日本サイズか、ヨーロピアンサイズか…
昨日の続き。*************************翌日キャンプ場は別の場所へ移動した。さて、どこで寝ようか?なんて話になるとき、私はNickのことを意識しながら、コリアンのジンの位置も横目で確認しつつ、なるべく距離を置いて、全体からも離れた森のほうで寝ることにした。「じゃぁ、この辺で寝たいの?」ニックが一緒に寝袋を並べる。もう、後戻りは出来ないんだって思う。夜を迎えるまで、二人になる度に「今夜はキスしてくれる?」って彼が何度も私に聞いてきたけど、私はすべて笑ってはぐらかした。本当は今すぐにでもしたい!っていう衝動もあったけど、やっぱり抑えるところは抑えなきゃ。でも結局我慢が足りないんだよね。一度は抑えるけど、ブレーキが一旦外れてしまうと、彼が求めた以上に私が彼に求め出してしまう。今が既にそうだ。ツアーの他のメンバーは翌朝も早いのでもう寝静まったようだ。離れたところでゴソゴソしているのは私たちだけ。でも私たちが一緒にこんなところで寝ているなんて、きっと誰も知らないし、気にしてない。「Good night, baby」「sweet dream,Dirling」 「Would you kiss me?」「yeah」これ以上この状況で拒むこともなかった。彼のキスは…思い出すだけでニヤケテシマウ。。。(こんなキスもあるんだぁ~。ぽわわわわ~~~ん)でもさっすがにセックスは出来ない!とおもった。寝袋でどうやるのか、私は分からないし。とにかく近くに人も居るのに出来ない!彼にも話したけど「こうすれば大丈夫!」寝袋で何とか視界のフェンスを作ってみたりする。年下の彼は野外ということにも興奮しているのか、収拾がつかない状況。そんな彼を見てたら、私まで…(お恥ずかしい)もうバレてもいいよ。そんな気持ちにもなって、いざって言うときに私は気がついてしまった。コンドームがない!!「持ってる?!」既に私の上に居る彼に聞いた私。「NO。YOU?」「NO!」「OH!」彼の苦悶の顔。。。「ゴムがなくても、まだ僕としたいって思う?」「あなたとセックスはしたいけど、ゴムがなかったらやっぱり出来ない。今日は無理ね、ダーリン。」彼は「そうだね、分かったよ。」といって私にキスをした。ゴムなしでのセックスを強要する様な男なら、今の私の感情はなかったって思う。昨日の私は彼より一足早く飛行機でパースにやってきた。買出しに出たとき、コンドーム売り場で足が止まった。こっちのゴムは日本に比べると値段が安い。だから、買って帰ろう~っては思っていたんだけど…いざ買おうと思ったら、「サイズ」で迷ってしまい、購入を見送った。日本でいつか使うためのものなら、普通サイズ(もしくはそれ以下)を買うべきだと私は思う。(こっちでの経験上、レギュラーサイズも大きいことを知っているから。)しかし、ニックとのことを考えて買ておこうとするなら、ラージサイズが必要だ…。私は自分でどうしたいのか分からなくなったので結局その場から立ち去った。彼はあさったの朝早くに到着する。