志す初心者にはわからないことだらけですから、そば同好会の先輩から教えていただけるのはありがたいことでした。 今後の課題として ・どうすればより美味しい蕎麦を食べることができるかの追及!! ・そば打ちの趣味を活かした蕎麦会食の場づくり ・そば打ち技術の向上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/04/10 05:35:43 PM
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