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カテゴリ:音楽漫画
まずね、作者の絵が好きですね。 ロックに詳しくない人のための 『SHIORI EXPERIENCE』解説。 ちゃんと書き分けていることを見抜くべし! というのは、ここ最近、僕が ジミヘン・モデルのストラトを入手してから 凝っている「グッズ」関連について ブログで書いてきたことに関連している。 それは、ズバリ、 ストラップの位置。 シオリのギターはもちろん、 右利き用のギターを左利きで使う。 人のギターを借りて使う場合も。 のであるが、 その場合、自分の物は(表紙なども含めて) すでにストラップ・ピンの位置を 逆側に付け替えてある。 こういうこと。 人の物(吹奏楽部の備品)は、右利きのままのストラップ位置なので、 ネックを押さえる腕より、下に ストラップが繋がっている。 と、実際に、左利きだとして付けてみると。 この違いだ。 左写真は、借りた場合のストラップ位置。 右写真がシオリの自分所有物と同じ位置。 == 何故か、ストラトが、全部、SSHである。 SSHってのは、ピックアップが 「シングル/シングル/ハムバッカー」ということ。 ジミヘンは 「シングル/シングル/シングル」のSSSなので。 まぁ、現代的ってことか。 では================ えー、ジミヘンについて、あまり知らない人のために 書いていますんで、 「それくらい知ってるわ!」という感情は捨ててください(笑) EXPERIENCEは、もちろん、 ジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンス というバンド名からです。 ちなみに、ジミは「バンド・オブ・ジプシーズ」ってバンドも やってました。 バンド漫画には、ジミヘンの絵は、ほぼ80%出てきます。 (これは「あるある」です) しかし、 ジミヘン本人が出てくる漫画は初めてです! 素晴らしい。 ってか、これがジミヘン本人と言い切ってしまってもアレなのだろうけども。 だからこそ、 ジミな私に、ヘンなおじさんが取り憑いたって設定ですな。 痛快です。 たまらんです(笑)。 で、主人公シオリ(本田紫織)26才は、ジミヘンと会話するんで、 英語教師であると。 あ、紫織が、詩織とかじゃない「紫」なのは、 ジミヘンの代表曲「紫の煙」からですね。 (NHKの「あまちゃん」を見てた人には、ユイちゃんの携帯の待ち受け画像が、 ハゼ・ヘンドリックスだったのは、紫の煙「purple haze」が「ハゼ」だからよん) で、ジミヘンの衣装が、現れる度に違うんだけども、 それでもって、本物とは微妙に変えている。 最初に表れた時は、ウッド・ストック。 次が、モンタレーとかね。 27才ってのは、 大物ミュージシャンが、死ぬ歳。 もちろん、ジミヘンも27才で死んでいる。 他には ブライアン・ジョーンズ(ストーンズ) ジャニス・ジョップリン(女性歌手) カート・コバーン(ニルバーナ) ジム・モリソン(ドアーズ) と ロバート・ジョンソン(ブルースマン) で、彼らのことを「27Club」って言います。 それが、漫画内でジミヘンが持っている本のタイトルね。 で、「クロスロード」ってのは、 ロバート・ジョンソン(最初に27才で死んだ)が、 最初は下手だったのに、少しの間、行方不明になって 帰ってきたら、すんごい上手くなってて、 それは、十字路で悪魔に魂を売ったからだ、と 言われているその「十字路」。 (まぁ、彼らの場合、 本当に、27才までに伝説を残さないと死ぬという説があるのではなく、 死んじゃったのもあって伝説になっている & 死ぬ前に伝説は作れている方々なのに 死んじゃってはいる。。。) 誰か(?(笑))が、魂と引き換えに ギターを上手くして、と悪魔に伝えたはずの場所が「十字路」。 まぁ、この辺りを、もう少し漫画で味わいたければ 別のバンド漫画『俺と悪魔のブルーズ』で、どうぞ。 そのクロスロードで、誰か(?(笑))が 漫画冒頭で唱える呪文は、 チッレグ=グレッチ ソンギブ=ギブソン ダンフェー=フェンダー 全部、ギター・メーカーですね。 ======以下、ネタバレあり======= まぁ、最初読んでいって、まさかジミヘン本人が登場する なんて、思ってもみないので、 タンスでタバコ吸っている場面で大爆笑でした。 & これは、 ピエール瀧が、織田信長で出てくる ガスパッチョのCMにも似てるので、さらに痛快。 で、高校の頃に、バンドを組んでいた女子バンド、 「紅コアラ団」ベーシスト八千代は、 我が輩が作っている「バンド漫画あるある」 の、「女子ベーシストは長身でカッコ良い」です。 まぁ『けいおん!!』で言う、澪ですな。 「紅コアラ団」は、とんねるずの「紅鯨団」から? ほいで、 ドラマー百華の子供がカワイイっす。 この子供達には、ジミが見えているというね。 あ、そうそう、レンタル・スタジオで借りたギターも もちろん、ジミヘンが使ってたフライングV。 これは、先の『少年よギターを抱け』とは違う、Gibson系。 で、単行本でのカラー・カバーの裏のエフェクター絵は ジミヘンが使っていたので有名な (&僕が、このメルマガで色々書いている) ファズ・フェイス、 ロジャー・メイヤーのオクタヴィア(オ)、 後ろのは、VOXのワウ。 しかし、 あれほど酒好きだったジミヘンは 酒飲めないんだね、、、カワイソスに、 あれ?でも、タバコは吸えるんだ、良かったじゃんジミ(笑) まぁ、1,2巻同時発売の漫画ですが、 あえて、今は、1巻だけ読んで書いています。 この先のシオリ以外の事でのお楽しみは、 トランペットの光岡部長の心の揺れと、 あと、少しどうでもいいかもしれないけども 新しいスマートフォンを壊した男子生徒の今後?ですかね。 ↓クリックしてね↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.26 16:24:50
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