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ローエングリンゲートの突破をすべく、向かうミネルバらザフト軍。シンたちはブリーフィングルームに集まる。そのミネルバに乗り込んだ一人のレジスタンスの少女。少女は、アスラン、アーサーに連れられ、ブリーフィングルームに。少女を見たシンは、

シン「子供じゃん・・。」ムッとする少女。

アーサーは説明を始めたが、、、しばらくしてアスランに譲る。状況を説明するアスラン。ガルナハンに入るには、ルートは一つしかない。しかし、陽電子砲、陽電子リフレクター装備のMAが配備されており、突破は容易ではない。
(って、何アスランの説明に感心してうなずいてんだ、アーサー!?てめえも知ってるだろうが!!

今回の作戦を言おうとしたその時、

シン「そのMAをぶっ飛ばして、砲台をぶっ壊し、ガルナハンに入ればいいんでしょ。」シンの態度に呆れるルナマリアとレイ。
どうしたらそれをできるのかを今話し合っていると言うアスランに、

シン「やれますよ。やる気になれば。」半ばヤケのシン。それにアスランは・・・

アスラン「じゃあ、やってくれるか?俺たちは後方で待っていればいいんだな。突破できたら、知らせてもらおうか?」さすがのシンもこれにはしどろもどろ・・・。

「というバカな話は置いといて」アスランはレジスタンスの少女コニールに、データをシンに渡すように言う。が、コニールはシンの一連の態度を見て、不信感を募らせる。そして、作戦は隊長のアスラン自らやるべきだと言う。怒るシン。両者をなだめるアスラン。アーサーはというと・・・コニールの意見に賛同・・・。「副長まで・・やめてください。」

イヤイヤながらもデータを差し出すコニール。そのデータをシンに渡そうとするアスラン。が、シンは受け取らない。コニールの言うとおり、アスランがやるべきだと。

ついにアスラン激怒。「シン、甘ったれたことを言うな!!」

アスラン「無理だと思えば、はじめから自分でやるさ。だが、お前ならできると思った。だからこの作戦を執った。それを、あれだけでかい口叩いておきながら、今度は尻ごみか!?」

作戦開始地点が近づき、準備に入る各員。まだシンをにらみつけるコニール。彼女によれば、前にザフトが砲台を攻撃した後、街では抵抗運動が起こったという。その抵抗運動で、地球軍に殺された住民もいたという。

コニール「今度だって失敗すれば、どんなことになるかわからない。だから、絶対にやっつけてほしいんだ、あの砲台!今度こそ・・・・だから頼んだぞ!!」泣いて訴えるコニール。シンは決意を新たにする。

士官に逆らってばかりで扱いにくいシンをうまくのせたアスランを、ルナマリアは感心する。しかし、アスランは・・

アスラン「そんなんじゃないよ・・・扱うとか・・。へたくそなんだろ、いろいろと・・。悪い奴じゃない。」
ルナ「は、はあ・・・」
アスラン「俺もあんまり、うまい方じゃないけどね、人付き合いとか。」

これを聞いたルナマリア「あたし・・予防線張られた?」
レイ「さあ・・・」


ポイントBに入り、各MSは出撃準備に入る。コアスプレンダーのシンが先に出撃。レッグフライヤー、チェストフライヤーも射出。合体しないままの状態で、コニールから教えられた坑道に入る。(って、よくついて行けてるなあ・・・フライヤー。)そこを出ると、砲台のすぐそばに出られるのだ。

シン「ええ、っく・・なんだよこりゃ。真っ暗!?くそ、まじデータだけが頼りかよ。」
データどおりに飛べばいいとアスランから言われたが・・・・
シン「何がお前ならできると思っただ?あのヤロー!自分でやりたくなかっただけじゃないのかー!!」
「やってやるさ!!チクショー!!!」


もうヤケになってます、シン・・・・。こんな奴がようインパルスのパイロットになれたなあ・・・。


アスラン、レイ、ルナは砲台の正面で地球軍MAをひきつけるべく、出撃。ミネルバは、地球軍MS群に照準を合わせ、タンホイザーを発射。だが、陽電子リフレクターの力によって、跳ね返されてしまう。吹き飛ばされるミネルバ。それでもなお砲台に向かう。しかし、砲台から陽電子が発射された。どうする!?ミネルバ!!

これにタリア、ミネルバを急降下させ、これを回避。やるなあ・・・。次々と襲いかかるMS群にセイバー、ザク、ミネルバは必死に応戦する。

そのころ、シンはついに坑道の出口に。出口をぶち壊し、地上に出て合体。砲台に次々と攻撃。ことごとく打ちのめして、砲台を爆破。あっという間に壊滅してしまった・・・。

そして、ガルナハンの住民たちは、抵抗運動を引き起こし、地球軍を追いやった。軍旗は焼かれ、殺される軍兵も・・。解放に喜ぶ住民たち。街に降り立ったシンを手厚く歓迎し、褒め称えるのだった。一方、アスランは・・・・次々と住民に殺される地球軍兵士を見て、複雑な胸中をのぞかせるのだった・・・。

シン「作戦、成功でしたね。」
アスランはしばらく黙る。複雑な思いを抱えて・・・それでも
アスラン「ああ、大成功だな。よくやったシン、君の力だ・・。」

アスランに誉められても、一連の作戦指揮に少し不満のシン。そんなシンにアスランは・・・

アスラン「でも、お前はやりきったろ。できたじゃないか。それも俺は言ったぞ。」
シン「それも、そうですけど・・・」

なおも腑に落ちないまま、シンはミネルバに帰投するのだった。それでも彼の顔は、達成感で満ち溢れていたのだった。

作戦は確かに成功した。が、、、その行く末にあるものは果たして・・・?


次回は・・・え?ミーア専用ピンクザク登場!?いやじゃああ・・・神聖なるザクを・・・おののくアスラン。そしてハイネ西川ついに登場!!乞うご期待!?


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最終更新日  2005年02月20日 16時45分14秒
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