|
カテゴリ:音楽
つねにラッパが足りない、と聞いていたビッグバンドの練習を、見学させていただいた。 白状すると、そんな約束のことはすっかり忘れて、夕方から寝ていたワタクシ。 なにやら視線を感じて目をさますと、ダーリンが入り口から顔半分・体半分だけを見せて、立っていた。 な、なんすか。 ・・・・(じぃぃぃぃぃぃ) あ、散歩に行きたいのん? ・・・・(にやっ) というわけで、外に出る用意をしていたときに、ああ、本当に思い出してよかったよ。 ぴっきーんとひらめいたのです。 ビッグバンド! そこで、ダーリンには一人でお出かけていただき、ワタクシは自転車片道30~40分(なかなか最短距離がつかめない。今度、地図で調べておこう)のスタジオへ、寝起きアタマでゴー。 トロンボーン4本、 低い音が出るっぽいぐるぐるのトロンボーン1本、 ラッパが3本、 アルトサックスが2本に、テナー1本、バリサク1本。 リズム隊は、ベースとドラム。 結構な大人数(全員じゃないそうですが)の皆さん。 ワタクシは座る場所をつくっていただき、そこで3時間、見学三昧。 イキナリは吹けんし、様子はわからんしで、つぶさに見学をいたしました。 つくづくと思うに、オンガクを愛してやまない人は、たくさんいらっしゃるなぁ。 お仕事をされながら、子育てをされながらなどなど、本当にすごいと思う。 こういう方たちはたぶん、一生オンガクを続けるんだろう。 さて、見学で印象に残ったこと。 ■「トランペットのハイトーンと、サックスのソリは避けてとおれない」というリーダーっぽい人の言葉 そーなんか。 やっぱりなぁ(げんなり)。 ■みんなが笑うところが、あたしにはおかしくない でもよく見れば笑ってない人もいたので、これは大丈夫そう。 ■ラッパの女子がかわいい かわいい上に、うまい。 きちんと左手の薬指で、管のながさを調整して音をとっていた。 へぇ、こうやるんだぁと思って注目したら、その薬指の細さにびっくり。 いやぁきれいな手ですなぁ。 あたしゃ、おっさんか。 ■「足でリズムをとるのはあんまりよくない」という中心人物っぽい人の言葉 わかりました。 ■「1と3だと吹奏楽っぽくなる。2と4を意識して、スピードのある音に」というアクセントのお話 で、そうするためには、もわーんとした音を吹いてはダメ。 アタマが重いのもダメで、 「トゥートゥー」という出だしにするといいんだそうです。 ■「この曲は、あと20ぐらいはやい」という会話 はやさまで譜面どおりなんだなぁ。 びっくり。 ■ソリストが少ない、ソロのシーンも少ない もっぱら、テナーさん、ラッパさん、トロンボーンさんの決まった方がとられていましたが、 全員にソロがまわってくるよーなことはないんですね、たぶん。 ■ラッパの音が小さい 横並びに座っていたため、音が聴こえなかったせいもあるけれど、 わりと小さい音で吹かれている、という印象。 全体のバランスを考えていらっしゃるのかしら。 なんだなんだ、結構あたし、印象に残ってることが多いなぁ。 てか、まだまだ書こうと思えば書ける。 そんぐらい、刺激があったということか。 帰り、だれもがワタクシには声をかけず、早々に解散。 来る者は拒まず、去る者はおわない団体なんだそうだ。 かろうじて話しかけてくださった方が言っていた。 なにやら懐かしいフレーズであることよ。 (学生時代、所属していたジャズ研がまさにソウだった) ちなみに、その方はビッグバンドの「マネージャー」でもあるそうで、 「次来るようなら、参加費もらいますからね、今日はいいですから」 とのことであった。 一回1,000円だって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|