What I did for love
映画のコーラスラインに『What I did for love』という名曲がある。邦題では「愛した日々に悔いはない」だが、私は「愛のために何しちゃったのよ」といういささか呆然というか、やりすぎニュアンスがあるように感じるから、どうも違和感を感じてしまう。自分が若い頃からすごく尊敬している先輩がいて、久しぶりにその人とメールをやりとりしているうちに、『What I did for love』の歌の話が出てきた。この人のこういう引き出しのユニークさが好きなのだ。知性も感じる。>よど号や連合赤軍と同じで、何かに殉じるのもいいが、盲目になってはいけない。>まあ別の場所で活躍するのを素直に願います。人生1度きりだからね。ちなみに上記のメッセージは私のことではなくとある人のことなのだが「何かに殉じるのもいいが、盲目になってはいけない」という言葉は味わい深い。東洋思想では善悪が併存する「中庸」の重要さを時々説くが、そのことをふと思い出した。そういえば『What I did for love』のラストはこんな歌詞。Kiss Today good byeAnd point me toward tomorrow, point me toward tomorrow.We did what we had to do.Won't forget, can't regretwhat I did for love, what I did for love.what I did for love.キスして今日にさようならそして、明日を向いて行こう私達はすべきことをしたから忘れないし、後悔はしない愛のためにしたことをこんな歌詞だけど、どうかな。忘れたりすることも大切だし、「後悔しないくらい振り切る」ことをしない。どこか冷めた目で自分の行動に時々ツッコミを入れる。そんな生き方ができればいいなぁ。今日もあまり気の進まない仕事や用事があったけれど、粛々と前進す。<お酒メモ>10月5日木曜日アサヒスーパードライ 瓶 コップで2つ天明 1回火入れ無濾過 2合弱剣愛山 1合半飛鸞 1合ちょっと