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スローなお茶の時間

玉露と煎茶のはなし

玉露と煎茶のはなし


*玉露の特徴*

玉露は覆下園(おおいしたえん)と呼ばれる、ヨシズなどで直射日光をさえげられた畑からうまれます。
光を受けず育つため、葉の中のビタミンばかりでなく、根から吸収された養分までも豊富に含んでいます。
特にうまみの素となるアミノ酸が多く、逆に渋みの素となるタンニンが少ないため、まろやかです。

<玉露の入れ方>

1.小さめの急須に、茶葉(ひとり大さじ1杯くらい)を入れます。
2. 人数分のお湯(ひとり20ccくらい)を沸騰させます。
3. 熱湯をひとつめの茶碗いっぱいに注ぎ、順番に残りの茶碗にゆっくり移しかえます。
4. 最後に急須に注ぐとちょうどいい温度(40~50度)になります。
  ひとりで飲むときは湯冷ましなどをつかうといいでしょう。
5. 1分半まって、茶碗に注ぎ分けます。最後の一滴まで注ぎましょう。 (急須はふらないように・・・)
6. 2煎目は1煎目より少し高めの温度、少し多めのお湯で30秒ほどまって入れます。

最近は熱湯でもおいしくいれられる熱湯玉露なるものもあります。
手軽においしい玉露を味わいたい方、熱湯玉露おすすめです。


*煎茶の特徴*

国内の緑茶生産高の9割を占めるのがこの煎茶です。
玉露と違い、太陽の光をたっぷりと受けた露天園の茶葉から作られます。
カフェインやタンニンの含有率が高く、リラックス効果があります。
その他のビタミン類もバランスよく含まれ、肌荒れ、口臭予防、二日酔いなどに効果があります。

<煎茶の入れ方>

1.小さめの茶碗に沸騰したお湯をそそぎます。(ひとり50ccくらい)
2. 急須に茶葉(ひとり5グラムくらい)を入れます。
3. 茶碗に入れたお湯をゆっくり急須に注ぎます。
4. 一分ほど置いて、各茶碗に少しずつ、数回に分けてそそぎます。
5. 最後の一滴まで注ぎます。(急須をふらないように・・・)
6. 2煎目は、1煎目より少し高い温度で10秒ほどまっていれます。







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