るろうに剣心連載小説『剣と心』第七十八話「前夜」(第三部)をFreepage List(フリーページ)にアップしました。
『剣と心』は、剣心の子供剣路と、弥彦の子供心弥が、飛天御剣流と逆刃刀の継承をめぐり対決する物語です。
初めから読んでくださるかたは本編or目次or設定から。
~第一部の簡単なあらすじ~
剣路十歳。父の剣心が大嫌い。心弥四歳。母、燕似の泣き虫。
仲良く育った二人だったが、やがて弥彦の跡継ぎを競う好敵手となっていく。
ある日、弥彦の跡継ぎをかけて勝負をした二人。剣路の飛天御剣流に、心弥は神谷活心流で対抗。だが、その時の事件で運命の輪は狂い。
剣路は心を閉ざし、心弥もまた傷つき。
苦しみながら、それでも剣を振るい過ごした三年間。
※第二部予告はこちらから。
~第二部の簡単なあらすじ~
剣路十三歳。道場破りをして過ごした三年間。剣の腕は格段に上がったが、歪んでしまった彼に声をかけるものはなかった。
心弥七歳。剣路に追いつかず苦悩しながらも、弥彦の跡を継ぐため猛稽古の毎日。
剣路の弟で心弥の親友である和の身に起きた悲劇。それぞれの思いを胸に、剣路と心弥は比古の元へ。共に弟子入りした二人は、いつしか心を開いていく。だが、突然東京に帰されることに。帰郷した二人は、様々な人と触れ合う。二人は京都へ戻り、修業を開始する。
~第三部の簡単なあらすじ~
剣路十六歳。心弥十歳。比古の元で修業し格段に腕を上げた二人。奥義の撃ち合いを前に、弥彦が京都を訪れる。
☆予告編☆(第七十八話)
弥彦は、腰に差した逆刃刀をそっとなでる。
「条件が二つある。一つは、奥義撃ち合い時、不殺の剣を振るうこと」
「会いたかったです。父上……」
心弥『父上、おれ、本当は……!』
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『剣と心』第七十八話「前夜」