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カテゴリ:映画
こないだの祝日、カブを点検に出して、袴を無事借りたあと、映画「私の頭の中の消しゴム」を見に行きました=3
感想は・・・ ある一組のカップルの、出会いから悲しい”別れ”までの「記録映画」のようでした。 宣伝とかは結構大々的にされてますが、映画自体はいたってシンプルで、静かで・・・ 「日常的」、ってゆうか。 見る前は「悲しくて、涙が出る」とゆうイメージだったけど、見てるときはおもってたよりも涙が出なかったです。 なぜなら、とにかくストーリーが素晴らしい!! 「悲しい」とゆうキモチに浸ってる場合じゃないんです。 「そして、次は??」ってカンジで、スッゴく集中してしまう。 話に引き込まれるんです。 まぁ、こんな見方する人はいないかもですけど(^^;) すごくココロに染みるから、感想を上手くコトバに出来ないです。 エンターテイメントの枠を越えた、素晴らしい作品だと思います。 映画でキーとなるのは、アルツハイマー病とゆう病気ですね。 ではここで、少しお勉強! アルツハイマー病は、大脳の外側(皮質)に障害が起きることで、進行性の痴呆がみられる、有名な病気です。 大脳は全体的に萎縮し、皮質の神経細胞は萎縮・脱落します。 残った神経細胞も変性していて(神経原繊維変化)、老人斑といわれるシナプス(神経細胞と、そこから伸びる神経線維をニューロンと言いますが、ニューロン同士をつなぐもの)の変性物が増加します。 この老人斑の中央に、映画でも「異常なタンパク質」と言われたアミロイドがたまります。 これを「消しゴム」って言ってるのかなぁ(・ー・) 分かりにくいかもですみません(^^;) ようするに、脳の神経細胞が異常に変化して、脳が小さくなるんです。 物忘れやうつ状態から始まり、言葉を忘れ、物事の認識が出来ず、やがては知的機能はかなり低下し、運動障害などもみられます。 根本的な治療法はないのが現状です。 数年から数十年で合併症を起こして死亡する、とゆう経過をたどります。 アルツハイマーをわずらう方と、周りを取り巻く人々のお話は、時々ドラマなどとしてTVで見かけますね。 新しい記憶から徐々に忘れ、他人はもちろん、自分さえも誰か分からなくなり、異常ととられる行動や発現、そして人の手を借りなければ自分の世話も出来なくなってしまう・・・ こうゆうふうに考えるのは、もしかしたら不謹慎なのかも知れないのですが・・・ 「もしも自分がアルツハイマーになったら・・・」なんて、考えてしまったりしませんか?? 私は、正直、怖いです・・・ まず、自分の意識がまだあるうちは、「忘れてしまうこと」が怖いです。 それなりに、自分が送ってきた生活は、まんざら悪いものではないです・・・特に、出会った人を忘れるのがイヤです。 私は、ホントに素晴らしい人々に恵まれてると思います。 友達も、バイトも、学校の先生も、あんまり話さなくても、「知ってる」ってゆう程度の人でも、そしてもちろん、カブちゃんも、このブログを通して知り合えた人たちも。 自分がしたことより、出会った人たちを忘れることの方がつらいですね。 そして、自分の意識を失ったアトは、人に世話をしてもらうこと・・・自分の世話を、自分で出来なくなることがつらいですね。 ただ、おそれるばかりの病気じゃないと思います。 やっぱり大事なのは「受け入れる」こと、かな。 今の医学では、脳の萎縮は止めることは出来ないので、残された時間を大切に過ごすこと、自分らしく生きることが、イチバンなのかも・・・ アルツハイマーは原因不明の病気です。 遺伝子検査の研究が進んでる分野ではあったかな?? すごくデリケートな話になる病気なので、ブログで扱うには、まだ私はひよっこです。 でも、「私の頭の中の消しゴム」を見て、イロイロ考えさせられたので、”今の”私の意見、ってカンジで書いてみました(^ー^) なんかレポートみたいだよ~(^皿^) 病気とは関係ないんですが、「忘れる」つながりで最後にひとつ。 私には、大好きだった「先生」とゆう存在がいます。 先生に、現在進行形で恋してたのは、去年の夏のことです。 それから、先生のこと、少しずつ忘れていってる私がいます。 笑った顔、話したこと、仕草、手の暖かさ・・・ ホントは、どの瞬間だって忘れたくないんです。 けど、忘れていってるの・・・ でも、先生は、私の「運転」の中にずっと残ってるし、残り続けていくと思います。 自分ではきづかないけど、よく考えたら、先生以外にはほとんど教えてもらったことないし、人一倍長く教えてもらったし(笑) 無意識に、私の運転は、先生仕様になったるんだと思います(UーU) 運転するのが好きなのは、こうゆう理由もあるのかも(^ー^) 運転してると、先生を時々思い出して、身近に感じれるでしょ?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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