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大英家族博物館

[イギリスなんて大嫌い] カテゴリの記事

全45件 (45件中 1-45件目)

ついに！！ロンドン物価事情

ガソリンを入れに近所のスーパーに寄ったらガソリンの値段ががついにリッター１パウンドを超え１．１０９になっていた。日本円にするとおおよそ255円くらいだろうか。たっかいなぁ。うちの車は無駄に大きく、ついでに燃費も日本車のように良くないのでガソリンの価格は結構気になる。しかもここでは車は必需品。最近、学校へ車で送り迎えする人が減ったのもそのせい？とか深読みしてしまう。笑イギリスへ来た当初はあまりの物価の高さに毎回度肝を抜かれていたけれどそのうち、日本円に換算するのをやめ　　　　１パウンドを１００円として捉えるようになった。そうじゃないと普通の神経でお買い物できませんこの前、卵の値段をNinjaさんが言っていたので買い物の際にちゃんと確認してみたら（いつも買うものだし、ちゃんとチェックした事がなかったのだ！）フリーレンジのMサイズの６個いりパックが１．３パウンドだった。（日本円で298円位）いつもただ物価が馬鹿高いといっても皆さんに伝わりにくいと思うので今回は生活密着型の具体的な値段をお知らせしてみますね。今日まるちゃんの買ったもの１００％りんごジュース１Lパック３本で　４パウンド約914円ステーキ用サーロイン２枚入り　９．９９パウンド約2288円牛ひき肉　５００ｇ入り２パックで　５．９９パウンド約1372円ゆでえびパック　３００ｇで　３．９９パウンド約914円マンゴー　二個で　２．５パウンド約573円チョコスコーン　２個いり　３．９パウンド約893円トイレットペーパー　１２ロール　４．５８パウンド　約1049円ね、高いでしょ？安いのはマンゴーくらいなもんですよ。トイレットペーパーなんて別に高級品じゃなくて普通のスーパーの自社ブランドのだし。あと有名なのは電車代でしょうか。ロンドンの地下鉄はゾーン１の初乗りシングルフェア現金で４パウンド（910円以上）です。オイスターカードで乗れば割引になりますが、それにしたって結構高いのに変わりは無いのです。お酒も結構高く、下手をすると日本の方が安いワインなんか一杯あります。なので海を越えてお隣のフランスへ買出しに行く人が沢山います。（我が家も！！！）まぁ、お花とかは日本より若干安いかな。あとは…．にんじん？笑家の値段も大分落ち着いては来たようですが本当に馬鹿みたいな値段で、２ベッドフラットですら１億円を超える物件ばかり。（まるちゃんの近所調べ）最近の調査では、ロンドンが世界の物価高で１０位以内に入ったとか。さもありなん。みなさんの所はどんな感じでしょう？　　　　　

2007.11.29

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アホアホつながり

イギリスはアホアホだ。前にも書いたけれど、ここイギリスは返品天国。なんだって返品可能だ。洋服も一度しか着ない様な物はタグを切らずに着用して用が済んだら返品する人など沢山いる。子供服なんかもその筆頭と言えこの前もパーティー用のお洋服一式から靴に至るまで返品後、また違うパーティードレス一式を購入している人を見た。それはそうと、つい先日一週間分の食料品を買いにスーパーに行った。会計の際、金額がなんか変だなと思いつつもお迎えの時間が迫っていたので大急ぎで済ませそのまま学校へ。その日は何だか忙しく夜になってようやくレシートを確認すると買ってもいない高級ワイン（日本円にして約１万数千円）が入っているではないか！ちなみにこのセイン〇ベリーは年中間違っておりいつもレシートをその場で確認しているのだが、こんな重大な時に限ってやらなかったのだ。くやしー１パウンドや、２パウンドなら諦めも付くけれど、１万円以上なんてありえない。が、もう一人のまるちゃんが冷静に囁く「でも、その場じゃないんだから証拠もないし返品ならいざ知らず、買ってないものが入っているなんて信じてもらえるわけないよ。金額も大きいから逆に疑われるんじゃないの？」うーっ、そりゃそうだ。でも、５５パウンドは諦めるには大き過ぎる！散々迷った挙句まるちゃんは勇気を出して翌朝スーパーへ。カスタマーデスクに行くと先客がちらほら。「返金は出来ないからクーポンで」とか言われている。ヒー。私もそのクチか。でも、返してくれれば御の字。内心はビビりまくりながら笑顔で状況説明。すると、カスタマーデスクの人は「あぁそうですか。すいませんでした。返金します」え？そんな簡単に良いわけ？？？って程すんなり現金で返してくれました。違う意味でありえない。苦笑私は本当に買ってないから良いけれど実はネコババしている人だったらどうするんだ？？？？もう少し聞き取り調査とかしなくていいの？？何が原因でそうなったのか？とか全く興味もへったくれも無い模様。なんだかなぁ、しかも１パウンドくらい多く返してくれた。あのスーパーがつぶれる日も近い。苦笑

2007.11.23

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覚えてろー！

先日は私のつぶやきに優しい温かいコメントありがとうございました癒されました～まるちゃんは、常日頃からイギリスが大嫌いだと言って憚らないのはここに来てくださる方なら皆ご承知のはず。まぁ、つれずれに理由は書き連ねてはおりますが３年を越す波乱のイギリス滞在で最近ではちょっとやそっとの事で動じなくもなりました。苦笑ここ最近ではキッチンの改装が２週間で完了すると言ったのに結局１ヶ月以上かかってもま、様相の範囲内よね。電化製品を５台買ってそのうちの２台が初期不良を起こす直してくれれば良しとする。オーダーしたキッチンの部品が何回言っても間違えて送られてきてもこちらが何でも時間に余裕を持って準備するのが鉄則よ冷蔵庫が買って２年と１ヶ月（２年が保障の範囲）で故障してもあぁ運が悪かった。でも有料でも直してくれればいいじゃないの。その修理がなんと朝の５時に来た来ないよりはまし。しかも修理代に￡２８０も取られた眠さもぶっ飛んだけど、直ったんだから諦めるのよ。とまぁ、間断なく何か起こっても大抵は波乱に満ちた３年のイギリス滞在で相当鍛えられたまるちゃんは「イギリスの馬鹿ぁ。アホ～」としばしジタバタ騒げばまぁ、乗り越えるのです。しかし、先日はそうはいかなかった。ハロウィーンの日。同じクラスのママが子供をつれてハントに出かけると言うので、我が家も入れてもらう事に。行って見ると、他のクラスの女の子も来ると言うので大勢の方が面白いし大歓迎と喜んだ。が、来たママは１、典型的ミドルクラスのスノビッシュなママ挨拶もするかしないかの徹底した冷たい感じの人。仲良くなろうと思って何回か子供を誘ってみたが、非常に微妙。２、その腰ぎんちゃくこの人は本当に嫌な奴だ。最初はすごくフレンドリーに話しかけていたくせに１のママグループにようやく食い込んだら二人きりなら話しかけてくるがいつも回りを気にしていて他に人が来ると即無視。しかも夫婦でこの態度。感じ悪いったらありゃしない。まぁ、いつもの調子で無視されながらも周りましたよ。大体最初のハローも無視だもん。しかし、その二人その夜はイブちゃんにもやったんですよ。子供たちで写真を撮ると言えばさりげなくイブちゃんを外し個別で撮ると言えばイブちゃんは撮らない。言葉も明らかにかけない。最後の一人ママが良い人だったのでイブちゃんはたまに「あれ？」位で殆ど気が付かなかったけれど１時間のハントの終わりには私が母親だから子供をこんな目に合わせるのか？と思うとまるちゃんは涙を堪えるのに精一杯だった。人種差別もクラス差別もイジメも無い世の中なんて無い。でも、大人のくせに子供にまでそんな事するなんて。自分の事なら何をされても、何を言われても耐えられるし我慢もする。でも、子供は絶対許せない。悔しくて、子供に申し訳なくて、自分が情けなくて今までの色んな辛かった事が一気に溢れ出して中々立ち直れなかったのだ。とは言え、現実は厳しい。嫌な奴だからと喧嘩をする事は出来ない。喧嘩なんかしたらそれで終わりだし気のせいだ、気にしすぎだと言われれば証拠も無い事で文句の言いようも無いのだ。色々アドバイスしてくれた友人もいるのですが正直あそこまで落ち込んでしまうと何を言われても全然受け止められなかったし毎日学校に行けばあのママ達にも会う訳でなんだか気の滅入る日々が続いていたと言うわけです。それでも最近になってようやくカラ元気は出てきたのでなんとか生きてます。笑年末はフロリダに行く予定でチケットも取っていたけれどこのままではさすがのまるちゃんもこのくらーいイギリスの天気にもやられて欝になりそうなので（苦笑）思い切ってフロリダを延期して日本に帰って鋭気を養う事にしました。友達としゃべり倒して、美味しいもの一杯食べて飲んだくれて、温泉行って、買い物して．．．．あぁ、生き返るぞ～！！そしてそして、こんな馬鹿な国。早く脱出してやるぅー！！！！

2007.11.07

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感じの悪い女　ロンドン

キウイ君が土曜日からシンガポールに出張。インドから帰ってきて４日足らずでまた行ってしまった。その間に地味に結婚９周年を迎え本当にあっという間にまた出かけてしまった。お祝いはイタリアにてやろうと言う事なのでまぁ良しとするか。実際、キウイ君がいないと家は散らからないし、夕飯も作らなくていいし洗濯は少ないしで良い事ばかりだけれどいないと寂しいなぁ。プチ母子家庭状態だ。さて話は変わって、まるちゃんが最近コミュニティーカレッジに行き始めた事はここでも触れましたが、そこには英語以外にも沢山のクラスがあります。ある日ブレイク中にクラスメイトとお茶を飲んでいたらあるイギリス人女性が「あら、子供の学校で良く会うわよね。ここでは何を勉強しているの？」とかなり親しげに声を掛けてきました。この人、私も顔だけは良く知っているんですよ。だって、ほぼ毎朝学校で会うから最初のうちは会うたびに「ハロー」とか声掛けていたんだけど、無反応というか無視なのでそのうち挨拶しなくなった人。なのでまるちゃんもビックリしましたよ。突然親しげに声掛けて来るんだもん。ちょっと話した後、隣に座るクラスメートにその旨話したらその話題で盛り上がりまくり。何故なら同じような経験をした事が皆あったから。要は、あるタイプのイギリス人は自分の知り合いの前では決して外国人と口をきかないけれど誰もいないと親しげに普通に話す。逆を言えば、誰もいない時には親しく話したのに他の日に誰かいると口をきこうともしない。「えっ、なんで無視？！」ってなものです。こういう人種はミドルクラスに多い。感じ悪い事この上ないわ。うちの地域に住んでいる日本人ならだれでも一度は体験するこの現実。最初こそ戸惑ったり、凹んだりしたけれど３年もロンドンで揉まれたまるちゃんはもう気にしない。余裕で、フン！ってなもんです。それにしてもね、やっぱり感じ悪っ。

2007.10.15

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島流しの刑

明日ようやくキウイ君がインド出張から帰ってくるイブちゃんと二人ウキウキして待っているが、来週は急なミィーティングとかで１週間ほどシンガポールへ行く事になったらしい。「ハーフタームの旅行が流れたら許さじ」と切れていると「なら全部キャンセルして一緒に行こうよ」といつもの調子のキウイ君。どうなる事やら。まるちゃんの気分はもうイタリアなのに～さて、話は全く変わってこの前英語の授業で最近イギリスでは、自分のルーツを辿るのが流行っていると言う話題になった。（The　Convict Transportation Registers: 1788-1868 Ancestry.co.ukより）しかしながら辿っていくと案外自分の期待とは反してご先祖様が売春婦や泥棒だったり、実は未婚の母だったりガッカリする事も多いと言うような流れに。その中で、その昔イギリスでは牢屋が一杯になってしまい仕方が無いので１７８８年以降、植民地であるオーストラリアに島流しにし、かの地では無罪放免にしてしまった！と先生が説明し始めた。（曰く、島流し自体が刑だから着いた後は刑に服したとする意らしい）先生「大した罪じゃないからまぁ仕方が無いでしょう。オージーの皆さんは怒っているでしょうね。多くの人たちの先祖がイギリスの犯罪者なんて。」笑アビ姐さん、スーマム。失礼千万でしょまぁ、概ね事実なんですが、１９世紀までにその数おおよそ１６万人以上。中には無実のアイリッシュ政治犯も多く含まれていたためアイルランドにはその別れを嘆く歌まで存在する。先生の話を聞きながら、何が面白いのかさっぱり分からないし、相手の立場になったら全然笑えないよまったく。とひとりごちたまるちゃんである。「歴史とは勝者の作りし物語」とは誰が言ったか忘れたけれど本当に難しいもので、見る立場によってこうも変わってしまうものなのかと改めて溜息。日本も他人の事は言えない恥ずかしい歴史がありますがイギリスよ、あんたも破廉恥だわ全く。大体、自分の事をGBつまりはGreat Britain　なんて恥ずかしげも無く言えちゃうあたりやっぱり相容れないわ、いけず。

2007.10.09

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もしかしてアホでしょ？

さて、まるちゃんは最近やっぱりイギリスにいる事だし英語をまた勉強しようかな？という気分になっている。と言うのも友人から３回のみのサマーコースやアクセントの矯正に誘われた際、やっぱりもっと勉強するべきだなぁと痛感したから。日常生活に困りはしないけれどやっぱり勉強するに越した事は無い。そこで、重い腰をあげてようやくアダルトコミュニティーカレッジに行く事にした。電話をしてみると、コースに入るにはテストを受けねばならずそのテストが本日午後と言うではないか。あわてて用意して出かけた。会場には軽く１００人以上の生徒予備軍が集まっておりアジア人は私の他は３人ほど。殆どの人が東欧出身者の様子。テスト自体は至極常識的なもので簡単だった。面接の際「あなたは何処のクラスに入りたいの？」と聞かれ言葉に詰まる。それって先生が決めるんじゃないの？とまるちゃん心の中で突っ込み。なにせ、今朝電話したら午後にテストと言われただけでシステムどころか、クラス編成なんてさっぱり理解していなかった。その旨告げると、「じゃぁ、まずは中級に行って見たら？」と言うので日本人的従順さでOKし手続き。お金を支払う。受付で「明後日から授業よ」との事で、これまたマッハの勢い。なんでも遅いイギリスにしては、珍しく手回しのいいことだよ。と、たまには感心するまるちゃんだった。指定された時間に行くとなんかおかしい。授業の内容が中１レベルだ。「先生、私なんか違うクラスにいると思うんですけど…」とまるちゃん。「そうねぇ、確かにあなたには簡単すぎるようね」「確認してもらえませんか？」「私に言われてもねぇ。受付で聞いてみて」受付へ行く。「あの、私のクラス間違っていると思うんですけど」「私に言われても。先生に聞いて」あぁ、また始まったよザ・イギリス地獄の無限ループ！！「でもですね、先生は受付に行って聞けって言うんですよ。」「でも、ここでは何も出来ないのよ。とにかく先生に聞いて」苦難に満ちた３年のイギリス滞在でまるちゃんはこんな程度では負けなくなりましたよ。って事でもう一押し！「先生にはもう聞きました。だから受付に来たんです」「じゃ、これにサイン貰って来てくれればクラス替えられます」だったら最初から出せっ！（ちなみにここまでたどり着くのに軽く４０分はかかった）先生の元に戻りまるちゃん「先生、受付でクラス変更の為にこの紙にサイン貰えって言われたのでサイン下さい」「そう言われても、私はあなたのレベルを知らないから出来ないわ」はっ？？？？「ですから、先生が受付に行けって言うから行って、紙貰ってきたんですよ。サインくれるだけで良いんです」「でも、私はあなたのレベル知らないから」あぁ、勘弁してくれあんたがサインしたらなんか問題でもあるのかい？散々私としゃべってるんだから、先生ならレベル分かるでしょうよ。「そうなんだけど、あなたはもっと上のクラスだとは思うけど私は分からないのよ」あぁ、イラつくおばさんだ押し問答の末、それでも同じ事を言い続けるので「なら、テストの結果を家に戻って持ってきますから、それで良いですか？」と言うと渋々OKとなった。家までトンボ帰りしてテスト結果を持って行くと「やっぱり。クラス間違えてるわよ。私は最初からそう思ってたわ。どうしてこんな事になったのかしら。」最初から？最初から？って今言いました？？？キーッ！！「でしたらサインしてください。」「それは出来ないわ。私はあなたのレベル分からないもの。」はっ？？？？今なんと、なんと言いました？あなた？？？精一杯の平静さを装い「先生、結果もここにありますし、サインくれるだけで良いんです。あとは自分で受付で変更しますから」「それは出来ないわ。だって、私はあなたのレベルを知らないもの」あ、あんたアホでしょ？って言うかアホだね！一人イギリス無限ループかいっ！あまりにも頭に来て、一人受け付けに戻り流れを説明。「お気の毒ですけど、たとえ間違ったクラスに入れられていても一旦クラスに入ったらそこの先生のサインを貰わない限り変更できないんですよ」の一点張り。脱力しながら先生の元へ。「先生、頼むからサインしてください。私自分の時間も先生の時間も無駄にしたくないんです」「じゃぁ、来週もう一回私のクラスに来て。その際話し合いましょう」「えっ？！絶対嫌です。またこの授業を受けるのは時間の無駄ですし」かなりキレ気味だったまるちゃんの態度にしばしの無言の後、先生は「じゃぁ、このクラスが終わったらあなたのテストの受け持ちの先生に電話してみましょう」無間地獄にようやく光が見えてきたクラス終了後、先生が電話をして出てきて言った。「話をしました。やはり間違いですね。ですから月曜にまたテストをやりますから、その際にその資料を持って手続きに来て下さい。これ以上私に出来る事はありません。」も、もう一度来いってか。３時間以上かかって結局もとの木阿弥分かってる。分かってるよ。ここはヤクザな国。イギリス様だよ。でも、言いたい。いや言わせて。「お前らなんて皆まとめて島流しじゃー！！！バーカ！！」どうなるまるちゃん月曜日。

2007.09.23

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ロシアンルーレット　ビルダー編

キッチン改装に入って早３週間。ようやく終わりが見えては来た。しかし、ここまでイギリスがアホだったとは…在英３年でもう分かりすぎるほど分かっちゃいるけどあらためて心を込めて伝えたい。「イギリスはアホだ」こちらのリノベーションは莫大な金額をかけて丸投げでもしない限り（もしくはDIY。英国では至極一般的。この話についてはまたの機会に）自分でビルダーを探し、キッチンならユニットからハンドル、タイル、各種電気製品まで全て自分で選んで手配、購入するスタイルだ。うちの場合、決めては諸事情で流れたりしてかれこれ２年以上もこの選定に費やしておりこの度ようやく決定し着工となったのだ。ビルダーもかれこれ２０人以上に会い見積もりを出させたがまさにピンキリ。上は労働代金のみでなんと７００万というアホもいた。不思議なのは、日本と違って修行もなにも無く、完全なるど素人が「僕、今日からビルダーになるっ」って言う事が普通に出来るし提示金額が高い人が良いビルダーとは限らないここロンドン。本当に良いビルダーを探すのは大変。しかもようやく見つかっても数ヶ月先まで予約で一杯なんて普通。だから自分のタイミングで探すのは至難の業なのだ。融通の利く、腕の良いビルダーとプラマーを確保している人はちょっとした財産だとも言われている程だ。なので、大抵は知り合いの紹介で安全で仕事が出来る（イギリス的に）人を探す事になるのだ。良いビルダーだと思って頼んでも１、時間通りに来ない２、毎日来ない３、来ても突然帰るなんて言うのは普通だ。日本の職人さんを思い浮かべていると大変な目に合うので要注意。支払いも丁々発止の交渉術を要する場合多数。２年ほど前にバスルームを改装した際は、払う払わないで途中で仕事を放棄される寸前だった。しかし、ここはロンドンどんなに脅されても途中で払ったらいけません。逃げられます私のイギリス人の友人はビルダーが友達だったにもかかわらず、前払いした家の改装代金全額持ち逃げされ数年間も裁判で戦い大変な思いをしてお金を奪還しました。他にも、使用後の余ったセメントを配水管に流されて詰まったりビルダー苦労話は尽きないのがここロンドンなのだ～まるちゃんの今回のビルダー？恐ろしく高いけれど、信頼する友が扱っているドイツ製キッチンを購入したのでその人のお抱えイラン人ビルダーを紹介してもらった。約束はただひとつ。ビルダーとの問題はすべて友人がハンドリングする事。今の所、頼んでもいない事まで美しくないと直してくれるし完璧主義者なので、かなり時間が押しているが至極満足。最後にもっと払え！と請求されなければ最高だなぁ。

2007.07.19

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イギリス馬鹿家族

今日は散々な一日だった。なにせまた隣の馬鹿家族にやられたのだ。事の発端は家に帰って来て車を止めた時の事。駐車してエンジンを切ったら前からどんどん車が近寄って来てぶつけられたエンジンを切っていたのでホーンも鳴らせず、エンジンをすぐ入れてあわててホーンを鳴らしたら隣の馬鹿妻が凄い形相で降りてきて「あんたは自分勝手だ！自分勝手なパーキングするからこうなった。」と怒鳴り散らしてる。「自分勝手って何？あなたが車をぶつけたんだからまず謝るべきでしょう」と私も応戦。すると「あんたは自分勝手だ！うちの息子のボールも返さない」とまくし立て子供まで騒ぎ始めた。「自分勝手ってボールを人のうちの庭へ投げ入れるほうが悪いんでしょ」と言い返すも向こうは「４歳の子供なんだからしょうがない」だの「男の子だからしょうがない」だの興奮しきっていてどうにもならない。もう相手が馬鹿すぎて話にならないので家へ。あまりに腹が立つのでキウイ君に電話して説明。腰の重いキウイ君もついに今夜隣に話をしに行ってくれた。「うちは喧嘩したいのではなく静かな生活を送りたい。また道端で怒鳴るのでは無くきちんと話し合えばいいのではないか。友達になろうとは思わなくても、隣人としてお互いに尊重しあうべきだ。子供達がごみをうちの庭へ投げ捨てるのをやめさせて欲しい。ボールなどはきちんと謝って返してくださいと我が家へ来れば返してあげますよ」というかなりシンプルな提案をした。なんかおかしいですか？車ぶつけられたのに、逆切れされて怒鳴り放題怒鳴られたのにこんな優しい私たちの大人な提案。しかも言っているのは普通の世界共通の常識的な話ですよね。しかしイギリス馬鹿夫婦は喧嘩腰から一転、車の事を許されたら怒鳴った事を詫びたらしいが「子供を四六時中見ていられない」「他の家にもやっていて仕方が無い。言っても聞かない」「赤ちゃんもいるし、子供３人もいて大変だ」「男の子だから仕方が無い」「赤ちゃんの面倒のほうが悪ガキより大事」と全然反省というか改善する気が無い返事。私は自分も子供を持つ身として子供だからしょうがないという甘えた親が大嫌いだ。男の子だろうが、女の子だろうが、何歳だろうが悪い事は悪い！それは子供が悪いのではなく、親が悪いんだよ！と声を大にしていいたい。もちろん子供だから間違える事もある悪さをする事もあるでも、それを子供だから仕方が無いと親が言ってしまったら子供の躾はどうなるのだ？子供を持つのは責任が発生する事だと何故分からないんだろう？大体ちゃんと面倒見れないなら子供生むんじゃない！キウイ君は冷静に「子供が何人いても男女どちらでも関係ないですね。僕も小さな時に庭でサッカーをしてボールが隣人の家に入った事があったけれども私の両親にお隣に謝りに行ってボールを取らせてくださいと頼めと躾され何度か同じ事をしたらこれはやってはいけない事だと止めましたよ。４歳ならそろそろ良いマナーを教える機会じゃないですか？」と言ったらしい。キウイ君偉い！たまにはやるじゃん。思いっきり褒めます。ここまで言われて恥ずかしいとは思わないのか？馬鹿隣人？ま、思わないでしょう。でも、少しすっきりした。しかも私には死んでも謝らないと思うけどそれでもあの馬鹿家族に一言言ったのは非常に良かったと思う。あぁ、この狂った国から早く脱出したいよ～！！

2007.06.28

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すべてを疑え　IN　LONDON

まるちゃんの家では今年家を購入して2年経ったのでリモーゲージ（借り換え）をする事になりました。こちらでは今家のローンは大抵５～６％前後の利率でしょうか。そして最初の2年だけは利率を安く抑えられると言う商品が多い。うちも最初の2年は安い利率のものにしたんですが、この場合2年過ぎると突然すごい金額に跳ね上がります。なので大抵の人は借り換えをするわけです。その際、自分で調べる人もいるけれど、うちはファイナンシャルアドバイザーに頼んで自分達のニーズにあったモーゲージを探してもらいました。このコストは色々だけどうちの使った会社は日本円にして15万くらい。で、結局ある銀行に決めたのですが約束の決済日になっても何の音沙汰も無い！怒りくるって弁護士に連絡すると向こう側の銀行から連絡が来ないという。「あ～またか。」こういう場合向こうに電話してもそちらの弁護士から連絡が無いというに決まっている。家を買う時も散々弁護士には振り回されたので絶対うちの弁護士が仕事してないに決まっている！！（断定）とすぐ分かり、やんやの催促をした。（まるちゃんに散々文句を言われたキウイ君が。笑）だって、決済日を過ぎてしまったばっかりにうちは十数万もの損失なのだ。ありえない。そしてこのまま行けば毎月十数万の損失がどんどん増えるばかり。そんなこんなで2週間が過ぎ、のらりくらりと全く仕事をしない弁護士に怒り心頭の私たちは前述のファイナンシャルアドバイザーに怒りの電話。このままなら訴えますよと（もうこれは常套句となったイギリス生活。涙）脅したらすぐに法律協会（名前が定かじゃないけど）なるものの連絡先を教えてくれた。そこでその協会にすぐこういう状況だと説明するとすぐに弁護士事務所に連絡を入れてくれた。するとどうだ！３週間以上遅々と進まなかった手続きが協会に電話してたったの10分以内に一瞬で済んでしまった。協会からの電話で弁護士はマッハの勢いで仕事したのか？苦笑それなら最初から教えてよそこの電話番号。ちなみにその協会では弁護士が仕事をきちんとしなかった事で発生した損失と精神的ダメージの損害賠償の請求まで事細かに教えてくれた。（ま、そこまでするかは分からないけど）基本的にこういう弁護士は時間給なのでなるべく事案を引き伸ばすらしい。いかにこの国でこんな事が日常茶飯事で仕事をしない弁護士がはびこっているかと言う事だ。ま、もうまたかって感じで慣れて来てはいるけれど本当、たまには仕事しようよイギリス人！！当たり前に事が済む事が滅多にないし、普通に生きる事に滅茶苦茶エネルギーを使う。今ではまず全てを疑ってかかるようになってしまったまるちゃん。イギリスの馬鹿！！まるちゃんの純情を返せー！！

2007.05.11

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悪ガキ　IN　LONDON

悪ガキと言っても若干4歳のうちの隣の息子。前から奇声を発してみたり、塀をよじ登ってうちを覗いていたりそんな事はあったのだが、まぁ、子供なんだし、お互い様と心の中では「この悪ガキ！」と思っても笑顔で接してきた。が、昨年末お隣に3人目が生まれてから親の目が届かないのか悪さがヒートアップ。庭で遊ぶ際にうちへいろんな物を投げ入れ始めた。最初はボール。これは仕方が無いアクシデントって事もある。がその数は日に4個近く。そしてヨーグルトの食べた後のパックとか自分の家の石とか竹とかどんどんエスカレート。昨日はなんと子供用プラスティックの大きなスコップを発見した。これはもういかん！とお隣へスコップを持ってお隣へ。「すいませんこれお宅のC君のですか？」まるちゃん「そう今朝使ってたのを見たわ。でも、壊れて無かったわ。（←ハァ？！）」「うちの庭で見つけたんですけど、うちの娘に当ったりしたら危ないので気をつけて下さい。」「もちろん」との短い会話。ごめんなさいでもなければ、気をつけますでも、ありがとうでもない。あの親にしてこの子ありだ。ま、この家族は近所付き合いを全くしておらず、ご近所でも相当浮いている模様なのでさもありなんって感じだった。今までだって自分の息子がボールを人の家に放り投げているくせに「そのうち返してくれる」などとまるでうちが悪いかのように聞こえよがしに庭で言っていたりした。しかも今日、昨日の舌の根も乾かぬうちにカップを投げ込んで来たので「危ないって言ってるでしょう、止めなさいC！」と大声で言ってみた。（たまにはやるぞ。まるちゃんも）聞こえているにもかかわらず親も出てこなければ、本人も何も言わない。三人も子供がいて大変なのは分かるけど、（しかも皆すごく野性的）しつけはきちんとするべきだと思う。もうこの家族に良い人になるの止めーた！！向こうから言わない限り、庭で見つけたものは一定期間管理して捨ててしまう事にした。意地悪かもしれないけれど、親切はいつまでも一方通行と言うわけにはいかない。私も人の親。同じ悪ガキでも親が一生懸命面倒見ていたり、迷惑をかけている周囲にきちんと対応している人なら大抵の事は許せるし、逆にがんばれ～とか心の中で声援さえ送ってしまうのだが謝るのが大嫌いなイギリス人で（イギリス人だけじゃないけど）しかも努力もしないで子供なんだからしょうがないという親の甘えは絶対嫌だ。悪ガキよ。早く学校へ行ってくれ～！！

2007.05.10

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カミラよお前もか

キウイ君は毎週土曜日の朝、角のニュースエージェントにてGuardian という新聞を購入して来る。欧米では週末の新聞は非常に盛り沢山でDVDが付いていたり日本の新聞の軽く５倍くらいのボリュームはあるのではないだろうか。ウィークデーは忙しすぎ、仕事関係の記事以外はTVかインターネットでニュースをチェックする程度。ま、そんな事はともかくも、この週末の新聞に必ず付いてくる雑誌がある。それの先週版の表紙はあのカミラ。まるちゃんは個人的に彼女は別に好きじゃない。どうせ悪女なら最後まで愛人の美学を通して欲しかった。再婚したならただの根性悪の略奪おばさんだもん。ま、そんな話はさておき、ダイアナの死後一気に露出を始め、ついにチャールズと結婚後はこの世の春とばかりに人生を謳歌している風の彼女。一説にはチームカミラとやらを作り彼女のイメージアップのためメイクアップアーティストや専属スタイリストなど付いているらしい。あの風変わりな髪型を維持するために美容師を呼びつけ毎回約８万円も使っているとか。また、あまり評判のよろしくない衣装にも大枚をはたいている事もこちらではよく取り上げられています。そして毎度のごとく、カミラが使っているお金はチャールズ皇太子のポケットマネーから支出していますと王室より発表がある。結局王室も国民はカミラに国のお金を使いたくないと思っているんだろう。最近ではダイアナによく似たウィリアム王子の彼女ケイトさんの方が俄然注目度が高い。ま、お金を湯水のようにかけているだけあってカミラも確かに昔よりは見られるようにはなったもののやっぱりイマイチ感は否めない。そんな彼女を応援すべく特集を組んだガーディアンの雑誌。内容は「誰がなんと言おうとカミラもチャールズも幸せ」そりゃそうでしょうよと思うし別にどうだっていいのだが、この写真シワばっかりなのは仕方が無い。それよりよく見るとひげが生えてる！！Oh,カミラよお前もか。（まるちゃんは以前にもおばおじさんに遭遇している）湯水のようにお金を使うならまずヒゲを剃ってみないか？苦笑

2007.04.03

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他人の懐は気になるか？

イブちゃん、おかげさまでようやく良くなり今日から学校へ行きました学校ではいきなりお友達に抱きしめられて再会を喜びあっておりました。ところで、今回の胃腸炎どうもうちのクラスでかなり流行っていた模様で先週だけでも半数ほどの子がなんらかの症状を訴えていたとか。学校が始まると色んな病気も貰ってきちゃいますね。ところで、皆さんはアホアホの事を覚えているでしょうか？？知らない方はこちらあのアホアホが巡り巡ってなんとまたキウイ君の下に入る事にが、今回はアホアホは直接の部下ではなく部下の部下だから直接被害は少ないらしい。でも、キウイ君はちょっとブルー。何故なら、使えないのみならず、あまりも態度までＬＬ。キウイ君の部では人件費にバジェットがあるのであのアホアホを辞めさせたら、その分もっとましな人材を投入できる。他の部員からも給料の件で文句があったらしくアホアホを含め問題のある部員の年収を人事に問い合わせたらとんでもない金額が叩き出されたと言うのだ。私も聞いてビックリ！！（あーあーあーあー、言いたいよう！！）なんと問題社員のトップの金額があのアホアホ！！彼程度の仕事する人なら余裕で２人は雇える金額。これには幹部軍団もビックリで、アホアホへのかなり厳しい対応を迫られているらしい。周りの人から文句が出るのも分かるし、上司からどんなに辞めたら光線が出されていても意地でも辞めないわけだよ。最初に入社した時相当ホラ吹いたんでしょうなぁ。全くイギリスと言うのは景気が良いのか皆ぼけ過ぎじゃないの？会社におんぶに抱っこで注意しない方がおかしいなんて虫が良すぎるつうの。ありえないよ全く。会社も大きくなりすぎると、こういう意味不明な問題や人が出てきて大変だ～。

2007.03.12

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タダより高いものは無い

　この所楽天のお友達の所へ行ってもコメントする余裕が無い。ごめんなさい。それは日曜日からイブちゃんの具合が悪いから初日はもう酷い状態で、食べても飲んでも吐いてしまっていた。吐くのは治まったものの、自分では殆ど何も食べないし飲まないし微熱もあり殆ど横になったままでいる。最初は風邪かな？位に思って２、３日様子を見れば大丈夫。とタカをくくっていたが一向に良くならず昨日キウイ君がイブちゃんとＧＰへ行ってきた。Ｄｒ曰く「何かのウィルスによるGastroenteritis（胃腸炎）」３０分おきに水分を取らせ様子を見よとの事。それでも駄目ならまた金曜日に来いとの事だった。もう様子は十分見ているっつうの。ついでにまたしても薬を処方してくれなかった薬局に行って見たら顔色真っ青、フラフラのイブちゃんを見て「そんな状況なら普通薬を処方するのに。違う医者に行ってみたら？」と言われた。何でも薬を処方するのもどうかとは思うけどこの国の医療は終わってる。ま、前にも歯痛の時、「塩の入ったお湯でうがいしろ」と驚愕の処方をされたので、しょうもない医者には慣れてはいるけど子供の事になると本当に辛い。代われるものなら代わってやりたい。ＮＨＳはタダ。だからサービスも悪いし、薬も最小限度しか出さない。それはここでも散々言って来た。あー、分かっちゃいるけど酷すぎない？？きちんと適正なお金を払っても、好きな時に好きな医者に診て貰うという至極普通な事がこの国では不可能なのだ。先日もニュースで見たところによると老夫婦が失明を伴う目の病気になったがＮＨＳは予算の関係で夫婦のどちらかしか無料で治せないと宣告。結局夫婦で話し合いの末、プライベートで治療を受けるのは高額すぎて不可能。と言う事で夫のみがＮＨＳで手術を受ける事になったとか。まず無料ありきで、それを死守しようとするあまり医療の本来の目的を激しく逸脱しているのではないか？こんな医療とサービスで何とかなっているこの国の人々は本当に頑丈なんだろうなぁと思うしかあるまい。私は他の日本人同様、重大な病気になったら即効日本へ帰るぞー！！

2007.03.08

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犯人は誰だ！！！！

ロンドンは昨晩遅くから降り始めた雪がガンガンまだ降っています。学校休もうかな？とイブちゃんに言って見たけれど、速攻「絶対行く～行く～行く～！！！」と騒がれ渋々学校へ。まるちゃんは雪が苦手ざんす。ところで、今週の火曜日。イギリスを燃やしてしまいたくなるような出来事が。皆さん、またです。また！！家にいたらすっごい音と共に振動があったのですがダンプでも行ったのかな？位に思い電話で話をしていた事もあり、外を確認しなかった。さて、イブちゃんを迎えに行くかなぁ。と外にでたらうちの門がなんかおかしい。？？？？と周りをチェックしたらレンガの破片やら落ちている。そして、門の支柱を押してみたらグラグラするではないか！！そうです、何者かがうちのレンガの門を壊した！しかも、分からないように元に戻しておいたらしい。あんなぶっとい支柱を真昼間に壊せた事もさることながら数十キロはあろうという支柱を何ごとも無かったの様に元に戻すなんて。一体何？？頭に来るやら、ビックリするやらでキウイ君に電話。誰かケガでもしたら、この自分の利益ばっかり主張する馬鹿なイギリスでは訴えられかねない。そこでキウイ君はマッハで帰宅ただ乗っけられただけの壊れた支柱を何とか取り外した。全く一体犯人は誰なんだ～！！！支柱だけを直すのは不可能だからフロントガーデンの壁から全部直すことになる。あぁ、余計な出費。キッチン改装の道がまた遠ざかるあまりにもビックリして友人達に言ったら「本当にまるちゃんばっかり色々起きるねぇ。在英２年半でしょ？普通じゃありえないよね。もう、１０年はいるみたいだもん。やっぱり方角が悪いの？」と苦笑い本当だよ。なんでこう次から次へとなんか起きるわけ？？イギリスなんてイギリスなんて大っ嫌いだーっ！！！！「犯人に告ぐ、さっさと自首しなさい！！故郷のお母さん泣いてるぞ。」（イギリスでなんか絶対ありえないけど。苦笑）

2007.02.08

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まるちゃんタジタジ

日曜日からキウイ君はハンガリーへ半分お遊びのオフサイト会議で出張中。なんだか淋しいけれど、家は汚れないので快適。これで誰が家をもっとも汚しているのかハッキリしたぞ！ま、そんな事より先日来たイギリス人女の子のお話を。彼女イギリス人のＳちゃん７歳。友人の子供のクラスメート。友人の子供と一緒に遊びに来たまではよかった。さて、夕飯食べさせようかなと思い立ち「Ｇｉｒｌｓ！今日はミートソースのパスタで良いかな？」と聞くとイブ＆友人の子は即答でＹｅｓ！Ｓちゃんは「昨日もミートソーススパゲッティだったから違う方が良い。」「あ、そう。じゃぁ違う方が良いならローストチキンにする？丁度今日買って来たのがあるから。」とまるちゃん。するとＳちゃん「うーん。フレイバーによるわ。私の好きなフレイバーなら食べても良いわ」？？？？？？この時点でイブちゃん＆友人の子供は何でも良いよと遊びに戻った。昨日と同じものが食べたくないのは分かる。でも、人の家でフレイバー？？？食べても良いだぁ自分の子供ならすかさず「どの口がそんな小生意気なこと言っているんだぁ～」とほっぺのひとつも軽くつねってやる所ですが結局私の買って来たハニーローストではお気に召さず２，３の駄目出しの後、ピザになった。このピザもピザエクスプレスじゃなくちゃとか一悶着あったけどね。イギリス人は自己主張がハッキリしているのは百も承知だけど久々にザ・イギリス人に巡り合ったよ。うちはレストランじゃないっつうの。が、もちろん小心者のまるちゃんが初対面のＳちゃんにもママにも言えるわけもなく最後まで引きつる笑顔でＳちゃんを送り出した。後日、事の顛末を友人に言ったら馬鹿ウケしていた。Ｓちゃんは彼女のうちに来ても同じらしく、ただそれは知っている仲だから甘えているのだと思っていたそうな。「大和民族的には他人の家で出されたものは黙って頂くのが当たり前。もちろんそれは極論だけどね」というと友人は「他人の家だとしてもイギリス人が自分が苦手なものを言うのは比較的普通。でも、彼女は超イギリス人だわね。」と笑っていた。VERY ENGLISH。Ｓちゃん見たいな子供が一杯いるイギリスを想像してしまいちょっとブルッたまるちゃんであった。

2007.01.30

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これはフェアーなんだろうか？

週末はイブちゃんのクラスのお友達のバースデーパーティーが２件。結局どちらに行こうか悩んだものの、最初のパーティーに１時間だけ出て２件目にはちょっとだけ遅れて参加する事にした。イブちゃんは二つともすごく楽しかったようなので良かったところで、この一件目のおうちは所謂カウンセルハウスで低所得者がただ同然の家賃で借りれると言ううちだった。この家は高級デベロップメントの中に堂々と建っている。うちのカウンシルでは新しいデベロップメントを作る際必ず規模に応じてカウンシル用の住宅を提供しないといけない事になっている。理由は高級な人たちの周りに住むと低所得や無職の人達が憧れから働く意欲を持つし、そういう人達だけをまとめて住まわすよりも犯罪が起こりにくくなるということらしい。（本当か？？？）なのでどんな高級なデベロップメントでも絶対にカウンシルフラットやハウスが混在する事になる。このカウンシルハウスの場合も周りとの調和もあるので外観はそこそこ作ってあるものの中身はすごいシンプルなチープな物の様子だった。が、問題はここから。いっつもぼやいている政府から手当てを貰って生きている人々の話で申し訳ないけれど、ちょっと聞いて欲しい。同じ間取りのデベロップメント内の物件はおおよそ３億円以上から。噂によればカウンシルハウスなら家賃はせいぜいタダ～５万円くらいだと言うのだ。これってどうなのよ。はたや一生懸命働いて税金払って何十万もローンを必死に返している普通の人。その税金から手当てを貰ってタダ～５万円で同等の家を借りる事の出来る人たち。これがこの国の目指す福祉国家なんだろうか？しみじみと馬鹿らしい。しかも、真面目に働いて買ったこの数億円の家ですら隣にこのカウンセルフラットやハウスがあるというだけで不動産価格が場合によっては１割以上下がってしまうのだ。あぁ、踏んだり蹴ったり日本で公営住宅の横だと他の一般住宅の値段が下がるなんて聞いた事が無いが、この国では常識だ。私も一生懸命ローン返して家買うより同じ家を５万で一生借りたいよー！！メンテは全部税金だし、古くなったら改装してくれるしその方がずっと良いじゃん！！なんで一生懸命税金払ってるうちはキッチンの改装が高すぎるからと未だに見積もりのままなんだ～！！ムカつくったらないわ。日本でも最近格差社会とか言って騒いでいる人が多いようだけれどなんでもかんでも平等って言うのはこういう歪みも生み出すと言う事を考えてみたらどうだろう？

2007.01.28

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勝ったどー！！

皆さんは覚えているだろうか？まるちゃんとイブちゃんを轢き損ねうちの車を壊した挙句、支払いを拒否してきた馬鹿者の話を。知らない方はこちらへまるちゃん受難編その後編日本への里帰り前に弁護士へ「もうー、許せん。イギリスのバーカ！弁護士もちゃんと自分の仕事をしやがれ！そっちがその気なら目に物見せてやる。吼え面かくなよ！」と書け！！と怒り心頭のまるちゃんの叫びを至極真っ当丁寧なビジネス文にキウイ君が翻訳し最後に支払わないなら危険ドライバーで訴えるのであしからずと付け加えて出しておいた。どっちみちこの国の使えない弁護士からすぐに連絡が来るはずも無いので帰国後電話してみたら、「おめでとうございます！我々のたゆまぬ努力により相手が全額支払に応じました。チェックは今週中にお手元に届きます」ときた。赤字の部分だけ余計じゃ！この国の人間はどうもミスは他人のせい、良い結果は全部自分の物という「あんたジャイアン？！」と言う厚顔無恥なアホばっかり。加害者もさっさと払えば済むのに、一応はごねてみる辺りもう諦めの極致に至っているとは言え、アホアホ。と声を大にしてもう一度言いたい。何度も言うようだけれどここイギリスではどうでも良いことに本当に無駄なエネルギーを消費しなくてはならないのだ。しかし、まるちゃんも強くなったなぁ。ここまで脅して駄目ならまた裁判か？って気が重いながらもアホどもの挑戦を受けて立つようになったのだからま、４月の保険の更新前に済んだし、全額支払われたと言う事でまるちゃんＶＳイギリスの今回の戦いはまるちゃん大勝利イェーイ

2007.01.24

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この国の常識？！

週末ｋさん家族とサンデーランチに近所のパブへ行った。このパブは見た目は小奇麗なだけの普通なパブだけれど料理がイギリスらしからぬ結構気の利いた物をだすのでまるちゃん家族はかなりのレギュラー。Ｋさん家族はうちと結構似た家族構成でご主人はダッチ系のオージーで、彼女は中国系マレー人。娘さん達もイブちゃんと似たり寄ったりの年齢なので話も合うし、良い友達の一人だ。ところで、そのｋさんと先週道でばったり会った後で「まるちゃんの温かな笑顔に出会えて本当に嬉しかった」と丁寧なメールを貰い、なんか馬鹿丁寧だな位に思ったが酷い風邪を家族でひいていると言っていたので気弱になったのかな？と片付けていた。すると、昨日彼女が変なメール送ってごめんね。でも、あのメールは私の気持ちを本当に伝えたかったの。と何故あんな馬鹿丁寧なメールを書くに至ったかを教えてくれた。そもそも彼女はこの国に来ておよそ半年。学校で仲良しなのは私とアメリカ人のＭさん位。特にＭさんはクラスも一緒だし、ご近所なので子供の送り迎えを頼みあったり、コーヒーを飲んだりしていたようだ。そのうちご主人も含めて紹介し仲良くしていると思っていたら先日突然メールが来た。「あなたとあなたのご主人は煩わしい。いつも質問ばかりして私をイラつかせる。それになぜ私のバックグラウンドや職業、家族の事などを聞かなくてはいけないの？そんな失礼な事はあなたの国では普通でもイギリスやヨーロッパではありえない。今後はオフィシャルな関係にして頂きたい！」とまぁこんな感じのすんごいメールが来たそうだ。彼女は確かに私にも質問するけれど、どこのバレエスクールが良い？とかスーパーは何処がお勧め？とかそれは新しく越してきたのだからそんな日常の事が大半だ。私だってそれくらいの事は誰にだって聞く。バックグラウンドも何処の出身ですか？とか普通に仲良くなれば話の中でトピックくらいに聞くけどなぁ。どうしても聞かれたくない事は話をそらすとか、それは個人的なことなので言いたくないとかその時はっきり言えば良いし、それでも止めなければ、自然に疎遠にすれば良いと思う。確かにイギリスでは初対面では個人的な話はまずしない。俗に言う天気の話や週末何をしたかなどがポピュラー政治や宗教の話がタブーなのも有名だ。でも、そんな事Ｋさんだってご主人だって知っているに決まっており現に私達夫婦にするのと大差ない話をしているなら別段問題ないと思う。ま、そんな事より何より、どうしてアメリカ人のＭさんがイギリスの常識を謳うのかが意味不明だ。彼女も駐在で在英２年目。大して変らないだろうに。半泣きになってまるちゃんにも嫌がられているのでは？と不安に駆られているいるＫさんを励ましながらなんだか気の毒になってしまった。

2007.01.22

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もうイライラするー！！！！

週末は日本人学校の本セールとか結構面白かったのに土曜の朝に信じられない手紙が届いた。うちの弁護士からの手紙で「相手方が自分達に非はないと言っているのでこれから目撃者に連絡を取ります。」と言って来た。はぁ？？？皆さん覚えてます？３ヶ月も前のＩＫＥＡでの事故を。あの話を今更３ヶ月も経ってから自分達のせいじゃないって何事？？？うちの弁護士も今更目撃者に聞くって遅すぎるんだよ。忘れてたらどうするのよ。もう修理も全て終わってるのに。全くイライラするったら無いわ。だからイギリスなんて大嫌いなのよ。とりあえず、文句言ったもん勝ちって所。もうこんな馬鹿げた事ばっかりだもん。（ってぶつけてきたのはポーリッシュだけど）最近良い感じに生活していると思ったらこう来たか。全くイギリスとまるちゃんって本当相性悪すぎ！イギリスのバカー！！

2006.12.04

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どんなカゼ？？

昨日（また！苦笑）電車が止まり、キウイ君は出勤できずワークフロムホーム（在宅勤務）に急遽切り替えた。キウイ君が家にいるのは嬉しいけれど電話会議を四六時中やり、しかも会社からもジャンジャン電話が来るのでまるちゃんは不便極まりない。そこで、お昼のお迎えをキウイ君に託し、まるちゃんはシティへお買い物へ。夕方帰宅すると、キウイ君が面白い話があると言う。「イブちゃんがお誕生日会に招待されたけど、誰からだと思う？」と聞くので手当たり次第言ってみたが当たらない。「で、誰よ？」とキレ気味まるちゃん。「隣の感じ悪い夫婦の息子」と言うではないか！！！まるちゃんビックリ！ばったり家の前で会った時に誘われたらしい。私が数日前、奥さんに会った時は、私の挨拶に「Ｈｉ」しか言わなかったのにやっぱり夫とは話すんだな。相変わらず感じ悪いぞ残念ながら（？？）その日は日本へ行っているので行けないと断ったそうだが本当どういう風の吹き回しなんだ？だって、挨拶もしないような家族から突然ご招待？？何かおかしいよ。挨拶強化週間の成果？なわけない。もう止めちゃったし。苦笑絶対魂胆があるに違いないわ等と真剣に勘ぐるまるちゃんにキウイ君が一言。「ねぇ、ねぇ。どういう風ってどんな風？」と真顔で質問人が考えている時に一気にやる気がうせるー。キーっ！！しかもしつこく聞くのでちょっと面倒になり「それは北北西から吹いてくる物凄く冷たい風だよ。日本人の常識！」と適当に大嘘をついたキウイ君はブツブツ、北北西からの風が吹くと何が回る？？？？？と思案顔。ま、この人がいると心が和むんだよね。ごめんね、からかって。今日は本当の意味を教えま～す

2006.11.28

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そんなアホなイギリス

ここでも何回かブーたれているイギリスの福祉について先週の日系フリーペーパーに特集が組まれていた。イギリス在住の方は結構皆さん読まれて憤慨された事でしょう。まるちゃんのような外国人でも２年も住んだら、福祉の大判振る舞い＆受給者の態度ＬＬさ加減に開いた口が塞がらないのだ。最近では広告で「手当てを貰っている人が、仕事をするのは違法です」見たいなのを見かけた。反対でしょ！「働いて手当てを貰わないようにしましょう」が普通じゃないの？？？許しがたいそして日本人には理解不能な家族をちょっと紹介。年間約740万円の給付金を受けている一家。（もちろん無税。なので実質は１千万近い給付金）自治体が数百万掛けて直した７ベッドルームの家に引越せたのに家の修理が足りないと掃除をしないボイコットを開始。自治体は仕方なくプロのクリーナーを雇った。さらにこの家の水漏れのせいで損害を受けたとかで損害賠償を検討中。ちなみにこの家の主人は１３年間無職。妻も１８年間無職。しかし、家には給付金で買ったワイドスクリーンＴＶ，ＤＶＤ、アメリカン冷蔵庫など最新式の贅沢品で溢れかえっている。給付金年間約６００万受け取っている家族の場合子供１０人（孫１人）シングルマザーの娘に子供が生まれ、再婚の自分達にも双子が生まれ支給された家が狭くなったので引越しを自治体に要求。しかし、２年待ちと言われたため、一旦離婚して家をもうひとつ貰おうと画策中。こちらも２台の車にワイドスクリーンＴＶと贅沢品三昧。この家族以外にもこんな家族は山盛りいるのがこのイギリス。子供沢山なのもどんどん産んだ方が、小さな子供を養育するために働けないという理由になるから。それに真面目に働くより、無職で給付金をもらった方がずっと良い暮らしが出来るからこういう輩があとを絶たない。しかもこういう家族の子供達もそんな親の生活を見ているので若くしてシングルマザーなどになり自分も給付金生活。完全な悪循環。こういうのもイギリス人の大好きチャリティーなのかしらん？真面目に一生懸命働いて、お給料の半分を税金で持っていかれしかもそれでこういう怠け者を養っているのかと思うとムカムカするわ。生活がようやくできる位の期限付き援助の方が働かなくては！という意欲を持たせるだろうし、ずっと彼らのためになると思うけれど。

2006.11.07

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いじめですか？

この所ちょっと体調が優れないと言うか気になる事があったのでＧＰに予約をとって昨日の夕方行ってきた。いつも思うけど、このＧＰって本当に入れ替わりが激しい。良い先生は半年くらいですぐ変っちゃう。今回も何回か診て貰ってイギリスにしては親切だったＬ先生にアポイントを入れようとしたら、もう辞めていた。でも、どうしても女医さんが良いといったらイギリスで初めて診て貰った頂けない女医しか空いておらず、泣く泣く彼女にアポを入れた。前回、高熱でフラフラになって行った時、散々待たされた挙句、終始無愛想で聴診器も当てず、喉も見ず二言三言話しただけで処方箋。その間３分少々。またあいつかー。と少々ブルーだった。しかーし、予想に反して今回は予約時間より早く呼ばれ、しかも笑顔！「学生が見学したいのですがよろしいですか？」と来た。別に構いませんよ。と言うとにこやかに部屋に通された。今回は問診もちゃんとするし、丁寧だ。やっぱり、見学がいると違うねー。前がたまたま機嫌が悪かっただけかな？なんてポジティブシンキングまで出てきたまるちゃん。そこでおもむろに、尿検査をするのでこれにサンプルを取って来てください。と蓋付き試験管みたいなものを渡された。いざトイレに行って、気が付いた。こんなちっこい試験管にどうやってサンプル取るのさ？普通紙コップとかくれるでしょ？仕方なくＤｒの所に戻ったら笑顔で「それに入れてください。漏れても拭けば問題ないです」？？？あんたが良くても私が嫌だよ！！！キッー！！やっぱり間違いなんかじゃない。アイツは間違いなく悪魔の女医だった注射の前に消毒しなくても、予約したって恐ろしく待たされても、それでも許す。でも、尿検査の時くらい紙コップくれー！！結局、受付のおばさんに泣きついて紙コップをもらった。やっぱりあの女医は鬼門だ。なのに来週も行かなくてはならないのだ。ちくしょーっ！日本人をなめんなよ。絶対お前になんかに負けないぞ！来週は自分で紙コップ持って行くもんね。（そういう問題か？！）苦笑

2006.11.02

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まるちゃん受難

絶対まるちゃんと、イギリスは相性が悪いのだ週末にＩＫＥＡに行ったら、またろくでもない事が起きた。あまりにも注意散漫なドライバーに轢かれそうになった上、車を壊されたまぁ、このお国柄。逃げなかったのはまぁラッキーだったか。さて、事の顛末はと言うと荷物を車に乗せるための駐車エリアで荷物を持って立っていたら駐車しようとするバンが、どんどん私とイブちゃんが立っている歩道向かってバックして来た。私達は大きなカートを持っていたし歩道なんだから普通に立っていた。すると、バンは止まる気配も無くどんどんやって来るではないか！悲鳴と共にイブちゃんを叫んで逃がしたまでは良いけれど自分がカートと車の間に入っている状況で潰されそう。必死にバックする車に叫び、叩きまくるも止まらず。周りの人がすっ飛んで行って車を止めさせてくれた。ほんの一瞬の事だけれど、私は車とカートにはさまれて動けずもう少し遅かったら怪我をしていた。イブちゃんだって廻りに人がいなければ大変だった。ドライバーは英語もろくに出来ない東ヨーロッパの人だったけれどその友達が平身低頭謝るから怪我も無かったので一応許した。しかし、その数分後。うちが荷物を車に積んでいたら今度は横も確認しないでいきなり発進。案の定うちのドアにひっかかり、それでも進んだのでうちのドアは曲がりちゃんと閉まらなくなった！もう怒り心頭！しかも、さっきまでの態度とは打って変わり、うちだけが悪くないだのうちのバンも傷がついたの言っている。おんぼろのバンのくせにで何処が傷なんだっつうの！「ごめんなさい」と言う言葉を知らないのか？？カチンと来たまるちゃん、即効向こう車の写真を撮り警察に電話。また、すぐ側にいた家族に証言を頼んだ。「さっきも人を轢きそうになって、こんどは車を壊したのよ！このケアレスドライバー！警察に通報したし、うちには証言してくれる人もいるんだからね」と大きな声で言ってやった。（まるちゃん、怒り担当）このイギリスでは悪質なドライバーに当たると、嘘の居所を言ったりにせの目撃者を出してきたりすると聞くので、心配したけれど今の所は大丈夫そう。不幸中の幸いで最初に轢かれそうになったから周りの人も沢山見ていたし。相手のバンは会社のものだったらしく、保険も入っているようだし。ちなみにこちらの警察は事故の場合、誰かが怪我をしない限り出動しないのが普通。（もしくは、相手が逃げた場合。）通常は当事者同士の連絡先と保険会社、保険番号を聞いて後は保険会社任せとなる。保険会社の言うには、うちは車に誰も乗っておらず、エンジンもかかっていなかった為１００％相手が悪い。（当たり前！）だからもちろん相手が全額支払う事になるのだけれど、イブちゃんが怪我でもしたらどうするの？ああいう危険ドライバーは絶対今回だけではないはず。自分でどんなに気を付けていてもこんな馬鹿に当たる事もあるんだわ。全く腹立たしい事この上ない。

2006.09.19

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ム、ムカつくー！！！！

あー、こんな腹の立つのも久しぶりだわ。今年に入ってお隣さん（イタリア人じゃない方。）はずーっと何かしら工事をしている。今日も朝からフローリングの引き替えをし始めた。それはお互い様。うるさくたって仕方が無い。旦那の声が異常にでかいのも仕方が無い。子供がたまに無礼なのも仕方が無い。別に問題ない許す。しかし、朝から始まった作業は夜７時半になっても終わらず、ドンドンうるさい。そこで、隣に行って見た。ピンポン押せども返答が無いから開けっ放しのドアを開け「ハロー！隣の者ですけど～。」まるちゃん。「ＷＨＡＴ？」おっと、お隣さんいきなり喧嘩腰かい。「作業は何時くらいまでやるの？」「わかんないな。あと４，５０分？でも、あなたのうちもドリルやったろ！」はぁぁぁぁぁ？？？？？「少しうるさいから聞きに来ただけで別に文句言ってるわけじゃないんですけど。それとうちがドリルやっていたのはいつの話ですか？非常識な時間なら夫に言わなくちゃいけないから」まるちゃん「あー、あー、分かったから。８時には終わるから。それでいいだろ！」帰れといわんばかり。このイギリス人は馬鹿なんですか？「あ、うるさかったですか？すぐ終わりますからすみませんね。」とか普通に言えないのか。それに事前に「こういう作業しますからうるさいかもしれません」とか言っておけばこんな不愉快な事態も起きないだろうに。全くイギリス人（育ちの悪い）って言うのは人に何か指摘されると何かしら言い返さないと気が済まないのか？確かにうちだってドリル使いますよ。でも朝から晩までなんてやりません！！ナイスな方の隣人に「もう一方のお隣いかが？彼らは非常に個人的だから」って年中言われていた意味が身に染みて分かったわ。前から挨拶しても声も出さずに微妙にスマイル？くらいな対応の夫婦だったけどこんなに感じ悪いと思わなかった。サイコの二の舞はごめんなので、明日からもごく普通にしかしそれ以上には決して近寄るまい。挨拶くらいは相手が返さなくてもするけどね。全く心の底から思う。品の無い人間は嫌だわ。

2006.09.13

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Welcome　Back　To　London　～ノエル？そっくりさん？～

帰って来ちゃいましたよロンドンにスイスは本当お天気も素晴らしく毎日30度近かったこれは良い驚きでしたね。勝手な想像でスイスは寒いと思っていたから。実際、地元の人曰くこんなに暑いのは殆ど無いらしくラッキーだった模様。スイスのお話はのんびりアップしていきます。それはそうと昨日の夜10時ごろヒースローに着いたらイミグレがいつものように物凄い混雑行った事のある方なら分かるでしょうがイミグレの大きな部屋に人が入りきらないほどあふれて何百人も並んでいるのに係りはたったの4人！ついに後ろの方では並べ並ばないの喧嘩まで始まる始末。ぼーっと立ってるばかりの係りのオヤジがいるんだから、少しは人の誘導とか係官増やすとか頭を使ったらどうだろう？イギリス。待つ事一時間以上でようやく通過となったわけですが、窓口のオヤジに「こんな人が沢山なんだから誘導とかしないとけが人が出ますよ。現に喧嘩やってる人もいるし。」と助言。するとおじさん「こんな混むのは珍しいんですよ。マネージャーには言ったんだけどね」うそつけ～！！いつだって混んでるじゃん！！ところで、その超混雑の最中で、私達の前方に思いっきりずる込みしようとしているイギリス人チンピラが一人。しかもその直前にフランス人のずる込みオヤジ達も撃退されたのにまったく動じない。キウイ君が「まるちゃん、あれってノエル・ギャラガーだよ絶対。」（知らない方の為に。ロックバンドのオアシスメンバー。兄ちゃんの方）まるちゃん「そっくりさんでしょ。ありえないよ～周りの人ノーリアクションだしさ。本物がこんな所で列に並んで。しかもギター背負ってサングラスもしないでいるわけ無いよ。」この会話を数回重ねるもキウイ君は絶対そうだと言い張る。しかもこのそっくりさん。彼女まで呼んでずる込みした！当然周りの人は「皆並んでるんだからちゃんと並べ」とか言い合いになったがそっくりさんは超チンピラ風に４レターワード言いまくりのやり返しで、そんな事知ったこっちゃねえよと応酬。キウイ君ももちろん参戦。ちょっとだけどね。苦笑周りからは「あーあ、ここにずる込みした。うそつきがいる。」などと言われても悪びれず、ひたすら彼女といちゃつきニヤついていた。が、その時そっくりさんが見覚えのある顔の小汚い男とハグして挨拶。？？？？それはストーンローゼズの人ではないか！と言う事はやっぱりノエル？？？かなりガッカリ。昔はオアシス好きでCDも持っているのに。あんなただのバカなチンピラだったなんて。しかもオーラゼロ。なんか悲しくなってきた。人間落ちぶれたくは無いもんです。そんなこんなで要領の悪いし、肌寒いし、チンピラ盛りだくさんのロンドンへようこそ！って感じの歓待であぁロンドンに戻ってきちゃったなぁと実感するまるちゃんだったのだ。人気blogランキングへ

2006.06.19

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それってどうなのよ！

昨日キウイ妹が来たので近所のイタリアンにディナーへでかけた。オーダーを終えて一息ついていると突然入り口から入ってきた汚い感じの老女が「バスパスを無くしたので1パウンド（約200円）下さい。」と手を出してきた。キウイは凍り、妹はちょっと悩んだので、（特にキウイ君は散々私に怒られたので先日の出来事を参照）私が冷たく一言。「ＮＯ」彼女は私の返事を聞くや否やよそのテーブルを一つ一つ回り始めた。半分くらい回った所で、他のテーブルにいたチャブカップルの男性がつかつかと店のマネージャーに歩み寄り顔を思いっきり近くにして肩を組みすごい剣幕でまくし立てた以下丁寧な感じに要約。「前から予約入れて高いお金払って彼女と食べに来てる。おまけにサービス料までとるのにあんなばあさんを店内に野放しにしていいと思ってるのか」マネージャは平謝り＆老女を店外につまみ出した。この時の店にいた中流クラス以上のお客達は皆無視しつつもチャブ兄さんをちょっとさげすむ感じの雰囲気。ロンドンによくいる恵まれない人にお金持ちたる僕らが施すのは当然的な態度の人々。私はそれって本心から？といつも思う。私は知っている。あの老女はこの界隈では有名でカフェやレストランに入ってはお客に同じセリフを吐いている。それを一日中やってる。2日前にカフェにいた時も来た。もちろん断った。しかも、バスに現金で乗るなら１．５パウンド必要なのに1パウンド！このチャブ兄さんははっきり言ってお友達になりたいタイプでもなければ関わりも持ちたくないようなタイプの人ではある。でも、少なくともこのお兄ちゃんは偽善者ではない。他のこのチャブ兄さんをさげすんでいたお客達の大半はどうなのだ。私が以前にこの老女を追い払った時、近くにいた富裕層的男性は断ったあとすぐ後ろに私やもう一人いるのに気が付き、恥ずかしげに断ったもう一人に声をかけ「あの人嘘言っているよね。彼女はお金あげなくても大丈夫のはず」等と言い合っていた。私からすればこういう輩の方が恥ずかしい。あげなくても堂々としていれば良いじゃないか！嘘バレバレじゃん！他人の目が無ければお金を恵まないけれど他人が見ていれば恵む。電車の中なら恵むけれど、道端で一人きりなら恵まない。根拠が自分と同じクラスの他人であり決して目の前で手を出している人ではない。もちろんこんな人ばかりじゃなくて、どんな時もどんな人にも手を差し伸べると言う人もいるでしょうが、少なくともこのレストランでは違ったと思う。チャリティーって本当に難しい。パフォーマンス、義務はたまた名誉欲でチャリティーをする人も多い。また、自分の命を賭して他人の為に尽くす人もいる。世界中にあふれる本当に今、助けを必要としている人にとっては誰のどんな意思によるお金か等と言う事は二の次だろうけれどこういうしょうもない恵んでくれ系の人に会うたびにまた偽善を見るたびに抱く嫌悪感。私は自分の心に正直に生きようと思う。ちょっと考えてしまったまるちゃん、金曜の夜。この老女やアル中、薬中達に1パウンドあげるなら絶対ユニセフ等に1パウンド寄付する。これから今までのチャリティーとは別に誰かにお金を恵んでくれと言われたらその分を恵まれないもっと大変な国の子供達の為にちゃんとした団体に寄付するわ♪ ちょっと気分が明るくなったまるちゃんだった。人気blogランキングへ

2006.05.14

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ソフトな押し売り　ＩＮ　ＬＯＮＤＯＮ

通信販売に、テレビショッピング、スーパーのデリバリーだってネットで済ませられるこの時代にここロンドンでは不思議な販売方法がある。それはカタログ各戸配布＆回収だ。うちにも毎週のようにカタログがポストに入れられている。しかもそのカタログは大体日本のお茶の間ショッピングも真っ青と言うほどに買う人がいたら見て見たいというような品揃え。なんでも落ちる洗剤（注意書きに取れない事もあります。とある！！爆）庭に置くへんなおっさん顔の置物セレクション。トラクター。（普通のうちに必要か？？？）など等。まぁ、そんなアホアホカタログを置いていくだけならまだ良い。たまには暇つぶしになるから。しかし、問題はその回収方法にある。注文は指定の用紙に書いて濡れないように玄関前にとかやたら指示が多く、カタログは１００円で、あなたがこれを捨てると私が払わなければいけないとかプチ脅し。また出していないとなぜか週末の早朝にピンポーンと来るのだ。多分一番在宅率が高いからだろう。朝寝が大好きなまるちゃん的には許せない行為。しかもいなかったらまた翌日の早朝。もう嫌がらせの域だ。苦笑もううちには入れないで、と言ってもまた別の業者、別の人がやって来る。もっと他に効率の良い仕事か、少なくとも売れそうなカタログがあるだろうに。イギリス人って不思議。人気blogランキングへ

2006.05.03

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寸借詐欺　Ｉｎ　Ｌｏｎｄｏｎ

　あー、全く腹が立つったらありゃしない折角イギリスの少ない3連休を楽しんでいたのに最後の最後でこんな馬鹿な事に引っかかるとは。今日と言う今日はうちのキウイ君をアホアホと呼びたい。事の次第はこうだ。スーパーに買出しに行って家の前に車を止めて荷物を搬入していたら怪しげな中年がなにやらキウイ君に話しかけている。まるちゃんはピンと来た。どうせ何かのセールスか物乞いの類だ。私は物乞いの人にお金をあげる事はほぼ無い。理由はドラッグかお酒を買うか、働けるのに働かない怠け者ばかりだから。またはロンドンでは物乞いに見せかけてのスリが多いから。もちろんチャリティーは大事だけれど、そういうのはきちんとした素性でしかも趣旨に賛同できる団体に寄付する事にしている。話は戻ってイギリスの怠け者の典型ともいえるおっさんが、うちのキウイ君に何やらまくし立てているので優しいキウイ君は断れないだろうと私が助け舟を出した。「その人にお金渡しちゃ駄目よ。断った方がいいよ」するとキウイ君は「でも、ガス欠で車が動かなくなるって言ってるよ。かわいそうだし」そんなの嘘に決まってるだろう！私の殺気を感じたのかおっさんはキウイ君を自分の車の方に連れて行った。そして何やら話し、キウイ君から何か貰って握手している。あー！やっちゃったよ。帰ってきたキウイ君に聞いたら家に帰る途中でガス欠になりお財布が無い。（この時点でおかしいだろう！）帰り次第今日中にお金を返しに来ますと言ったしこういう状況は誰にでも起こりうるよとキウイ君は怒る私に説明。そんな見え透いた嘘にだまされるのもアホだけど最初4パウンド（約８００円）あげたら足りないっていうから6パウンドあげた。と言うのを聞いて私は情けなくなったよ。人が良いのにも程があるよ。あんたもアホアホの仲間入りだ～キウイ君！たかが6パウンド。されど6パウンド。だまされたと言うのが頭に来る。みなさんもロンドンに来たら御用心。人気blogランキングへ

2006.05.01

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ヤブだらけ？？？

先週の金曜日、恐ろしい歯の痛みで眠れず土曜日の朝イチに何が何でも見てくださいとねじ込んで歯医者に行った。指定された時間より1時間ほど待ったけれどなんとか診察開始。20秒ほど口の中を確認したら歯医者はこう言った。「歯じゃなくて歯茎が痛いんだよ。塩の入った出来る限り熱いお湯でうがいすれば治る。」と言い放った。アホか！と切れるのをなんとか抑えつつ「でも、そう言われても痛み止め飲んでも痛くて眠れない。」と食い下がるとようやくレントゲン。しかし、結果は同じ。そして請求は35パウンド（約7250円）。高！！ついでに5日待っても痛かったらまた来いと言われた。5日もこの痛さでいろって？？？バカバカバカ～しかし、なすすべも無いのでお湯でうがい。当然治らないので痛み止め。あまりにも死にそうなので、薬局に行ったら歯茎用のうがい薬を勧められた。これが効いた様子で月曜日には大分痛みは引いた。これが日本なら痛み止めと抗生物質を即効処方してくれるのに。この国は抗生物質を悪魔か何かと思っているのだろうか？？イギリスにいる以上歯医者は日本帰国時に済ませるのが常識。私もそうしていたが、まさか歯茎に痛みとは！想像していなかったイギリス人にこの怒りを説明していたら彼女は「あなたはラッキーよ。普通土曜日に予約なしでしかもＮＨＳ扱い（ＮＨＳでも歯は有料）で歯医者に見てもらえるのは奇跡。」とニッコリ。そう言えば前に新聞であまりの歯痛で歯医者を片っ端から探すも全てに断られ最終的に自分で歯を抜いた人の話を読んだ事がある。くわばらくわばら。イギリスで死なないうちに日本に帰りたいよ～人気blogランキングへ

2006.04.12

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NHS事件簿

悪名高いイギリス医療事情。今日は昨日に引き続き、具体的な出来事をあげてみたいと思います。あくまでもまるちゃん調べですので、なかにはもしかして素晴らしいＮＨＳやＧＰもあるかもしれませんのであしからず。いつもの事よ編。・急病ですぐ診て欲しいと連絡入れるも来週来てね、とあしらわれる。・かなり時代遅れな薬を処方される。はぁ？編・急患でＮＨＳに駆け込んでも３～4時間も待たされる。・検査の取り違え。・命に関わらない手術のウェイティングで１０年近く待たされすっかり忘れた頃に手術の案内が来た。犯罪じゃ？編・亡くなった乳幼児の臓器を家族に無断で摘出。その後遺族に補償金を支払う。・酔っ払ったＮＨＳ職員達が救急車をタクシー代わりに。発覚後処分。責任者出せ！編。頭が割れるように痛くなり、ＧＰに連絡するもＧＰは留守。受付の人に午後なら来てもいいよと言われるが動けない。家族がＮＨＳに連れて行くがＧＰを通せと拒否される。必死に懇願して午後ＧＰが自宅で診療。一晩様子を診ようといわれ翌日ＧＰ再診。意識も混濁しているのでＧＰがスペシャリストに相談。スペシャリストは留守だったのでＧＰは待つよう指示。夜になってようやくＮＨＳ急患に回されるも専門医が当直していないので翌日まで待つよう言われる。結局３日目にようやく検査、手術（これでも画期的速さ）となるも病名はくも膜下出血。生きていたのが奇跡とＮＨＳナース談。憤り編。ひどい倦怠感を感じて訪れたＧＰで何も問題無いと言われたある女性。その後改善されないので何回もＧＰに行くが毎回なんともないと診断。ようやく検査にたどり着くも検査に３週間待ち。検査結果を聞くのに１ヶ月待ち。再検査に２週間待ちしている間に悪化。病名が分かったときには手遅れ。癌で亡くなる。ひどい話です。癌とかじゃなくたってすぐに対応してくれないから下手したらインフルエンザだって死んでしまう可能性があるわけです。皆さんもなにか事件ありますか？是非教えてくださいな♪人気blogランキングへ

2006.03.02

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やられた～。

ついにやられてしまいました。駐禁の罰金。うちの道は皆路駐。これは違反ではない。イギリスでは路駐はかなり普通。しかーし、うちの前の道の最後の２Ｍ位だけ月～金曜日の8時から１８時は止められない事になっている。しかし、うちの前にはどう考えても住人じゃ無い人が止めておりしばしば特に日曜日の夜は止められない。で、その２Ｍの所に昨晩止めたのだ。今朝方夫を送り出し「さぁ、移動しようかな」と思ったらもう駐禁取られていた！！あー。もー。うちが悪い。分かっちゃいるけど、80パウンド（1万6千円）は厳しい。ガックリだよー！！期間中に支払えば半額になるらしいので即効払いに行きます。それにしてもどうしてイギリスってこういう時だけ素早いんだ。ほかにそのパワーを回して見ないか？うーっ！！悔しい。人気blogランキングへ

2006.02.27

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びっくりしたなぁもう。

えー何気なく開けた封筒の中の手紙に「これが最後の警告です。期日までに３００パウンド支払わなければ訴えます。その際の費用は上乗せされて…」まるちゃんビックリ！！何の事だか意味不明だよ。と思いつつよく見てみるとなんと前のフラットの電気代。しかも6万円！！おかしくない？もう引っ越したのは去年の6月だよ？どうして今更？？？しかも引越ししたずーっと後まで請求期間になってるじゃん！！もう！！またかぁ。このイギリスアホアホ病。２４時間対応と言う電話番号に連絡するも繋がらず、昼間にキウイ君が連絡説明。でも、結局電話のたらいまわし。前に見積もりで請求される事をここでも書きましたが引っ越した後まで請求されるとは。イギリス恐るべし。もちろん、引越しした日にガス電気水道すべてに連絡済みだしメーターのリーディングもしてあるのに。何度もの交渉の末、埒が明かないので手紙で抗議＆すべての領収書をコピー添付して送付。その上でもう一度電話してようやく向こうも分かったらしい。しかも、ガス代は取りすぎていて返金。電気代は請求金額が少なかったからもっと出せと言う事になった。なんか意味不明だよ。どうして一回でちゃんと請求できないんだろうか。見積もりで請求して多く取ってみようとか、はたまたその逆だったり。（ま、多かったら向こうからは絶対に言って来ませんよ。少ない時だけしつこいのは。笑）そんな２度手間3度手間するなら最初っからちゃんとメーター読んで請求すればよっぽど経済的。あぁ、そんなまるちゃんの至極真っ当な建設的意見。このイギリス様には暖簾に腕押し、猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏。分かっちゃいるけど言わずにいられない大和魂。ところで、豆知識。私のトラブルだらけのイギリス生活で得た教訓のひとつ。「文句は電話より文書。」しかも、期限をつけてその後の対応を匂わせる。特に日本人は電話は苦手な人が多いし、向こうも英語が苦手だと色々強気に言って来ます。なのでこの方法が結構有効。しかも、この訴訟社会では訴訟前に文書で警告しなければならないと大抵の場合言われているので、期限を切って対応を迫るのは効果ありです。まさか、訴訟まで考えてはいないと思うかもしれませんがいついつまでにきちんと対応しないなら次のステップに行きますよと言うだけですからべつに訴訟を実際起こさなくたって良い訳です。全然なしのつぶてだった相手からレスポンスがあればラッキー位に思ってトライする価値は十分にあります。そうそう、最後になりましたが結局この問題は電気代約１１４パウンドに減額。ガス代は約８０パウンド返って来ることに。つまり日本円にして5万円以上セーブ出来たわけです。長時間の電話でのやり取り＆文書の作成等など。（やったのは殆どキウイ君だけど。苦笑）面倒くさい事は山盛りだけどちょっと満足。ま、イギリス生活。こんな事でへこたれてたら生きて行けません。笑皆様も自分の請求書たまにはしっかりチェックした方が良いですぞ。人気blogランキングへ

2006.02.23

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税金、税金、税金。

日本にいる時はなんて税金の高い国なんだ税務署のばかぁー！！っていつも思っていましたがイギリスに来たら日本なんてかわいいもんです。うちはサラリーマン。しかし、自分で申告しなくちゃいけないらしい。まぁ、それでも基本的には毎月決まったように税金は天引き。さらに、カウンセルタックス（日本で言う地方税＋固定資産税みたいなもの）それだって結構な金額ですよ。特にうちの地区はロンドンでもトップクラスの高さ。隣の地区の下手をすると倍です。それはその地区を選んだ自分たちも悪いでしょう。しかーし！！ボーナス時に４０％も引くってどうなんでしょう？？もらった額面はすごいけど、４０％も引かれたら喜び半減。がっくりきますよ。去年もそうだったから分かってはいたけれどでも、腹立たしい！！キィーッ！！ぼやいていたら、ずーっと昔から住んでいる資産家の奥様に「昔は最高税率９０％だったのよ。それに比べたら良くなったわよ～ホホホ」と言われました。９０％！！なんでそんな国に住んでるんだろう？素朴な疑問のまるちゃん。だって、そんなに引かれたら働いても働かなくても大して変わらないでしょ？！イギリス人よもっと怒りたまえ！あなた方は税金払いすぎです！色んな理屈はあるだろうけれど４０％も払いたくないぞ！！私まるちゃんはジェネリストじゃないのでまったく納得がいかないわ。税金の、イギリス政府の、馬鹿ぁぁぁぁ！！人気blogランキングへ

2006.02.01

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しょうもない人々　In　London　その後

先日紹介したしょうもない人シリーズ第一弾のキウイ君の部下ですがその後のお話を。えー、まず第一に私は猛烈にイライラしています。何故かと言うとあのアホアホ君今週月曜日にふいに会社にやって来たのです。そしてキウイ君と１時間にも及ぶ話し合いの末人事査定に不服ではあるけれどもサインすると言う事に。アホ君はその話し合いの最中ずーっと大声で自分の意見をまくし立てた。内容をかいつまんで言うと１、自分は毎日長時間労働をしている。２、週末も返上で家や会社に来て働いている。３、自分ではなくて会社のシステムが悪い。４、どうして自分の働きが悪いならそう言ってくれなかったのか。まぁ、こんな感じらしい。私の第一声は、アホアホ君って小学生？？１００歩譲って右も左も分からない新入社員だとしようだとしても、ありえない理屈。大体、金融業界で長時間労働なんて当たり前。高給取りなんだから当然の話だ。むしろ、そんなに長く働いて尚、評価が悪いと言うのはよっぽど能力が無いと自分で証明しているようなもの。理由、３，４に至っては開いた口がふさがらないというものだ。ヒラ社員ならいざ知らず、自分だって部下がいるのに悪かったら言ってくれなんて意味不明だ。第一評価は普通だったわけで、なんで普通の人に年度中に「あなたの働きは普通ですよ、もっと頑張って」とか言うのだろうか？学生じゃあるまいし、そんな悠長な会社があるなら教えて欲しい。ところで、アホアホ君。急に休んで会社に自分がいかに重要な社員かを教えてやろうと思っていたらしい。しかし、１週間のお休み後、キウイ君はアホ君の仕事を９０％他の人に振り分けてしまった。よってもうアホアホ君がいようがいまいが痛くも痒くもない。むしろ仕事は順調。一方、アホアホ君は都合３週間ほどお休みしたのでいい加減会社も困っているだろうとタカをくくっていたものの会社からは何の音沙汰も無い。私の想像するところ、ちょっと心配になって様子見に来たのではないか。ところが、気の良すぎるキウイ君からも見限られ「君の話を総合すると、君にはうちのセクションは向かない。自分が変わる努力をするつもりが無いなら違う道を模索しては？このままここにいても将来は無いよ」と言われたらしい。クビにするのは大変だから会社としては自ら辞めるように持って行きたいのだそうだ。それでもアホアホ君は「考えます。」と言っただけ。ついに謝罪の言葉も無かったそうだ。その後チームミィーティングがあり私がキウイ君のスタッフに１年の感謝を込めて用意し、ラッピングしたチョコレートのひとつを事もあろうにアホアホにもあげたと言うではないか！！勘弁してよキウイ君！キウイ君曰く「他の人に皆あげてアホアホにだけあげないわけにいかないよ。」そうでしょうよ、そうでしょうとも。でも、根性悪の私なら「来ると思わなかったから君の分は用意してないんだ。ごめんね」位言ってやるのに。（T0T)更に今週は来ますとのたまったアホアホは１日だけ出社して昨日からまたお休みだ。しかーも、また留守電に「来年頭には子供が生まれるから２週間の公休と今年の全部のお休みを取ります。今週も奥さんが病気だから行けません」次にアホアホ君がいらっしゃるのは２月。あー！！！イライラする。こんなアホアホ君にいくら給料払っているんでしょう。イギリスってすごい国。人気blogランキングへ

2005.12.21

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しょうもない人々　In　London　その２

今日はキウイ君の会社の馬鹿男に続き悪名高いイギリスの公務員の馬鹿女を．．．公務員なんて世界中良く言われている国は殆どないに違いない。しかし、キウイ君の妹の勤める病院の事務員はその公務員仲間達からもありえない馬鹿女として女王の座を欲しいままにしていると言う。そのしょうもない女のちょっとした武勇伝を。１、女王様は電話なんて取り次がない。取り次げない？！女王様の仕事のひとつに患者からの救急の依頼を看護士たちに取り次ぐというものがある。別に難しい事ではない。が、女王様は１００回に１度くらいしか出来た事はない。まず、患者の緊急具合を勝手に自分で決めてしまう。そして運良く看護士に回す事になっても必ず間違い電話をして他人の留守電にメッセージを残す。結局この救急患者は来ぬ人を待ち続ける事になる．．．２、女王様には年休日数は関係ない。女王様は自分の年休日数を全く気にしない。年休を早々と消化してしまうと、シックリーブ（疾病有給休暇）等を縦横無尽に使う。存在する全ての親戚の忌引きはもちろんだ。むしろ今度はどんな言い訳をするのか？と期待すらしてしまいそう。彼女のベスト言い訳は「自分の可愛い猫ちゃんが誘拐された！！」と言うもの。彼女は２日間休んで妙に日焼けして戻ってきた。可愛い猫ちゃんを探していたんだろう、だから日焼けしたに違いない。しかし、病院中の人は知っていた。彼女は猫など飼っていないことを。３、女王様に対する言葉使いには注意せよ。万が一、女王様に何か物申す場合、その言葉には十分注意しなければならない。彼女に文句を言うことはもう殆ど誰もしなくなった。が、病院という場所柄、命に関わる事をしでかした場合は別だ。そこで、彼女に注意をすると女王様は毎回泣き叫び「皆！！今私に言った事を聞いた？？私にビックワード（難しい言葉）を使ったわ！何言っているか意味が分からないじゃないの。」ビックワード。この時はscatterbrained（注意力散漫な）という言葉。別に特別でもなんでもない言葉。女王様のルールでは４音節以上の単語は使ってはいけないのだ。キウイ君の場合と同じくまるちゃんはクビにすればいい！の大合唱。でも、キウイ君の場合より尚、話は難しいらしい。妹曰く、イギリスで公務員をクビにするのは不可能に近い。しかも、その対象者が有色人種で女性ある場合、その可能性は無いと言った方が良い。（女王様はもちろんその該当者）それって、逆差別でしょ？と言ってはみたが彼女の言っている意味は良く分かる。こういう種類の人の場合自分の能力を省みると言うことは絶対にしない。だから解雇されるとその理由を他人に求めてしまうのだ。その結果、人種や性差別裁判沙汰になることも珍しくない。権利を守る事は至極大切だけれども法律によって一律に守る範囲を広げすぎるとその法律によって自らの首を絞める事になりかねない。このバランスをイギリスはすでに見失ってしまったのだろうか。話は前後するけれどもこの女王様に私は是非あってみたい。なんかすごく面白そうだもの！（ごめん妹よ♪笑）人気blogランキングへ

2005.12.11

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しょうもない人々　In　London　その１

イブちゃんの誕生日の日キウイ君の妹がうちにお泊りしたので色々飲みながら話をした。その時時期的にAppraisal（査定）の時期なのでそんな話になった。キウイ君も御多分に漏れず自分の部下の査定をした。そのうちの一人が自分の査定を聞くなり大声を出してそんなの認められないだの何だの大騒ぎして、キウイ君の話を聞く事もなくドアを思いっきり叩き閉めて出て行ったという。そしてその彼はその日どこかに行ってしまい翌日キウイ君の留守電に風邪を引いたから１週間休みます。とだけメッセージが入っていた。その後１週間たったらまた朝誰もオフィスにいない時間の留守電にメッセージ。医者が２週間休めと言うから更に２週間休みます。との事。結局本人は今年一杯出社する気無し。この査定と言うのは別に好き嫌いで付けるものではなく彼の場合も自分の申請＆お客さん＆直接の上司＆同僚など沢山の人のジャッジがあって総合的に決まるもの。それでも納得がいかなければ、人事部に上訴も出来るらしい。この問題の彼の場合、自分自身の評価は全てトップ。しかし彼以外の全ての人は普通。お客さんに至っては担当者を変えてくれと言っている状況。しかも手に負えないから毎年部署をたらい回しにされている。キウイ君も彼を受け入れたのは半年前だ。大体この態度を見れば本人以外全員が納得の評価と言うより優しい位だ。でも、たまにこういう自分はすごいと疑わない幸せな人っている。この人子供もいるのにこんな生き方で良いのだろうか？話は戻って、私が「そんな子供じみた馬鹿な男クビにしてしまえば良いのに。」と言うと人の良いキウイ君は「そうは言っても彼は子供もいる事だし、可哀想だよ。それに誰でもセカンドチャンスを与えられるべきだよ。」あー、イライラする。私は日本にいる時ずっとアメリカ系の外資にいたのでこんな馬鹿みたいな話ありえない。すぐクビ！キウイ君の会社はむしろ私のいた所よりずっと大きな国際企業。でも、この国は労働者が必要以上に守られているので母体がアメリカ系だろうが何だろうが関係ない。クビにするのも大変な手順を踏まなければいけないらしい。労働者を酷使するのもいけないことだけど、こんなしょうもない人を何重にもして守るイギリスの企業に明日はあるのか？って思ってしまう。明日は驚愕のキウイ君妹バージョンを．．．人気blogランキングへ

2005.12.09

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愛と憎しみの国イギリス　大家編２

シチズンズビューローに行って見るとこういうトラブルは非常に多いらしくすぐにアドバイスをくれた。その場で不動産屋に電話もしてくれたが埒が明かない。そこでこれからはこんな流れで対応するようにとパンフレットなどくれた。１、相手にいつまでにいくら返せという手紙を出し　　その中で期限までに返さない場合は、スモールクレイムコート（簡易裁判所みたいなもの）　　に訴え出ると言うこと。２、期限になっても返金されない場合は、スモールクレームコートに訴え出る。こんな感じ。早速やってみたが、期限までに返金されなかった。よって、スモールクレームコートに訴えでた。これが以外に簡単。全部ネットでできちゃうのだ。素晴らしい！！かかる費用は３０パウンドのみ。ただし、負けた場合は相手の交通費や必要経費も支払わなければならない。流れ的には１、訴える。被告人にその旨の連絡が行き、２週間程度の反論の機会を与えられる。２、期間内に被告が認めれば全額返金。　　反論があれば、裁判所に両者赴き簡易裁判。その日のうちに判決。　　なんの音沙汰も無い場合、自動的に訴えた側の勝ち。３、判決後、期間内に返金しなければ、強制執行をかけることができる。（要５０パウンド）　　これにも同じように通知、警告、と同じような順序を踏む。と言うことになる。うちはと言うと、不動産屋から何も言って来ないし、返金も無い。ヤイヤイ文句を言って前家賃と、係争部分でない敷金は返させた。（２度にわたって）最後に残った係争分もうちが勝利。しかし、お金は返ってこない！さらに５０パウンドを支払って強制執行をかける手配が整たらようやく諸経費含めて返してきた。ついでにこの期に及んでも自分は悪くないという超失礼な手紙付き。しかし、強制執行分の５０パウンドはまだ。ここまで来るともう気分の問題なのでいまだに係争中。簡単に書きましたが、実際はもう本当に胃がキリキリする様な毎日でした。実際、大家たちがウジウジ、タラタラやってお金を返さないのはそうすれば大概のテナントがあきらめてしまうか、半分で良いから返せとか折れてくるからなのです。うちだって何度そう思ったか知れません。しかし、少し面倒なようでも、簡易裁判制度を利用すれば殆どの場合、テナント側が勝利します。やって損は無いはず。そして多くの大家は訴えるというだけで、返金してくるそうです。うちのように馬鹿な不動産屋がいると余計こじれるけれど。ロンドンで泣き寝入りしないで生活するのも楽じゃないわ。こうしてどんどん強い女になっていくですねぇ。

2005.11.18

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愛と憎しみの国イギリス　大家編１

右も左も分からないここロンドンでの約６週間にわたる仮住まいが終了し、閑静な住宅街に２BRのフラットを借りた。借り方は前に書いたので省くが、ここロンドンは契約文化。お互いのためにも文章にしておくのがベター契約を取り交わし、インベントリーチェックも済み補修箇所の確認も終了。引越しが完了した。このインベントリーチェックとは、引渡しの際に独立した業者によって家の中の傷等を調べ、退出時にも同様のチェックをして補修や弁償の基準になるものだ。（家具つきの場合家具や食器の数、カトラリーの数まですべてチェック）引っ越した後地獄のことはもうすでに隣人編で述べたのでここからは退出のときの話を。こちらでは一般的に１～２ヶ月のノーティスを不動産屋に入れるすると不動産屋は次のテナントを募集。住んでいる間にも見学のテナント予備軍は続々やってくる。自分がいない間にも人が見に来たりする。（もちろん不動産屋と一緒）うちは訳ありの状態だったので、あまり人も見に来ないまま退出日となり、インベントリーチェックが入る。プロの掃除屋さんを入れていたし１年も住んでいないので、問題なく終了。１０日ほどで敷金が全額帰ってくるとの事だった。が、しかし。待てど暮らせど敷金は帰ってこない。不動産屋に確認すると、大家が海外にいるため通常より時間がかかるとの事だった。不動産屋は大手だし、まさか逃げると言うこともなさそうと思うもその後も何の音沙汰も無い。うちの１００万円がなんだか危うくなりそうな気分に。そこで毎日のように催促するとようやく一通の手紙が。なんとあの狂った隣人が呼んだ水道屋の請求は全てうちが支払え！と言うもの。ふざけんな！！！なんでうちがそんな事まで支払う義務がある！しかし相手は認めないなら他の敷金も返さないと言う。その支払い請求額３０万近く。ようやくあの悪魔のような隣人とおさらばしたと思ったら今度はこう来たかぁ。許せない！！後で、知った事によるとロンドンではこんな事日常茶飯事。普通は最後の一ヶ月の賃料は支払わず、残りの2週間分で修繕費用などを支払うものらしい。それならば悪質な大家に当たっても大きな損失を避けられるからだとか。うちはまじめ一徹。苦笑当然前家賃だし、翌月分まで払っちゃってますよ。それまで入れたら200万近い。Oh,NO!!!どうしたら良いだろうと途方に暮れている時知り合いが、まずはシチズンズビューローに行きなさい。そこに行けば良い方法を考えてくれるとの事。これは日本で言う所の市民相談窓口や消費者センターみたいなもの。それよりももう少し権限が強いかな。とにかくもう絶対負けたくない！！早速地元のシチズンズビューローに行ってみました。警察、児童福祉局、メンタルサービス、クライムビクテムカウンセルetcと渡英したばっかりなのにこの状況。（隣人編参照）まるちゃん一家って本当にイギリスに呪われているのか？この後どうなるのか？イギリスとの戦いはまだまだ続く

2005.11.17

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愛と憎しみの国イギリス　隣人編　４

やれやれようやくサイコ話も終わったかと思われた皆さん。サイコはサイコ。そう簡単に話は終わらないのです。人間とは不思議な生き物で、騒音もそのうち慣れてしまうものです。うちもそのうち煩いけれど、完全無視の状態になりました。すると今度はサイコ水漏れがする！と騒ぎ出しました。すぐに不動産屋からプラマーが派遣されてきて調べたものの特に異常なしと終了。しかし、そこはサイコ。翌日から毎日違う水道屋に連絡。うちへ寄越したのだ！来る人来る人とサイコは病気だと話は盛り上がるも４，５日目でもういい加減にしろ！という気分になり管理会社からいい加減やめるように伝えてもらった。毎日色んな小さな嫌がらせはあったが極めつけは、児童福祉局への嘘通報だ。ある日福祉局から電話が突然あり息子さんに児童虐待の通報がありました。これから鋭意調査します。まずは息子さんはナーサリー等に通っていますか？等など質問攻め。待ってくれ！うちには息子はおりません。娘です！！！そんな基本的な事も間違っている通報を真に受けるの？？通報者は言えないの一点張りだったが、そんなのサイコしかいない。色々話すうち向こうも同情してくれたが、通報があった以上調べるのが法律なのでとの事だった。ただ、次回同様の通報が同一人物からあった場合違法性があると警告してくれるとの事。あー！！もうなんでも調べてください！！早速ナーサリーやサイコ以外の近所の人に調査が入ったのだが皆さん一様に良いご両親だし、仲の良い幸せそうな家族だと話してくれた。私達の怒りはこれにて頂点に達した。これがアメリカなら通報だけで娘を取り上げられてしまう事だってあるわけだ。頭がおかしいからといってやって良いことにも限界がある。文句を言いに行けば彼女の思う壺。彼女は注意を自分に払って欲しい。私達を怒鳴りたい。でも、今度それをやれば逮捕される。だからこんな姑息な手段を弄するのだ。文句を言いたい気持ちをグッとこらえ、今まで以上に仲良く楽しい様を思いっきり見せてやる！！そしてさっさと家を買おう。と決意した。世の中に嫌がらせの天才がいるとするとそれは絶対サイコだ。うちがフラットを出る際に今までうちの耳には入らなかったものの不動産屋やその他の人から聞かされた話では・サイコの車にうちの旦那がいたずらをしたと騒ぎ立てる。・うちがサイコ宅を覗いていると騒ぐ。・娘が昼夜逆転の生活を強いられ、幼稚園にも入れてもらえないと言いふらす。・うちを追い出そうと近隣の人にビラを各個配布。・騒音係に通報。調査してもらうも騒音無しと判断され逆切れ。等など引越しのその日までサイコの嫌がらせは続き、引越当日不動産屋に次は絶対子供のいない人しか入れるな！ここで約束しろ！と騒ぎ立てていた。不動産屋もこれには閉口。そんな差別出来ません。と逃げ口上。私達は新天地に胸が膨らみつつも、次のテナントさんかわいそうに。幸あれと祈るばかりだった。今でも不思議だけど、何が彼女をそこまでさせるんだろうか？たった一人で頭上の家族を憎しみ、ジタバタし、眠れぬ夜を過ごす。そして、別れた夫といまだに一緒に生活しているフリをする。少し可哀想な気もする。私といえば、サイコはいまだに大嫌いだけれど、少し感謝している事もある。それは、引越しの際、隣人調査は必須だと身をもって知った事。何でものんびり屋の我ら夫婦がすごい速さで次の家を見つけた事。そして自分達家族は何があっても、どんな状況でも愛し合っていると再確認出来た事だ。イギリス上陸から約一年。呪われているのか？と思うような地獄の日々はようやく終わるのか？まるちゃんの奮闘は続く。

2005.11.12

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愛と憎しみの国イギリス　隣人編３

俄然大和魂が燃え盛りはじめたまるちゃん。警察の指導通りまずは精神病の疑いがあると通報。イギリスでは精神的に疾患があると疑われる人を通報するセクションがあり後日地域の看護婦さんが病歴を調べ訪問や、入院の世話等してくれるのです。看護婦さん曰くサイコのパターンは典型的な精神疾患で相手にするとエスカレートするので無視し続ける事が重要との事だった。警察もサイコ宅に赴き今回は口頭で注意だが、次回同様の事をした場合逮捕すると言う事で厳重注意してくれることに。こういう点イギリスは素晴らしいです。日本なら民事不介入とか言って警察は何もしてくれませんよね。こちらでは（地域によります。治安の悪いところは、この程度では相手にされません。念のため）親切に面倒見てくれます。また、人種差別は立派な犯罪なので即刻逮捕されます。いやはや、ようやくこれで静かになるわぁ。と安心したのもつかの間サイコ今度は階下から一日に２～３時間連続して何か棒のようなものでうちの床を叩く様に。トントンなんて生易しいものではなく、もう鬼気迫る打ち鳴らしようで。早い日はうちはまだ夢の中の朝５時頃から。娘は怖がって泣き始めるし、もう頭が変になりそう。でも、ここで負けたら悔しい。そこで、娘には「サイコは寂しいからお友達になろうって下からサインを出してるんだよ」となだめ、こんな時は一緒にダンスでもしようと思いっきり足を踏み鳴らして踊りまくりましたよ。こうなったら根競べ。戦いの最中のある日、ゴミ出しに行くと隣のマンションの奥さんに偶然出会った。ロンドン暮らしはどうか？と聞かれたので思わず、名前は出さないけれど近所の人に嫌がらせにあってもうクタクタだと伝えた。するともう洪水のように奥さんがしゃべりだした！「サイコでしょ！あの人、前にもあなた方のような家族をいびり出したのよ！マンション中の人にあなたの中傷ビラをまいたり、悪口言って回ってるけれど皆相手にしてないし、関わりたくないから放って置いてるのよ。」云々。要約すると・ひどい目に遭っているのはうちが初めてではない。・旦那に捨てられて離婚し、悩んでいるから幸せそうな家族が許せない。（元旦那は隣のマンションに住んでいる。しかもいつも夫がもうすぐ帰ってくるとか電話が来るとか、さも一緒に生活しているように振舞っていた。　怖い...）・自分の子供が寄り付かないから、子供が特に嫌い。・負けるな。という事らしかった。げんなり...負けるとかどうとかよりも精神疾患もどきが相手じゃ、もう逃げるが勝ち。何されるか分からないじゃない！早いところ引っ越さないと。決意を固めるまるちゃんであった。しかーし、うちの契約は半年から。これでも一年というのを短くしてもらったのだ。不幸中の幸い。でも、半年過ぎないと出て行くことが出来ないのだ！！うぅぅぅ。困った。それまで何とか持ちこたえられるかしら？？？ところで、５０万事件（前の日記参照）こんな事が重なってうちのキウイ君は見る見る痩せて行った。そしてまるちゃんはさらに太った。何で～！！不公平だよ！！どうも男はストレスで痩せ、女はストレスで太るらしい。どこまでも人生って辛く厳しいのね。がんばれまるちゃん。自分で自分を励ますしかない私だった...

2005.11.12

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愛と憎しみの国イギリス　隣人編２

自分の国だって近所トラブルはブルー。それなのにイギリスでこんな目に遭おうとは。住めば都と言うじゃないかと自分を励ましつつ、日々を過ごしていた。あの一件依頼、エレベーターで挨拶しても、道で挨拶しても完全無視のサイコ。なんか子供じみてる人だなと言うのが正直な感想だった。しかも夫には挨拶する。感じ悪い事この上ない。そんなある晩、真夜中２時ごろドアチャイムの連打が！こんな夜中に何事？？と怖いので最初は無視するも連打は止まずついにイブちゃんも起きて泣き出す始末。夫がついに対応に出た。ドアの前にはサイコ。今何時だと思ってるのよ！アンタ達のせいで眠れないじゃないの！ｅｔｃ．．．あまりの剣幕にびっくりするも「うちは寝てましたよ。他の方じゃないですか？こんな夜中に大声を出して。迷惑です。子供も怖がってるし、お引取り下さい。」と丁寧ながらも毅然と言った。（偉いぞ、キウイ君！）しかし、サイコはそんなわけ無いだの、嘘つくなだの騒ぎ立てて帰る気配も無い。最後には「それ以上怒鳴るなら警察呼びます。」と夫これには悪態をつくサイコも一瞬ひるみ。こっちが警察に電話してやる！といって帰っていった。数日後不動産屋から手紙。夜中の２時まで騒ぐなんて非常識な事はやめること。子供を騒がせない。サイコとの約束どおり一ヶ月以内に家中にカーペットをひく事。閑静な住宅地にふさわしいマナーで生活せよ。との内容だった。カチーン！！ときましたよ。人の話も委細聞かないで、突然こんな失礼な手紙。一体あなたのお客はどっちなのよ？第一カーペットの約束？？？知らないよそんな事！！イギリスでは家を借りる場合家具つきの物件が非常に多い。うちはわざわざ探してアンファーニシュッド（家具なし）の物件だった。それにしたってうちがカーペットなんて引く筋合いの話じゃないし、どうしてもと言うなら大家がやるべき問題だ。早速苦情の電話を入れると、担当者も最初はかなりきつい口調だったが最後にようやく事の次第を話した。「あまりにしつこくサイコが連絡してくるので根負けした。ここだけの話、彼女は偏執狂ですよね」はぁ？？もう勘弁してよ。そういう事を処理する為に高いマネージメント料取ってるんでしょ！しっかり対応するように、またサイコにも変な事をしないようにきちんと言え！と釘をさした。すると、数日後の夕方玄関から一通の手紙が差し込まれた。内容は思い出すのも腹立たしい誹謗中傷、人種差別的発言、及び娘に対する誹謗だった。しかも名前は無いプリントされたものだった。卑怯にも程がある。差出人はサイコしかいないだろうに！！あまりの内容に涙が溢れながらも私は完全に怒った。自分の事なら我慢もなるけれど、まだ何にも分からない娘の事をいい年をした大人がここまで言うとは！許せない。夫が帰るのを待ち、サイコ宅に行ってもらった。しばらくサイコの泣き声その後怒鳴り声が聞こえたが１時間近くたっても夫は戻らない。何かあったのか？と心配になり階下に下りるとそこには見知らぬ男性が。サイコのだんなにしてはおじいさん過ぎるし、誰？と思っていると夫が最上階の方だよ。と紹介。？？？と思いつつも挨拶をして別れる。家に帰って夫の話を聞くと、サイコは手紙を出したのは自分であるとすぐに認め、うちが来るだろうと予想して片っ端から近所の家を訪問。うちが怒鳴り込みに来るから助けて！と呼びにまわったらしい。結局断られたり、いなかったりで最上階まで行き人の良さそうなおじいさんを掴まえたらしいのだ。おじいさんも、サイコとは初対面ながら決死の形相だったのでひとまず家で一緒に待ってあげたそうだ。ところが、うちの夫は怒鳴り込みなどせず、淡々と手紙の主はサイコか確認し、その上でこのような事は犯罪であるし、常軌を逸している。うるさいと言うならば、うちも最大限の努力をするのでもう少し友好的に話し合おう。云々と言ったらしい。ただ泣き喚き、怒鳴りまくるサイコと冷静な夫を見たおじいさんは事を悟ったらしく、サイコにこういう非常識な事は止めなさいと諭してくれた。夫にはここだけの話にして欲しいが、彼女は多分誰かの助けが必要でしょうね。病気です。と話したそうだ。夫と検討した結果、何かあってからでは遅いと言う事になり警察に通報する事になったのだ。日本人馬鹿にするなよ～！反撃開始だぁ！！

2005.11.11

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愛と憎しみの国イギリス　隣人編

古今東西、集合住宅に住んでいると、（昨今では一軒家でも）隣人問題に悩まされる人は少なくないはず。日本でも引っ越しおばさんなる狂女も随分話題になりましたよね。心休まるはずの我が家で、四六時中この隣人問題に悩まされると本当に言葉には言い表せない程のストレスになります。私達にもそんな悪夢が起ころうとは...そんなこんなでようやく引っ越した先は窓から大きな池や白鳥達が見える閑静で素敵なフラットでした。しかーし、このフラットが私達を地獄に突き落とす事になろうとは...引っ越してすぐにベランダの排水溝がよく流れていないようなので、不動産屋さんに連絡。人の良さそうなおじさんが直しにやって来ました。作業を開始して３０分くらいすると玄関からチャイム連打が。開けるとそこにはすごい形相をして怒っている女性が。「下に住んでいる者だけど、あなた一体何やってるのよ！！！」大声で言われてビックリ。作業中のおじさんも出てきて様子を伺っていると、「あなたのうちのゴミがうちのベランダに大量に流れ出てきて、大変な事になってるのよ！どうしてくれるのよ！！」「もしかして、今、排水溝を直しているのでそのゴミかもしれません。すみません。」と謝る。おじさんが、すぐに自分がそちらに行って掃除しますから。と申し出てくれたので、何とかその女性に帰ってもらった。おじさんが下に掃除に行って戻ってくると、「確かにゴミはあったけど、あんな大声で怒鳴るほどのものじゃ無いですよ。大体、殆どは自分の家の排水溝のゴミじゃないかなぁ。気にしない方が良いよ。」との事。それでも、一応もう一度謝った方が良いと思い階下の女性宅に訪ねたが、うちの不動産屋に何回も苦情を入れているのに！と震えて怒っていた。自己紹介しても無視だし。もう取り付く島も無い感じだ。全く状況が分からないので、不動産屋に連絡を入れると開口一番「あ～。あの方ねぇ。引越しの日もうるさいと苦情。引越しなのでとお詫びして、すぐ終わりますから、大目に見てくださいとお願いしたんですが...その後も子供がうるさいとか、足音が真夜中にするとか毎日すごい剣幕で何かしら文句言ってくるんですよ。随分変わっている人みたいなのでほっといてます。うちもあの人には本当迷惑してるんですよ。」えっ？？？知らなかった。でも、引越しはともかく、真夜中にうるさいって言われてもうちは寝てます。他の方じゃないのかなぁ。とはいえ、集合住宅なんだから出来うる限り気を付けて静かにしなくちゃ。それにこんな始まりだけど仲良くしよう♪と気を取り直したのでした。しかし、しかーし。これはサイコ（うちの家族でその後彼女に付けたニックネーム）との戦いのほんの序章に過ぎなかったのだ。

2005.11.10

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愛と憎しみの国イギリス　Part ３

「５０万なんてボッタクリ絶対払わないよ！！ありえない！！」私「でも、引越し屋さん来ちゃうし、取り合えず行かないと…」夫嫌ぁあああな予感。「もしかしてもしかすると、あなたもう払っちゃたんじゃないでしょうね。」「大丈夫。カードだから。後で話し合えば大丈夫だよ。」払っちゃったのね。キィイイイッ！！！あぁ、うちの夫は悪くない。元はと言えば、ボッタクリしようとしている方が悪いのだ。分かっちゃいるけど、そう、分かっちゃいるけど…「何考えてんのよっ！！馬鹿じゃないの？？こんなことする人達が払ったら最後返してくれるわけないでしょ！！バカバカバカ！」と口から洪水のように文句が溢れ出た。ごめんよ。キウイ君。今日はあなたの誕生日。怒っちゃ駄目だよね。あ～でも、悲しい女の性。これを怒らずにいられようか。世間はあなたのような良い人ばかりじゃないんだよ。騙された方が悪いっていう世知辛い世の中なのよ。男なんだから、もっとしっかりしておくれ！結局、後日私が交渉に行くことに。でも、当然向こうは貰ったものは返せない。のらりくらりと逃げ口上だ。作戦を立て直さねば。と言うことで、１、カード会社に連絡し、支払いを拒否する。２、自分の会社に事実を報告し、一緒に対処してもらう。３、相手先に辛抱強く交渉してみる。４、最悪の場合、訴える。の三段構えで対応することに。カード会社は事情を説明すると同情をしてくれたが、違法かどうか現時点ではっきりしない以上、支払いは拒否できないとの事だった。そして会社。彼の会社はいかんせん大きい。よって関わっている人や外注も多く、誰が責任を取る立場なのかはっきりしない。しかも、このフラットを紹介した担当者は自分の責任じゃないと最初から逃げ腰。何にもしないなら、上司に報告する！と脅してようやく重い腰を上げた。さらに、ボッタクリ側に交渉し始めると、担当者が今いないの一点張り。毎日電話してようやく責任者をつかまえ交渉。会社に掛け合うぞと言うと、ようやく１０％オフにしますとの返事。それじゃぁ話にならないと更に毎日交渉。もう会社にお宅を使わないように報告すると言うと、じゃぁ２０％と下げてくる。それでも常識とは遠くかけ離れた金額だ。もう、訴える！となっても来たばっかりでさっぱり事情が分からない。結局３ヶ月以上かかって１０万円まで下げさせた。そして夫の会社の責任でもあると言うことで半分会社に払ってもらうことに。それだって５万円！あ～今、思い出しても腹立たしい！夫は責任を感じてか、彼のもっとも苦手とする交渉を仕事の合間にほぼ毎日頑張った。でも、傍で見ているのも可哀想なほどみるみる痩せていく。交渉事だけで？？いえいえ。理由はこの交渉だけでは無かったのだ。そう、悪夢のようなイギリスでのトラブルはまだ始まったばかりだったのだ！！

2005.11.09

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愛と憎しみの国イギリス　Part ２

あれよあれよという間に準備も慌しく日本を出発した我らまるちゃん一家。ロンドンの地に降り立ったのは去年の夏のことでした。最初は会社の用意してくれたフラットにてメイドさん付きの快適な生活を開始。荷物が届く約一ヶ月の間に自分で住む所を決めなくちゃぁいけません。とは言え、右も左も分からないロンドンで何処に住むなんてもうさっぱり…なので、会社が用意してくれたサーチエージェントの人にこんなところに住みたいわetcと述べておうちを探してもらいました。ところで、このサーチエージェントなるものはとってもロンドンチックな代物でしょう。このサービスはエージェントに自分の希望する物件の概要と予算を言うと、エージェントが沢山の不動産屋にあたり複数の該当物件を探し出し、不動産屋にアポを取りスケジューリング。下見に同行。それぞれの物件の良し悪しのアドバイス等してくれるのです。もちろん交渉も決定後の契約書類の法的確認、電気水道等の手続き全てエージェントがやります。このサービスの主な利用者はもちろんお金持ち。もしくは忙しい人や、我々の様な右も左も分かりませんと言う人。面倒くさがり屋。転勤族のような社用の人でしょうか。なので、一体いくら位かかるのかしりませんが、そこはロンドンプライス。きっと高いに決まってます。３日間色々見ましたよ。めちゃくちゃな家から素敵なお家まで。でも、どれも恐ろしい金額でした。日本の２倍は軽くしますね。さてさて、それでも一応住むフラットも決まり、仮住まいをチェックアウトしようとしたその時！一つ目の悪夢が…電話料金　５０万円也！！！！はぁぁぁぁぁ？？？？たったの一ヶ月別に大した電話もかけてないのに？しかも料金体系は普通の家庭電話と一緒って会社からの説明だったのに？明細書を貰ってびっくり１０秒で１パウンド（約２００円）など等。ここはダイヤルQ2ですか？こうして一つ目のバトルが切って落とされたのです。

2005.11.09

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愛と憎しみの国イギリス　Part 1

「ロンドンに転勤するよ～ん。まるちゃんハッピー？」と夫「えっ？！なんでロンドン。よりによってロンドン！ニューヨークとかじゃないのよぉ涙」「え、じゃぁ、まるちゃんハッピーじゃないの？」悲しそうな夫の顔を見たら思わず、「いやそういう意味じゃなくて、ビックリしたのよ。別に嫌ってわけじゃ無いよ」と取り繕った。夫は「そっか～」と嬉しそうな微笑みを浮かべていた。単純な人だ…苦笑不思議なもので、学生時代から留学や海外旅行を思いっきりしてきた私だが、ロンドンに興味を持った事は皆無だった。アイルランドに帰る時だっていつもイタリア経由だ。数回滞在した時の印象もあまり大した事は無く物価が馬鹿高い。そしてご飯がすこぶる不味いという月並みなもの。ついでに言うと、アイルランドのママパパやそのほかの人々からイギリスがしてきた残虐非道の歴史を山盛り聞いてきたので、アイリッシュ同様あんまりイギリス自体好きではなかったのだ。日本人的に言うと韓国と日本みたいな関係かな。そうは言っても、夫がここ数年日本から出て更なるキャリアアップをしたいと地道に努力していたのはよく知っていた。それに彼と結婚したその時から、世界中何処にでも一緒に行くって決めていた。（アイルランド以外！！苦笑）しかも会社側の条件はとっても良かったし。よって、自分の嗜好はさて置き、ロンドン行きが決定したのだった。そしてそれがイギリスと我ら家族の愛と憎しみの関係？！の始まりだったのだ。

2005.11.08

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