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殿上人日記

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2018年11月08日
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カテゴリ:名古屋より


​お店も少ない田舎に住んでいるので、休みとも
なると、娘は大きなショッピングモールに​行く
事が好きで、娘が富士市にいる時は当地方には
なかった、「ららぽーと」の磐田店や横浜店に
出かけた事もあった




そんな今となれば懐かしいららぽーとが、今秋
東海地方にも初出店をしたので、娘、早速にも
行きたがる。でも私的にはせっかく名古屋まで
行くのなら、ららぽーとだけでは勿体ないので
名古屋で何かやってないかとネット検索したら




昨秋の東京上野を皮切りに、全国を巡回中の
「古代アンデス文明展」が、名古屋市博物館で
開催中だというので、これは、もう行くしか
ないです。娘は一足先にららぽーとに行くと
して、私は地下鉄桜通線で最寄り駅の桜山に
GO!




昨年のゴジラ展以来の市博物館到着。チケットは
事前にいつものジョイセブンで800円で購入
出来た。私が日本史とか好きそうだとは察しが
つきそうだが、幼い時には手塚治虫のTVアニメ
「リボンの騎士」や「海のトリトン」の影響で
外国の歴史が好きで




特に古代が好きで、大人になったらイースター島に
行きたいとか思っていたけど、イースター島なんて
おいそれといけるもんでもないし、エジプトとかも
テロあるし・・なんて感じで、いいとこイタリアや
スペインのローマ遺跡しか行けてないけど




遠方の海外旅行の何が嫌って、飛行機酔いと
時差ボケで寝れない辛さ。それだけに地球の
反対側の南米にある天空のマチュピチュ遺跡
などは高山病まで加わるとなれば、まず行く
気持ちも起きないし




せめて南米からはるばる日本へやってきた
古代アンデス文明の数々のお宝を、楽しむ
事としよう♪  




博物館の入り口に、わかりやすいパネルが
あったので、それ読んで貰えたらいいです




アンデスと聞いて、アニメっこだった私が一番
最初に思いついたのが、少年マルコがイタリア
からアルゼンチンへ渡るアニメ「母をたずねて
三千里」の主題歌での、♪遥か~草原を・・・
(中略)アンデスに続くこの道を♪ だけども




時代的にはこんな感じです。色んな文明が
ありました




そして黄金。この存在が今回の展覧会に
足を運ぼうと思った、重要なポイント
でして




更に「ウィキペディア」で補足もしてみると
>アンデス文明(アンデスぶんめい)とは、1532年の
>スペイン人(白人)によるインカ帝国征服以前に、
>現在の南米大陸、ペルーを中心とする太平洋沿岸
>地帯およびペルーからボリビアへつながるアンデス
>中央高地に存在した文明。





>メソポタミア文明・エジプト文明・インダス
>文明・黄河文明といったいわゆる世界四大文明
>などと異なり文字は持たない。その担い手は、
>1万2千年前に、ベーリング海峡を渡ってアジア
>から移動してきたモンゴロイド(黄色人種)の
>中の古モンゴロイドとされる。




>新大陸の諸文明や諸文化は、メソアメリカ
>文明や北米先住民の諸文化も含め、ことごとく
>ヨーロッパ人(白人)の侵略によって滅ぼされるか
>変容を余儀なくされてしまったが、アンデス文明の
>場合、その一部は現代でもまだ根付いている




>インカ期から続くアイリュと呼ばれる血縁・
>地縁組織が機能している所もある。農具でも
>斜面の多い土地では、インカ期とほとんど
>変わらない踏み鋤が用いられている




>アンデス文明に存在した精神世界は徹底的に
>破壊されたが、それでも形を変え現代でも
>生き残っている。特に、大地の神パチャママ
>への信仰は、先住民社会に深く残っている




>都市部においても祭りなどの中にパチャママ
>信仰に基づく慣習があり、アンデス地域に住む
>人々に広く浸透している。なお、これら在来の
>神は、カトリックの聖人と同一視されることが
>多い。 
    ウィキペディアより転載させて頂きました




嬉しい事に、今回の展覧会は一部エリアを除き
その殆どの美術品が、撮影(フラッシュ厳禁)が
出来て、ブログやSNSなどを使って、皆さんも
紹介をしているので私も♪ 展示(文明)順に
並べようかと思ったけど




自分なりに感じたテーマ別にしてました。なんか
ヘタウマというか、自分の子供の頃を思い出す
ような、素朴な楽しい作品が多いと思いません?




それ以上に、古代アンデス文明展と言われ
なければ日本のものではないかと思うような
ものすら幾つもありました。やっぱアジア系
民族であるというのもあるのかなぁ?




これなんてマグロ缶のパッケージにしか
見えないし。ポール・スミスの2018
春夏テーマのもろ日本的なマリンの作品
かと思っちゃう

ポールスミス(Paul Smith) 2018年春夏メンズコレクションがマグロ推しすぎてヤバい




ぱっと見てこれがアンデスのものだと思う
日本人は少ないんじゃないかと。どう見ても
日本の色合いでの絞り染めには驚いた。同じ
美意識を持ってたのか




麗子像?




奈良の仏像?




アイヌのサケ?




すごく自分のDNAに繋がるような違和感
ないものが幾つもあって、失礼ながらすぐ
お隣の韓国や、中国よりも親近感が沸いて
しまうような錯覚すらも




で、ネットで日本人とアンデスについて検索を
したら、縄文人が海を渡りアンデス文明を作り
あげたのではないか?なんて説が出てきたりも
アンデスに限らず、古代ヘブライとかチベット
なども日本と共通点が多いとか色々あるが




どんなもんだろうね~。だいたいが日本国内
ですら縄文人だ、弥生人だ、朝鮮半島からの
渡来人だって単一でもなかったし、顔つきも
文化も地域で色々。アイヌだ、琉球だ、熊襲
蝦夷などなど・・・平井堅さんとか日本人に
見えないような濃い顔立ちだし




うちの旦那はいわゆるおしょうゆ顔で、姑の
系統の顔立ちだと思うけど、眉まで細くって
麿っぽい。かたや私の兄は眉も太くぱっちり
目元の東南アジアぽい顔立ちだったりもする
かなり前に亡くなった父親の若い時の写真は
まるで織田裕二みたいだったし




そんな日本は少子高齢化で人手不足にも
陥り、本格的に外国人労働者を受け入れる
ようになるそうで、街には日本語を話す
(カタコト、話せない)様々な民族が闊歩
するようになるみたいだ。思うに日本人
労働者を含めて低賃金、格差はますます
進みそうだが、70才過ぎても働かされる
よりはいいかも




動物の彫像も多かったのですが、これは
リャマみたいです。古くから家畜として
飼われ荷物の運搬もしていたという。一躍
ブームとなった同じラクダ科のアルパカは
毛を使用する為に飼われた




この鋭い爪は何がモチーフ? ここまでは
どこかしらユーモラスなものを並べてきたが
死を感じさせるような、不気味なものも
幾つもあった




と言うか、アンデス文明展の終盤は撮影も
禁止となっており、勿論ここに写真も紹介
出来ないのだが、いわゆる木乃伊・・・・・
三体のミイラや、開頭手術を受けた跡のある
頭蓋骨なども並んでいた

朝日新聞「布に包まれたミイラ、頭骨に手術痕 アンデスの死生観」




もともとが乾燥していてミイラも作りやすい
環境みたいだが、かわいい子供が亡くなって
お金持ちがミイラにしたのかと思ったら、実は
インカでは、帝国の発展と繁栄と神にささげる
為に、生贄にされた子供たちがミイラにされ
神像のように敬われていたそうだ




日本でも城を建てたりするのに、人柱をたて
河川の氾濫を鎮めたりする時などに人身御供
といった風習があったそうだし、神話なども
ヤマタノオロチに捧げられるクシナダヒメを
助けたスサノオだとか。この後に、日本での
人身御供の事を30分は検索し、え? まさか
本当に?とビビる。でここに紹介するのは
やめておきます




それにしても、なんでみんな対なんだろうか
偶然? 今春にペルー北部に存在したチムー
王国で、生贄にされたと思われる子供たち
約140名の人骨ととラマ200頭の骨格が
発掘されたそうだ

日経スタイル「子供140人生贄 550年前のペルーで何があった?」




人身御供とかメキシコの古代アステカ文明が
有名で、多くの生贄が必要なので確保の為に
戦争をしたくらいだそうだ。古代アンデスの
話からどんどん、エスカレートしていきそう
なので、この辺で生贄の話から逸れますけど
いや・・・歴史の闇は恐ろしいです




自分の首を切って、神に捧げている人物
なんだとか・・・・もはや言葉も出ないです




日曜日で幼い子供を連れたファミリーも
幾組もいましたけども、大丈夫かなぁ~
頭蓋骨や木乃伊~。私は今でもイタリア
ミラノのサンタンブロージョ聖堂の聖人の
ミイラや、スペインのエンカルナシオン
修道院での聖女テレサの指とか頭の中に
鮮明に焼き付いているのに




皆さん、エルドラドって言葉は知ってますか?
ウィキペディアによると

>エル・ドラードは、南アメリカのアンデス
>地方に伝わる黄金郷(おうごんきょう)に
>まつわる伝説である。転じて、黄金郷自体を
>指す言葉としても使用される。大航海時代に
>ヨーロッパ人の間で広まった噂である




>エル・ドラードとはスペイン語で「金箔を
>かぶせた」、または「黄金の人」を意味し
>16世紀頃までアンデス地方に存在した
>チブチャ文化(ムイスカ文化)の儀式が
>基になっている




>この地方では金の採掘と装飾技術が発達し
>コロンビアの首都ボゴタより北に57キロ
>メートルの所に、山に囲まれたきれいな
>円形の湖がある。このグアタビータ湖では
>その土地の首長が全身に金粉を塗り儀式を
>行う風習をもっていた




>大航海時代にスペインのコンキスタドール
>達がこの噂を聞き、この話に尾ひれがついて
>アマゾンの奥地には黄金郷があるという
>伝説となった。(中略)ヨーロッパ人が
>想像したエル・ドラードではなかったが




>コロンビアには前述のチブチャ文化以外
>にもかつてはキンバヤ文明、タイロナ文化
>シヌー文化が繁栄し、またペルーには
>チャビン文化を継承した北海岸のモチェ
>文化、シカン王国、チムー王国に見事な
>金製品を生み出した技術が存在していた
>ことが明らかになっている




マルコポーロの東方見聞録には、日本が
黄金の国ジパングと記述したそうだけど
実際に来日したのではなく、人の噂話を
中国あたりで伝え聞いたものだそうだし
コロンブスもジパングを目指して船出した
なんて話も




黄金郷こそなかったが、様々な黄金製品が
出土するアンデスにおいて、インカ帝国の
時代の金製品が残されていないのは、↑の
理由から




インカの貴金属類はスペインの侵略で、その
殆ど持ち去られた中で、この人物像は数少ない
貴重なもので「カパコチャ(人身御供)」の
儀礼に用いていたものだ。ぶるぶるぶる~
やっぱ、そうきたか




死者を包んでいた織物




つい昨日にでも編まれたような繊細なレース

今後も古代アンデス文明展の全国巡回は、名古屋
から、富山、大分、静岡、福岡へと続きます

名古屋での「古代アンデス文明展」公式HP




もっと早くに見終わるつもりだったのが
まさかの撮影OKという事で気が付いた時
には、もうお昼近くとなり、ららぽーとへ
行かなきゃと思いつつ、ついつい常設展の
名古屋の歴史も




太平洋戦争後28年ぶりに、グアム島で地元の
漁師によって発見をされた、故横井庄一さんは
愛知県愛西市出身で、帰国後は名古屋市内で
お住まいになっており、グアムでの愛用品が
展示されていた




古代アンデス文明展のお土産は、いつもの
マグネットもあったけど、ひとめぼれで
アルパカのポーチが、ユルかわいかったので
購入。裏にフックがあってカバンとか色々
ひっかけられます




   平成30年11月3日に名古屋市立博物館で撮影

   リンク先ののミイラ、生贄の記事は写真付きなので
   小心者の方はお気を付けください

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最終更新日  2018年11月08日 17時15分06秒
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