明日は、大井競馬場でジャパンダートダービーがあります。
私の狙いは、岩手のロックハンドスターです。
ジャパンダートダービーの見どころ
◆3歳ダート頂上決戦!
14日(水)、大井競馬場で行われるジャパンダートダービー(3歳、JpnI・ダート2000m、1着賞金5000万円)は、今年で12回目を数えるダートグレード競走。1996年から秋に行われていたスーパーダートダービーを母体に、中央勢と地方勢の対戦という図式はそのままで、3歳ダート王を決める注目度の高いレースで、過去の優勝馬にはゴールドアリュール、カネヒキリ、フリオーソ、サクセスブロッケンといった後の活躍馬が名を連ねている。
◆重賞2連勝中のバーディバーディ
ダート戦に限れば[5-1-0-0]と底を見せていないバーディバーディ。前々走の兵庫チャンピオンシップ(JpnII)で後続に5馬身差をつける圧勝劇を披露すると、続くユニコーンステークス(GIII)でも他の追随を許さない堂々の勝ちっぷりで、重賞2連勝を達成。その勢いからかなりの注目を集めそうだ。
◆強力なJRA勢
バトードールは近親にトゥザヴィクトリーなどがいる良血馬。前走のユニコーンステークスでは、直線早め先頭に立つも、バーディバーディに交わされて2着に敗れたが、2走前には、過去にゴールドアリュール、カネヒキリ、サクセスブロッケンが制した出世レース・端午ステークス(OP)を制しており、巻き返しが期待される。
コスモファントムは、東京優駿(日本ダービー)(GI)こそ10着に大敗したが、その他のレースでは芝・ダート問わず、3着以内を確保し堅実な走りを見せている。2歳時には後の皐月賞馬ヴィクトワールピサや日本ダービー馬エイシンフラッシュとも互角の走りを見せていた素質馬。今回は11か月ぶりのダート挑戦となる。
また、伏竜ステークス(OP)などダート4戦3勝のトーセンアレス、ダートでは3戦3勝の牝馬ミラクルレジェンドも軽視できない存在だ。
◆ジャパンダートダービーまとめ
3歳馬のダートチャンピオンを決める一戦。過去10年で1番人気馬は4勝しているものの、連対率は5割とやや不振。1番人気で制した4頭は全て単勝1倍台で、今年人気が予想されるバーディバーディの取捨は単勝オッズを参考にしても良さそうだ。
また、牝馬は過去10年で2着馬が1頭(04年アクイレジア)出ているのみで、絶対数が少ないことを考慮してもやはり不利と言わざるを得ない。今年出走するミラクルレジェンド、エレーヌがデータを覆すことができるか注目だ。
昨年はJRA勢が掲示板を独占したが、それ以前の9年は3着以内に1頭は地方所属馬が必ず絡んでおり、3連複・3連単の馬券購入の際は覚えておきたいポイントと言える。