ようやく三級に昇級!
「50歳の手習い」で書道を始めて、今月でちょうど丸二年になります。現在、同じ先生に漢字と仮名を習っています。まず、漢字から始め、「級外」→「7級」と進み、今月になって三級に昇級したという知らせを受けました。とてもうれしかったです。私の属するサークルでは、「書作」という雑誌にグループ投稿して段級認定を貰っています。この雑誌は、中国の古い碑文の臨書が活動の中心です。ところで私は、先生に勧められて昨年8月から「仮名」の稽古も始めました。こちらは、六級からなかなか昇級できなくて苦労しています。考えてみると、「漢字」の方は、小中学校時代の習字の時間や冬休みの書き初めの宿題などで、結構子供の頃から馴染みがありました。しかし「仮名」の方は、これまでほとんど経験がなく、これといった心得がありません。しかも「書作」の仮名手本は、変体仮名や連綿を含んでおり、これを小筆で書くというものですから、「仮名」が手こずるのはあたりまえです。初心者の最初の関門は、最初から最後まで細い字で、ほぼ一定の細さを維持しながら、運筆を続けることです。現在私はこれがなかなかできなくて苦労しています。この技術を身に着けるには、たくさん書いて自分の手を鍛え、手に覚えさせるしかありません。それは分かっていますが、分かったからと言って出来るわけではないところが辛いところです。(以上)