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2022年10月12日
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ミリタリーウォツチのナイト(nite)の話です。
この時計は英国製で、日本には2004年頃から正式に入って来ています。
と言うか、多分この頃に正規代理店が出来たのだと思うけど…。
ん~、記憶が曖昧…。
何故って、私はそれ以前からMX10を使っていました。
多分、当時は個人輸入のレベルで日本には入って来ていたかと…。
ちなみに、当時は無かった正規代理店では無く、ソニーショップの海外ブランドとして紹介された記事を見て購入しました。
当時の正確な記録が残ってないけど…、20年以上前で4万弱だったと思います…。
それに、現行モデルとはちょっと違うデザインですし…。(この事はあとで…。)

で、ナイトの時計ってこんなのです。



暗闇では…、



こんな感じになります。
値段の違いは、樹脂ベルトか金属ベルトかの違いです。

で、ここで蘊蓄。
この光り方は、蛍光塗料や蓄熱塗料ではありません。
“トリチウム”と言う放射性物質の光です。
放射性物質なので、被爆しないようガラス管に封入されたものが、文字盤や針に貼り付けられています。
ガラス管封入なので、故意に壊さない限り被爆の心配はありません。
それと、文字盤は時計のガラス越しに見ているので、万一内部で割れても被爆の危険性は無いかと…。
万一、高濃度トリチウムに長時間被爆した場合は染色体異常を起こすらしいです。
男性より女性の方が酷いらしいです。
実際に米国内のブランド時計工場では、女性従業員全員がラジウム被爆したこともあったそうです。
はい…、沢山の方が無くなられました。
しかし…、行程として文字盤を塗る筆先を舐めていたなんて…。
つまり、人類が放射能に無知だった頃の話です。

ところであの国を侵略するヤツの中には、小型の核を使えば良い、小型だったら大丈夫だとかアホで無知なヤツが居るし…。
核で侵略して、その後の地面が何十年も使えなくなるって知ってるの…、なんのために侵略するん?どうしようも無い国民性だよあの国は…。
そんな無知なヤツらが核を持っている…、そら恐ろしいね…。
だから、原発を攻撃目標に出来たりするんだ…、あの国……、早めに何とかしないとダメだよ…。

ところで、トリチウムの半減期は…。
半減期というのは放射性物質の無毒化のことです。
トリチウム、元素記号3H(3は上小文字)の半減期は12~3年で、それ以降は光らなくなります。

※だから、この手の時計を買う時は新鮮な物にしてね、特に中古は始めから光らない、なんてあるよ。
  買う的は、手で覆うとか暗くして確認してね…、それでもどれ位保つかは………。

ちなみにですが、日本製の時計の場合、この放射性物質は使われていません。
俗に言う“夜光塗料”や“蛍光塗料”の類いの、放射性物質は使用出来ないことになってます。
以前、方々に手を回してマジモンの夜光塗料を手に入れようとしたのですが、違法なので作ってないとのことでした。
(暗闇で通行危険な場所に塗布したくて探したけど、結果ダメでした。)
オレの時計光ってるよ、と言う方。
それ、蛍光塗料では無く、蓄熱の発光剤です。
つまり、マジで真っ暗な所に長時間居ると光らなくなります。
多分6~8時間程度で視認出来ません。
(特殊なものは15時間くらい光るものがあるらしい)
明るい時、光のエネルギーを貯めておく材質で光っているだけです。
トリチウムの場合、ずっと暗闇で12年以上自光します。
だって、放射性物質だから………。

しかし、輸入物に付いてるのは良くて、日本国内で作れないというのは変な話だよ…。
(輸入物で光る文字盤・針はトリチウムが使われている物が多い)
そーゆーの、昔は輸入車のドアミラーがそうだった…。
日本車ではダメ(違法で車検が通らない)で、外車は良かった時代もあるもんなぁ…。
ちなみにですが、その頃はフェンダーミラー+ドアミラーの車があった…。
今じゃ、フェンダーミラーの車が珍しいけど…。

して、今回復活させたナイトですが…、もう100%光りません。
(真夜中のトイレの個室で実証済み…、じぇんじぇん光らん…。)
はい…、半減期を10年近く前に過ぎてますから。
ミリタリー時計としては用を為してません……。
でもね、いいのいいの、カッチョ良いからハッタリファッションだよ。
でね、最後のポリマー樹脂製の肌触りが良いベルトは、どろどろに溶けちゃってます。
加水分解の極致、ベタベタどろどろで酷い有様です。
臭くは無いけど、絶対触りたくない…。
洗っても、手のベタベタがとれないし……。
当時は、ほぼ1年毎にベルト交換してました。
10日間ほどメーカー送りでした…。
序でだからと、電池交換と防水処理とで毎回8000円(20年前)の出費です。
(代理店は無かったので、多分東京の契約時計店(ソニーの)がやっていたのかと…。)
しかし、なんでミリタリー物なのに脆弱な素材を採用するのか解らん…。
もっと堅牢な素材を選べよぉ…。

今回、電池交換で時刻機能は復活しました。
使うからには、ベルトを付けなきゃと…、



NATOタイプというベルトを手配。



それがネコポスでやって来ます。

で、夜投函されました。



早速、交換するっす。



ふむふむ…、にゃるほどね。



では早速…。
で…、がぁぁぁぁぁぁん………。
ベルトが…、ベルトが通らんんんんんんんんっ。



時計側の形状が特殊なんかな…。



全くダメです…。
厚さは薄いベルトなんだけどね…。
ベルト通しのピンと時計本体のクリアランスが全く無くて。
このタイプはダメなヤツなんだと解りました…。

授業料、送料込みで1200円…。
ち~ん…、南無ぅ…………。



トホホ…、でありますぅ…。

で、早速別のタイプを手配…。



画面上の取説では、ワンタッチで取り付けられそうで、説明文もちゃんとした日本語でした。
(但し、句読点が無かったけど…。)



で、開けてびっくり……。
すげぇチープ。
これ……、C国だわ…。
くっそぉ……。



マジで腹立つぅ…。
ですが、パッケージにも取説にも、何処国製とは何も明記されてません。

取り敢えず付けてみます。



で、取説通り、バカチョンセットでした…。



片方差し込んで、環貫錠状態のピンを挿してロックするだけ。



片方(黄)を時計本体のピン穴に挿して、環貫ピン(赤)の環貫(青)を押し下げてピン穴でロックする、で取り付け完了。



青矢のピンロックを確認したらおっけぇッす。

両方にツンツン引っ張ってみましたが…、



大丈夫です。

では、次にベルトの長さを調整しますが…、



運良く、何もせずしてジャストフィット。
写真のベルトの金具をスライドすることで、色んな手首回りに対応出来ます。



片方のベルトに引っかけて、手前のベルトをロック。



更に、向こうのベルトの金具をかぶせてロックすれば、おっけぇです。



でね…、もの凄く装着心地が悪い…。
金属ベルトなんだけど、なんかヤだ…。
すっげぇ不愉快……。
ペタッと貼り付くぅ…………。



タグのベルトの心地よさは微塵も無い…。
慣れの問題なんだろうか…。

ん~、どーしよー……。

だからと言って、年一で8000円コースはアホらしいし、……。

革ベルトは臭くなるから…、洗える布ベルトを探して見ようかな……。

ところで、ナイトコレクターの方。
このタイプ、珍しいでしょ。



カレンダーが丸窓なんだぜ。
MX10の初期モデルはこうだったんだよ。
現有モデルは…、



視認性が良くなって角窓だけど、丸窓の方が可愛くないかい。

もう光らなくなっちゃったけど、復活MX10を大事に使ってみるよ。


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最終更新日  2022年10月12日 01時23分11秒
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