るろうに剣心連載小説『剣と心』第七十六話「師匠と剣路」(第二部)をFreepage List(フリーページ)にアップしました。
『剣と心』は、剣心の子供剣路と、弥彦の子供心弥が、飛天御剣流と逆刃刀の継承をめぐり対決する物語です。
初めから読んでくださるかたは本編or目次or設定から。
~第一部の簡単なあらすじ~
剣路十歳。父の剣心が大嫌い。心弥四歳。母、燕似の泣き虫。
仲良く育った二人だったが、やがて弥彦の跡継ぎを競う好敵手となっていく。
ある日、弥彦の跡継ぎをかけて勝負をした二人。剣路の飛天御剣流に、心弥は神谷活心流で対抗。だが、その時の事件で運命の輪は狂い。
剣路は心を閉ざし、心弥もまた傷つき。
苦しみながら、それでも剣を振るい過ごした三年間。
※第二部予告はこちらから。
~第二部前回迄の簡単なあらすじ~
剣路十三歳。道場破りをして過ごした三年間。剣の腕は格段に上がったが、歪んでしまった彼に声をかけるものはなかった。
心弥七歳。剣路に追いつかず苦悩しながらも、弥彦の跡を継ぐため猛稽古の毎日。
剣路の弟で心弥の親友である和の身に起きた悲劇。それぞれの思いを胸に、剣路と心弥は比古の元へ。共に弟子入りした二人は、いつしか心を開いていく。だが、突然東京に帰されることに。帰郷した二人は、様々な人と触れ合う。二人は京都へ戻り、修行を開始する。
☆予告編☆(第七十六話)
話を聞くなり、比古は剣路を殴り飛ばした。
「師匠。剣路兄ちゃんのこと、心配じゃないの?」
夕食を食べながら、心弥は比古を見上げる。
「剣路兄ちゃんは、行かないで……」
剣路『次こそは比古に……』
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『剣と心』第七十六話「師匠と剣路」