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2005/11/27
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カテゴリ:地上の生活
ちょっと遠出してきた。

帰りの電車の中、小さな子供の声に気づいた。

泣いてると思うとまた笑ってたり、ぎゃあーとかわーとか言って大きな声が車内全体に響き渡ってた。

結構疲れてたので寝ようとしてたけどこの声が止まない限り、無理だなと思ってあきらめた。
周りを見てると他の乗客も気にしてるようだった。

この大きな声は2時間以上、一度も止まらなかった。

飛行機にも小さなお子さんは良くみかけるけどここまで休みなしに大きな声を出し続けてる子は珍しいと思う。

なぜ静かにしないんだろう?
何がほしいのだろう?
なぜご両親(お父さんとお母さんがいっしょだった)は全く注意しないのだろう?
なぜデッキに連れて行かないのだろう?

いろんな考えが頭をよぎった。

そして去年のあるフライトのことを思い出した。


これから乗務するフライトの出発ゲートへ向かうとそこにはぐるぐる大声を出しながら走り回る13歳ぐらいの女の子がいた。

そのとき内心思った正直な気持ちは、「うわぁー、この子この便に乗るのかな... 大変そう...」

お客さんに対して思ってはいけないことだけど、あの走り周る姿と大声と注意しないお母さんを見てたらどうしても不安になった。

搭乗手続きが開始するとその女の子とお母さんが乗ってきた。

様子を見に行くと女の子はちゃんと席に座っているけど四六時中ものすごい勢いで前後にごろんごろんとしてる。

見るからに、何かが違う気がした。

何らかの理由でじっとしていられないんだな、と思った。

お母さんのしつけのせいでもないし、女の子のせいでもない何か。

ゲートでの第一印象を申し訳なく思った。

しかし彼女の後ろに座っていたお客さんは彼女がごろんごろんとする度に飲み物が載ったテーブルが大きく揺れるので「おい!!」とマジで怒ってた。

お母さんは一生懸命に謝ってたけど、女の子はなかなかじっとしなかった。


テレビで自閉症の子供達の番組をやってた。

自閉症についてあまり知識がなかった私にとって、その内容は衝撃だった。

未だに忘れられないのは自閉症の子供を持つご両親の言葉:

子供は一見病気には見えないから、しつけがなってないと思われる。
それがいちばん辛い。

今日、この言葉を思い出した。

簡単に物事を決め付けてはいけないな、と思った。

フライト中じっとしていられない女の子にも、
2時間大声を出し続けた今日のお子さんにもきっと何らかの事情がある。
病気じゃなくても、何かを訴えてるのかもしれない。


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Last updated  2005/11/27 11:53:36 PM



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