男・マイケル ナンパ大作戦!~私たちにプラーベーとの時間を!!
久しぶりの更新です。ロンドンからやってきた私の彼の帰国もあと、3日と迫ってきました。一緒に暮らし始めて一ヶ月。一緒に居るのが当たり前で、彼がまた帰ってしまうなんて、まだまだ実感がないです。。でも、帰ってしまうのは変わらない事実だと思うと。。。私にもまだ遣り残した事がある。きっと彼にも、そして彼の友人マイケルにも。。。*************************これが最後の週末。昨日もそんなことで、友人まさえさんも交えて最後のGOING OUT。ススキノに繰り出しました。コースはすっかり定番となった、カラオケからクラブ。そして朝まで。タクシーで帰宅。彼、カミの心残りは、マイケルが女の子を見つけること。マイケルも同じだったかもしれない。前回のクラブで、彼は女の子をナンパしそこなったらしい。それがカミにとっても心残りだった見たいで、今度は同じ失敗を繰り返さない、繰り返させない。と言うわけで。。。。「男マイケル・ナンパ大作戦!!!!!」前回わたしはカラオケ時点で飲みすぎたので、今回は同じ失敗を繰り返さないように。。。気分も上々。大丈夫。一頻り踊ってから二階で休んでいると、二人がある女の子の話をし始めた。マイケルのターゲットの事。曰く、「僕がナンパしたいんじゃなくて、彼女のほうから声を掛けてきたんだ!」と言うのがマイケルの言い分。「それなら尚更、ゲットしようぜ!」と盛り上がる。そんな話をしながらも彼女はすぐ傍に、彼女の連れの友達と話をしている。こっちの話しているのも聞こえているかもしれない。マイケルは彼女が英語を話せるのかが疑問だと言う。しかし、彼女のほうから声を掛けるくらいだもん、それなりに自信があってなんだと確信する。そんな心配は無用であると、私たち女性陣からのアドバイスだ。どうやって、ターゲットに声を掛けるか円陣を組み話し合いの場が持たれた。「YOU ARE FXXCKIN' SEXY!!!」と言うカミの熱の篭った言葉に、わたしは大反対だった。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~どうなんだろう?ほかの子達はどうなのか分からない。でも、わたしは『外国人に簡単と思われる日本人の女の子(バカ女)』と言うものに嫌悪感を抱いている。その子が多少なり、自分がそうじゃないと言う誇りを持っていてくれる子ならば、もしもクラブでそんな風に声を掛けてくる男は本当、ただの、この場限りのナンパ男だと、マイケル自体の格を下げてしまう言葉になりかねないと危惧した。なので、却下。マイケルもその意見には同調してくれたようで、カミの罠に嵌らずに済んでまずほっとする。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~カミは「マイケルには自信を持って欲しい」と言うことで、お手本のつもりなのか、私たちの隣に座っていた二人の女の子にあっという間に声を駆け出した。「ねぇ、これってナンパじゃないの?」私も笑ってしまうのだけど。。。「彼女の前でそんなことする?普通?」雅恵さんに疑問を投げかける私。でも、なんだか全てがマイケルのためと言う団結力からか、全てが許される事になっている。。。不思議なものです。でも、女の子の評価に対して、結構厳しい友達が多い中、わたしは甘い方だなと自負する私でも、「別にかわいい子達じゃないなぁ。。。(失礼だけど)」と思っていた子達がマイケルにあてがわれた。雅恵さんもマイケルに「ねぇ、あの子達でいいの?」と聞いたと言う。19歳のマイケルは「僕には年上過ぎるよぉ~><」と嘆いたけど、彼はよく紳士的に答えたほうだと感心する。カミが、おせっかいにも声を掛けたその子達。カミ「君達は英語はなすの?」女Å「うん」カミ「僕の友達は日本語の勉強してて友達を探してるんだけど、ちょっと話をしてみてくれない?」女Å「別に良いよ」と言うことでマイケルが無理やり彼女達の隣に座らされ話をさせられた。私と雅恵さんはマイケルを気の毒だなぁと思う。「人の事心配してないで、自分の事心配したら?」と私達はカミに言う。「僕の事は良いんだ。僕の事は重要じゃない。重要なのは僕のガールフレンドだよ」といって彼は私の手を握った。珍しい~!!!!のろけだけど、たまには惚気させて。本当にレアなんだから!!!wwマイケルがあてがわれた女の子たちは自分達が、実験台とされていることを全く知らず、ナンパされた不快感さえにじんでいた様に感じた。連れの男をテーブルに座るように声を掛けたくらいだった。これはナンパなじゃない。ナンパだったら私達が傍にいるのも可笑しいし。連れの男の人も英語を少し話すと言う。ここに居る日本人の目からすると、外人とクラブに一緒に居る私達こそナンパされてへらへらついてきた日本人だと思ったに違いない。連れの男友達の質問に答えるカミ。雅恵さんと私は「もうほっておいて下へ踊りに行こう」と話してた。「僕は彼女と一緒に暮らしてるんだ」と彼が答えたとき、日本人男性のおどろきったらなかった。ナンパかなんかだろうと思ってるに違いない人に取っちゃそりゃ驚くわね。ちょうど立ち上がった私は「彼は私のボーイフレンドなんです。」と、驚いてる男性に向って答えた。そのまま、カミの方へ向き直って「あなたのガールフレンドは下に言って踊ってくるわ」というと、「OH,OK!」と速攻答えた。「―…他の外国人とね。」と最後まで話を聞かずに。「NO WAY!」と彼はいつもの口癖とともに、私たちに着いて下のフロアーに戻った。さてさて、ここからがマイケルにとって、男の見せ所である。下に戻った私たち全員。その傍には例の、マイケルが狙ってるだか、狙われてるだかの女の子がいる。私の思うところ、彼女はかなりマイケルに積極的だ。マイケルの様子を伺っているのもよくわかる。私達は彼女の傍に陣取った。さりげなく良いポジションに彼女の前に立ったマイケル。さ、あとは全て彼の力の見せ所だ。二人の様子をとっても気にしながら踊る私たち3人は異様な感じだ。w私にはマイケルに彼女をナンパに成功して欲しい想いが別の所にもあった。#############################数日前の事。「どうしたの?どうして機嫌悪いの?」彼が甘えた声でベッドにも繰り込んできた。分かってる。大人気ないのは私のほうで、彼がこうやって私の事を気にしてくれるだからこんな風にしか表現できない、構ってほしいくて気にかけてほしいからこうしている。自己嫌悪を感じつつ、彼をこの方法意外で、私に気を向かせる術をわたしはまだ知らない。。。うまく表現できない。けど、わたしはいつも心の中に「SOMETHIN'WRONG」を抱えている。彼もそれには気がついている。もう彼の帰国は迫っている。わたしは今までよくやってきた。皆そういってくれる。だから、きっとよくやったんだって思う。人の事に気を遣うのが一番で、自分の希望を行ってこなかった。日本人の美徳。でも、私の中の不満は解消されるどころか募る一方。。。ちょっとづつ解消しなきゃ、前みたいに突然別れ話へと大爆発してしまうんだから。。膿出しって大事だね。「最近、三人にでいる事が居心地悪いの…」「マイケルがいる事が?!」「そうじゃないけど、分からないけど…でも、わたしはあなたのガールフレンドでしょ?なのに、一度も二人で出かけた事が無い。。。それが多分不満だと思う。前のアイリッシュの彼とオーストラリアにいたとき、彼の弟ともいつも一緒にいなきゃいけなかった事がストレスに感じたって前に話したでしょ?でも、今思えばあれは‘いつも’ではなかったわ。これこそ、いつもだわ!!!」興奮していたかもしれない。語気があがっていたかもしれない。彼が私を抱きしめて「分かったよ。明日一緒に出かけよう?それで良いかい?」やさしく言った。私は彼のそう言う優しさに甘えてるんだなって思う。彼はいつも優しい。でも、わたしはいつも何かと不満を抱えている。その温度差が心地悪いのかもしれない。と言うことで、マイケルには是非女の子を見つけてデートしてくれれば、その間は私が彼の事を独り占めできるって言うわけで。個人的な要望も含んで、マイケルには是非頑張って欲しい。############################言及しておくけど、マイケルってここに居る外国人に比べたら全然キュートな顔をしている。日本人好みの、きれいな青い目だし。雅恵さんとそんな話をしていた。背は高くないけど、小柄な日本人の女の子なんて沢山いるもの。でもマイケルの事を知ってる私には19歳の彼は余りにも子どもっぽくて男としてみる事は出来ない。弟のような存在。「ちょっと聞いて!マイケルが今ひどい事言った!」とカミ。「彼は僕のこと彼よりレベルが低いって><」(見た目の事w)マイケル曰く「僕のレベルがこのくらいだとしたら、カミのレベルはこのくらいw」とっちょっと下に!!!!www「カミ、君はラッキーだよ、君にはにゃんがいるんだから」「YEAH I AM!」とカミが口調を合わせた。「君のレベルはここなのに、にゃんはここなんだから!」と私を高く言ってくれたマイケル。><ありがとう。いっつも「CHILDISH」って言ってごめん。w彼らの動向が気になるにしてもじっと見てるわけにはいかないので、時々私達はちょっと放れて彼らの様子を伺った。(結局見てるわけだけど)終盤に迫って、彼女がマイケルの所から席を立った。何が起きた!?と一同固唾を呑んで見守る私たち。彼女が携帯とペンを持って帰ってきたとき私達はマイケルの勝利を確信した!でかしたマイケル。(彼女とデートにこぎつけろ!毎日でもいいぞ!!!!私たちにプライベートの時間を!!←これが本音)カミも嬉しそうだ。「うれしいぃ~うれしいぃ~」と独特な口調でいつものように喜びを表現していた。帰国まであと数日。なのに、こうやってブログを更新している私。いつも通りホステルから我が家にやってきて、終電まで滞在するマイケル。(デートしろよ!!)まじで帰国してからの日本語勉強するために彼女をナンパしたわけ?出かけろよ!まじで!←ほとんど怒り。ベッドで寝ているカミ。これがいつもの私たちの日常。変だ。でも、雨が降ってるから、一緒に出かけられないし。。。マイケルももうちょっと気を付けってくれればいいのに。。。細かな不満は相変わらず募りますが。。。