『未熟なボクら ―もう一つのNARUTO-ナルト物語― 』
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「あとがき その14 ~キャラ別裏話 サスケについて~」
(ゲストキャラ:サスケ・ナルト・夢之助)
※ゲストキャラは『未熟なボクら』連載終了直後に来てもらいました。
みなさま、こんばんは☆ 管理人りゆなです(ぺこり)
今日はキャラ別裏話 サスケ編になります。
サスケのテーマは、「仲間を捨てて復讐の道へ進む」という、原作通りのものです。そして、このテーマは目標でも乗り越えるものでもなんでもなく、ただそうしなければならなく、悲しい思いをするという、救いようのないものです。作中でも、仲間たちが大切にしてくれた分、よけい辛かったかもと思います…。
サスケ 「そんなことより何故また夢之助がいるんだ。普通はサクラだろーが! それかカカシとか! フン贔屓キャラめ。それによくもオレの家の名義を書き換えやがったな!」 ※「あとがき その13 ~キャラ別裏話 サクラについて~」参照
夢之助 「あ、庭のトマト畑だけど、きゅうり畑に変えちゃったから。ボク、トマト嫌いだし」
サスケ 「何っ!!!!! 貴様よくもオレが汗水鼻血垂らして心血注ぎ込んで育てたトマトちゃんを……!!!」
まーまー^^;(トマトちゃん?…ってえええサスケくん壊れないでお願いだから><)
ナルト 「サスケ……トマトあげるから、帰ってこいってばよ……」
サスケ 「……いいだろう」
まぢでか((゚Д゚;)))←誰
ナルト 「トマト一つでこんな簡単に連れ戻せるのに……(←違! by管理人つっこみ) なんでサスケは話の中で行っちまったのかなぁ……」
それはですねぇ…「あとがき その2 ~ストーリー全体について~」に書いてあるので読んでみてくださいね。
ナルト 「やっぱりトマトをあげなかったのがいけなかったのかなぁ……」←読んでない
(もういいや……)裏話入ります。
サスケは上記のように、ストーリー初めから仲間の元を去ることを決めていました。それと分かるところは、仲間に距離を置いたり、冷たく当たったりしていたところ。読んでいて感じてくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、サスケはその時仲間への情がわかないようにと頑張っていたんです。けれど、結局ダメだったから、辛い思いをするんですよね…。
具体的なシーンでは、例えば、第13話「いつも何も出来ない」でシカマルの心配をする輪に入らないサスケ・第14話「皆で重ねた手」で円陣を囲むのをとまどったサスケ・第15話「一緒にいられたらいいね」で(七班が)ずっと一緒だといいねと言ったサクラの言葉を聞き空をあおぐサスケ……結構ありますね;; 他には、サクラに、オレに仲間とかそーいうことを求めるな、と言ったことや、夢之助呪印解放のとき初め参加しなかったことなどがあげられます。例外なのは、オリキャラ夢之助にちらほら本音を語ったことですね。
夢之助 「うわぁ! サスケお兄ちゃんってそんなにボクのこと好きなんだ!」
あ、それは夢之助がしつこくサスケくんに聞きまくったからです(きっぱり)
ナルト 「そーだそーだ! お前なんかサスケにとってどーでもいいから、逆に話したんだってばよ!」
それが、どーでもいいワケでもなくて…夢之助はうちはの血を継いでいて、孤独という点でサスケと似ていましたから……。
ナルト 「なんでっ、なんでっ!? オレだって孤独キャラだってばよー! くそぉなんで夢之助はうちはの血なんか継いでるんだってばよ」
それは書いてたら、いつの間にかそーいうことに。つまり話の成り行き上たまたまそうなったってだけですね。
夢之助 「(フリーズ)」←ガラガラと崩れ落ちる音が…
ここで(あくまで)管理人的に、最大の裏話を……。
クライマックス第71話「未熟なボクら」での、サスケの心の声。「木ノ葉の里での、幸せな未来がほしかった」 四代目が夢でナルトに言っていた、サスケの心の声とは、この言葉なのですが……。そこで管理人、感情輸入しすぎて泣いてしまいました(うわぁ公表するの恥ずかしいですね///) 普段の執筆では、胸にぐっとくることはあっても、泣くことはほとんどないのですが……(それにキャラから少し距離を置いて客観的に書いたりもしてますし…) このときはダメでした。温かい仲間と幸せな未来を捨てなければならなかったサスケが、かわいそうでかわいそうで……。この辺りは原作でも、賛否両論あるのは知っています。原作で、ナルトを殺そうとしたことは、はっきりいって非道いの一言ではすみませんし……。それでもサスケはうちは一族の運命を復讐という形でを背負わなければならないので(少なくとも本人はそうじゃなければならないと思いこんでいるので)かわいそうなコだと思います…。
『好きとかキライとかそーいう問題じゃねぇのは兄ちゃんのイタチで……』
第71話のナルトの台詞です。これは管理人的見解になっちゃってます。サスケは原作で「オレの夢は過去にしかない」と言っています。昔の優しいイタチ兄さんが大好きで、そして今もそれを求めているのかな…と。サスケにとってイタチ兄さんは、「殺したい」はなくて「殺さなくてはならない」相手なのかな…と思うのですが……。そのあたりどうなのですかサスケくん。
サスケ 「……」
む、無視ですかい……_l ̄l○
『お前が一番キライなのは復讐者になる自分……』
同じく第71話のナルトの台詞です。これも上記同様、管理人の想像が入ってます。でもこれは当たってると思うのですが…。だってお兄ちゃんを殺さなければならない人生なんて、本当は嫌なはずですから。だってサスケはやっぱり、七班のみんなとの幸せな未来を夢見ていたのですから。
ナルト 「そっかぁ。よかったなーサスケ。トマト一つで里に戻れて!!」
サスケ 「ああ。庭のきゅうり全部引っこ抜いて、トマトを育て直さなければな……」
夢之助 (←さっきので石になったまま)
ずっとトマトネタですかー^^;^^;
あっ、ボツねた見つけました。こんなの……。
(サスケが里を出る前日、自室で、第七班の写真を暗がりの中見つめ……)
サスケの目に、涙が浮かぶ。
写真の上に、涙が落ちる。
サスケの頬を、涙が伝う。
ナルトの顔に、涙が光る。
涙は、サクラの顔にポタリと落ちた。
この文章は校正前なのでぐちゃぐちゃですが、気にしないでください(←え) 原作で少しニュアンスの似ている場面があったのと(これを書いている現在まだアニメ疾風伝には出てきていないシーンです) サスケはどんなに辛くても泣いたりしないキャラ(例外もありますが…)というのを考慮して、やめました。
サスケ (よかった……)←ものすごくホッとしているらしい
泣いてくれたほうが管理人のツボだったんですけどね。
サスケ (思いとどまってくれて本当に良かったぜ……)←ものすごく安堵しているらしい
上の文は校正前なので意味ふー(意味不明)ですが、一応説明しますと……。サスケが泣いて七班の写真に涙を落とす。それはナルトの顔に落ち、涙が光る。もう一つ落ちた涙がサクラの顔に落ちて…。七班みんなで泣いているんだっていうイメージシチュエーションです。七班の悲しみをこんな風に表現してみたかったのですが、上記の理由でやめました。
結局サスケは夢の中でしか泣けなかった…サクラがそれに気付いています。クライマックスでその涙を見たのはナルトです。
えーと、そろそろ終わろうと思うので、ナルトくんしめてくださいな。
ナルト 「分かったってば! えっと次回のキャラは……キャラはぁ……えーと……うーん……」
サスケ 「どうしたナルト……」
ナルト 「なぁサスケ……お前代わりに言ってくれってばよ……」
サスケ 「? ああそういうことか……。分かった」
サスケ 「次回のキャラは……金髪バカ面、間抜けでウスラトンカチなアイツだ……」
……
((゚Д゚;)))
ナルト 「ちっがーう!!! もっとこう、かっこいいヤツ!! いろいろあんだろーっ!!!」
サスケ 「フン……うるさいヤツだな……」
サスケ 「次回のキャラは……っとその前に……聞け夢之助!!!」
夢之助 びくっ! 「はっ、はいいっ! なあにお兄ちゃん!?」
サスケ 「お前のあとがきよりオレの方が長いぜ! ふふん思い知ったか贔屓キャラめ!!!」
夢之助 「ひっひどいっ! ボクなんか結局誰にも相手にされないオリジナルキャラなの? ボクはこれからどうやって生きていけばいいの!? 人生の道が閉ざされたよ! 希望の光が遠ざかっていくよ! もう立つ力さえ残ってないよ!」
ナルト 「だからお前おおげさすぎだってば! それよりオレのあとがきはさらに長くなるんだろーなぁ。オレってば主人公だってばよ! 当然サスケの三倍はないと……」
サスケ 「なんだと!? オレは原作の名を『SASUKE』と勘違いされるほどの重要キャラだぜ!?」
夢之助 「ボクは……ボクは……_l ̄l○」
あのー……早くしめてほしいんですけど……;;
サスケ 「うるさい今取り込み中だ!!!」
がーーーーーん!!!!!
サスケ『次回のキャラは、サクラと一緒にオレを必死で止めてくれた、アイツだ……』
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