|
テーマ:アニメあれこれ(26110)
カテゴリ:わさドラ・ドラえもん
この日は朝からあいにくの雨。
しかし、それで講演会が中止になるわけでもなく、いつもより早く起きて行きましたよ~、ジャイアンリサイタル。 交通費が往復で2000円以上かかっちゃいましたよ~(笑) それはさておき、10時すぎに京都産業大学のキャンパスに到着。開場は10時30分からであったが、講演が行われる教室の前には、早くも列が並んでいた。そして、10時半になり、教室に入場。早く来たおかげで、なんと一番前の席を確保することができた。 講演会に集まった観客は、ほとんどが京産大の学生らしき若者であったが、その中にはジャイアンTシャツを着た女子学生や、自分の左隣には、コロコロ文庫のジャイアン編とサインペンを持って、サインもらう気満々の体育会系の男子学生もいて、改めてジャイアン人気の健在ぶりが垣間見えた。もちろん、藤子ファンらしき人もちらほら見かけた。 11時。ついに開演。その直前、司会の実行委員が、ジャイアンネタのトークをするも、トークが続かない・・・。おいおい、大丈夫かよ。手際悪いぞ、おい!? そして、元祖ジャイアンことたてかべ和也氏登場!!生で見るのは、昨年春のオールナイト以来だ。「オレはジャイアンさまだ!」を歌って登場するのかと思いきや、なんと「六甲おろし」を歌って登場。あ、そうか・・・たてかべさん、阪神ファンだったっけ・・・今年の日本シリーズはどんな思いで見ていたのだろう・・・? 今日のたてかべさんは、ジャイアンカラー(オレンジ色)の帽子とポロシャツを身につけていた。たてかべさんは、出てきた途端、手際の悪い司会者に一喝。場内大爆笑。そして、自己紹介ではこんなコメントを・・・ 「え~、この春まで、小学5年生を26年留年しておりました。」 さすが、たてかべさん。場をしっかり読んでいる。続けて、「小学6年に進級するのかと思ったら、ただのおじさんにされてしまいました(笑)」といって、場内は大爆笑、大歓声の渦。 冒頭は、たてかべさんに関するクイズが出された。 1問目は「たてかべさんは、巨人ファンか阪神ファンか」 正解はもちろん阪神ファン。子供の頃に後楽園球場で、阪神の藤村富美男選手のプレーを見て以来のファンだそうだ。今日は関西に来たということあって、かなり嬉しそうなご様子だった。 2問目は「たてかべさんは一人っ子か、それとも妹がいるか。」 正解は一人っ子。ヒントで「世の中には偶然の一致というものが・・・」などというのを言っていたが、言おうとしていたのは、「偶然の一致というものは・・・そんなにあるもんじゃない。」とのこと。これには爆笑。 そして3問目は「たてかべさんは、これまで主役を演じたことがあるか、ないか。」 てっきり僕は、主役を演じたことはないとばかり思っていたが・・・ たてかべさんは、業界では「スーパーサブ」と言われているほど、サブキャラ中心で活躍されていたが・・・2001年公開の『がんばれ!ジャイアン!!』が、唯一の主演作!! うわっ、これは盲点だった~!!いやあ~失礼いたしました~。 そのあとは、司会(及び観客)からの質問に、たてかべさんが答えるという形式で、講演が進められた。声優になったきっかけは、もともとは劇団所属で、声の吹き替えはアルバイトでやっていたのだが、劇団での収入はほとんどなく、むしろ声の吹き替えのアルバイトの方が儲かっていた。それで、声優になったというわけだそうだ・・・。へえ・・・。 続いては、(テレ朝版)二代目についてはどう思うかという質問が出された。たてかべさんは、木村昴くんとは2回会っているそうだ。たてかべ氏によれば、木村くんの身長は180センチだそうだ。え~、自分も背はどちらかといえば高い方だけど、それよりも高いのかよ!!すげ~。 たてかべさんは以前ラジオ番組で、二代目へのメッセージとして、こんなコメントを寄せたそうだ。 「オレのものは、オレのもの。お前のものは・・・お前のもの。」これは、おそらく、たてかべ氏のジャイアンではなく、自分なりのジャイアンを演じてほしいという意味合いを込めたメッセージであろう。それを木村くんは聞いていたようである。 その木村くんはもうすぐ高校受験。そんなこともあってか、たてかべ氏は、このあと木村くんのためにお守りを買って帰ろうと語っていた。二代目への気遣いも感じられた。そして、来年も京産大で、今度は木村くんと一緒に出たいとも言っていた。新旧ジャイアン、夢の共演・・・早く見たいものだ。 講演は進み、観客からの質問コーナーに入る。質問した人には、なんとたてかべ氏の直筆サインがもらえるとのこと。うわあ、これはチャンス!!何か質問せねば・・・え~、何を聞こうかなあ・・・と考えていたら、ああ、終わっちゃった・・・。あ~、さっさと聞くんだった・・・残念。 観客からの質問では、大長編ドラえもんの中で一番好きな作品は?という質問。(ちなみに質問したのは、自分の左隣にいた、コロコロ文庫の男子学生。そのあと彼は、実行委員にコロコロ文庫を差し出して、サインを頼んでもらっていた。) これに対して、たてかべさんの答えは、作品のいい悪いはとにかくとして、『南海大冒険』を挙げていた。藤子・F・不二雄先生が亡くなり、ドラえもんの映画が終わるのではと思ったら、続けられることになって嬉しかったという。考えたら、あのジャイアンの頼もしい姿は、大長編でしか見られないからねえ~。その頼もしいジャイアンをまだ演じられるという嬉しさがあったからかもしれない。 (余談だが、藤子・F・不二雄先生が亡くなったとき、たてかべさんは、矢島晶子さんらと箱根に行っていたという。箱根から帰ってきて、小原さんと肝付さんからの留守電を聞いて、それを知ったという。) そして、「オレはジャイアンさまだ!」の作詞をやっていることについては、実はある作詞家との共同で作った詞だったのだが、その作詞家が、たてかべさんにこの詞を譲るということで、たてかべ氏単独の作詞ということになったそうだ。そんなわけで、たてかべさんのもとには「オレはジャイアンさまだ!」の作詞の印税が、今も入ってきてるんだそうだ(笑) 最後は、もちろん「オレはジャイアンさまだ!!」を熱唱。ついでに、声優交代後バージョンも披露。 「♪おれはジャイア~ン、元ジャイア~ン。♪」(歌詞を全部覚えていなくて申し訳ないです。) もう笑った笑った。本当はちょっと寂しいんでしょうね~。 そのあと、実行委員から花束が贈られ、大盛況のうちに講演は終了。もっと聞きたかったが、それでも十分面白かった1時間であった。 こうしてときどき、前声優の声を聞くのはいいですねえ~。近いうちに、新旧声優陣夢の共演なんてのをやってくれるのを切に願います。できたら、来年のオールナイトで・・・。 (今回のルポは、筆者のうろ覚えで書いた部分もありますので、何かもし間違いなどありましたら、コメント欄に書いていただければ幸いです。) 会場で配られたリーフレット よかったら、クリックお願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月06日 20時38分17秒
コメント(0) | コメントを書く
[わさドラ・ドラえもん] カテゴリの最新記事
|