|
テーマ:小学生ママの日記(28647)
カテゴリ:三姉妹
日曜日に受けた、超難関塾の学力診断テストの結果を元に、個別相談会を開いてくれたので行ってきた。 ダーリンが私の送り迎えをしてくれた。塾へ向かう車中、誰かが零点を取っていたら、ショックで破水するかもと、びびっていた。大丈夫、妊婦相手にきついことは言わないはず。やんわり遠回しに「できてませんね」と言われるだろう。と言い聞かせた。 塾長直々に、面談してもらえた。当日、試験官も勤めたらしくテストに向かう姿勢など3人の様子を細かに説明してくれた。 テストの結果はと言うと…
長女 国語42点 算数30点 次女 国語50点 算数39点 三女 国語96点 算数67点 三人ともひどい点数をとっていると思っていたので、三女が意外にできていたのに驚いた。しかし、上二人はひどすぎる。 もともと塾に通わせる余裕はない。学力を診断してもらって、「ほうら、お前らはこんなにできが悪いんだから、もっともっと勉強しなあかん」と思い知らせるのが、目的だった。 三女については「よくできてます」と褒められてしまった。入塾を勧められたらどうしようと、思ってもみなかった心配事が。 「今回同じテストを受けた3年生の中では、国語は一番。合計点でもかなり上位の方です」 「は? 一番ですか…」 三女は、かけ算九九を覚えるのがクラスで三番目に遅かったのに、国語はできたのか……。 おまけに算数も悪くはなかったらしい。 その後も、一人一人、テストの問題と解答を照らし合わせながら「こういうところが弱くて、ここをきっちり抑えなければいけませんね」など、丁寧に解説をしてくれた。 そして、「三人とも、塾に通えばのびますよ。特に、6年生のお姉ちゃんは、テストの間も少しでも点数をとりたいと、あきらめずに解いていました。問題の半分は、学校では習ってない内容なので、かなりしんどかったと思うのに、取り組む姿勢がよかった。もっとできるようになります」 喜んでいいのか…いやいや喜べるはずがない。3人を塾に通わせるお金はない。 「入塾にはテストが、あるのでは?」 「このテストは入塾テストを兼ねています。高校受験でトップ校をねらうコースには合格です。」 そして、授業料や教材費、施設費で3人月々5万円を超え、夏期講習などは必須で、だいたい普段の倍かかると説明された。 「正直、受かるはずがないと思っていたので……上二人の学力で授業について行けるか心配です。」 「それは大丈夫です。一教科100分の授業で、丁寧に解説します。最初はきついでしょうがそのうち追いつきます。」 「できるようになれば嬉しいです。でも、私が産休でなければなんとかなるんですが、ちょっと3人通わせるのは厳しいです。」 「どなたを通わせるか、ご主人と、相談してください」 「はい、そうします。」
塾長に見送られ外に出ると、ダーリンが待っていた。 「どうだった。ひどいこと言われへんだ?」 「いや、三人とも通ったらのびるって」 「へ? はいれんの? 嘘やン」 ダーリンは幼い頃この塾に通い、その当時京都で一番の難関中学だった男子校に合格した。塾が厳しいのを知っている。 「経営が、苦しいんちゃうやろか…」 上二人の点数で合格にするなんて、そうとしか考えられない。と、実は面接中から疑っていた。 「少子化やし、そうかもな。でも、通わせてもらえるんなら力はつくとおもうけど」
さて、どうしたらよいものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月15日 23時19分38秒
[三姉妹] カテゴリの最新記事
|
|