絶体絶命都市★絶体絶命都市 (PS2) アイレム 2002年4月 アクションアドベンチャーストーリー ★★☆☆☆ 操作性 ★★★★★ おすすめ度 ★★★☆☆ 舞台は『首都島』という人工に作られた島。 埋め立て以外の新工法で作られたこの島に、大地震が起きて、島のあちこちが大崩壊。 その破壊された街を、救助を求めて移動していく、いうアクションアドベンチャーです。 主人公は須藤真幸(25才)、報都新聞の記者。 首都島支店に新配属され、島に向かう途中の電車の中で地震に遭います。 この電車、『うみつばめ』っていうんですが、ゆりかもめをイメージしているらしく、高速道路と一体化した、 海にかかる橋上の線路。 地震で道路・線路とも崩落して引き返せず、救助ポイントを目指す、というところからゲームスタート。 ゲームの特徴としては、一発即死が多いこと。 『余震が続いている』という設定なので、足下の崩れるとか、ビルが倒れてくるとか、看板が落ちてくるとかが 突然起こります。 巻き込まれると、たちまちゲームオーバー。 ただ、ゲームオーバーになっても、タイムラグなしで、すぐにコンティニュー選択の画面が現れます。 それも、セーブしたところからではなく、そのエリアの頭から。 やり直さなければならない部分が比較的短くてすむので、負担は少ないです。 おもしろいのは、HP以外に『のどの渇き』を示すゲージがあって、これが常に減り続けていくこと。 水場を見付けて、常に水分補給を心がけなくてはいけません。 水はペットボトルに入れて持ち運ぶことも可能。 セーブも水場でします。 アイテムはすべてリュックサックに入れて持ち運ぶので、容量に限りがあります。 リュックサックに空きがないと、たった今必要で、そこにあるアイテムが取れなくなるので、常にある程度の空きは 必要なんですが、初めてプレイする時は何が必要で、何を捨てていいかわからない。 判断に悩むところです。 それから、アイテムを持って使う場所に近づいても、自動的には使われません。 全部、自分で選択して使用。 せっかくアイテムを持っていても、その場で使うことを思いつかないと、進めなくなります。 これは批判もあるようですが、私はいいと思います。 簡単にはいかないぶん、謎解きがおもしろくなってます。 マルチエンディングで、何周もプレイすることを前提としている作りです。 でも、その割にはエンディングタイプが少なくて、物足りない感じ。 それと、ストーリーに少しムリがあるかな~、という印象です。 災害からのサバイバルが主テーマ。 だから、何も知らない主人公が右往左往しながら進んでいくんですが、その途中で、その災害の陰にある 陰謀を知っていく、というストーリーになるんですね。 このため、後半は純粋な災害サバイバルとは呼べない方向へ変わってしまっています。 この部分はかなり残念ですね。 問題点としては、バグが多いらしいこと。 私は発生しませんでしたけど、一定の条件下でかなりの率で発生するもよう。 それと、残念に思ったのは、アイテムの分解とか組み立てとかできるんですが、そういうのをしなくても 問題なく進めてしまうんですよね。 せっかくそういうシステムを作ったのなら、フル活用すればよかったのに、と思います。 アクションアドベンチャーとしては、まずまずの出来です。 ストーリーに必然性を持たせ、『災害サバイバル』というテーマにこだわって作られていれば、 もっとオススメしたい作品です。 プレイ日記(ネタバレ注意) 1.プレイ開始 2.エンディング 【PS2】絶体絶命都市(Best版) ★絶体絶命都市2 (PS2) アイレム 2006年3月 アクションアドベンチャー ストーリー 操作性 おすすめ度 未プレイです。 今度は水害からの脱出を目指します。 【PS2】絶体絶命都市2 |