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カテゴリ:如歌~百年の誓い~ 全52話
烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter 第8~10話ダイジェスト 刀冽香(トウレツコウ)は烈如歌(レツジョカ)と銀雪(ギンセツ)が留守の間に雪記(セツキ)焼餅(シャオピン)店を襲撃 危険なので離れるよう警告しますが、これが兄たちの知るところとなります 刀無暇(トウブカ)と刀無痕(トウブコン)は妹の真意に気づいて厳しく叱責 実は烈火山荘は無刀派の敵だったんですね~ 10年前、刀父は烈明鏡(レツメイケイ)と戦飛天(センヒテン)の義兄弟に戦いを挑まれ、泰山(タイザン)で敗北 天下一の称号を奪われた刀父は江湖の掟を破って2人で挑んで来た烈火山荘に憤り、失意の中この世を去っていました 刀冽香が余計な騒ぎを起こしたせいで、カールや断雷荘(ダンランソウ)が天下無刀城を警戒するのは必至 しかもカールは出て行くどころか新装開店オープン 上納金の巻き上げにも影響が… 実は断雷荘の荘主・謝厚友(シャユウコウ)は天下の烈火山荘のCIA・青龍堂(セイリュウドウ)がなぜか上納金の件を把握できていないことを怪しんでいました 恐らく途中で報告を握りつぶしている者がいる、謝厚友はそう考え、これまで安易に暴けなかったんですね しかし翌朝、謝厚友が遺体で発見されます 烈火山荘に謝厚友の訃報が届き、荘主・烈明鏡(レツメイケイ)は親友の死を調査させるため戦楓(センホウ)を派遣 さらに慕容(ボヨウ)堂主と凌(リョウ)堂主を平安鎮へ向かわせました 戦楓は平安鎮にカールがいるため瑩衣(エイイ)も同行 さらにこの話を聞いた侍女・蝶衣(チョウイ)はカールを心配し、勝手に平安鎮へ出かけてしまいます その夜、焼餅店に蝶衣と黄琮(コウソウ)が合流 翌朝には平安鎮に戦楓が瑩衣と弟子たちを引き連れ、現れます なぜか焼餅屋の前で戦楓たちを出迎える刀無痕 ←イヤイヤなぜここで?w そこでカールは師妹として師兄に焼餅を差し入れます てっきりここで戦楓が「こんな物いるか!」と焼餅を捨てると思ったら、持って帰ったーっw 段雷荘は天下無刀城の管理下にありました 到着した戦楓は早速、謝厚友の遺体を確認しますが、明らかに内功による内傷で死んでいます しかし娘婿の曹人丘(ソウジンキュウ)は刀無暇から毒殺だと言われたとか 実は曹人丘は副荘主とは名ばかりで元は文人、武術ができず死因の判断ができなかったのです そこへ刀無暇が現れ、長年に渡り毒を盛られていたことによる毒死だと報告しました 刀無暇がなぜ嘘をつくのか分からない戦楓、その時、刀無暇が扇子を開いてチラリと装飾を見せます そこには″暗河宫(アンカキュウ)″の3文字が…( ゚д゚)oO(あーっ! その時、ちょうど慕容堂主と凌堂主が到着、早速、検死を始めることに しかし戦楓はすでに済んだと嘘をつき、刀無暇に従って毒殺だったと伝えます ところが小風は武術ができたんですね~ 小風は祖父の死因が内傷によるものだと見抜きましたが、戦楓を信頼する父に相手にしてもらえません カールは泣きながら現れた小風から思わぬ話を聞きます 祖父の死因が毒殺と断定されたが、明らかに内功だったと… 憤慨したカールは遺体を確かめに行くことにしますが、銀雪は戦楓を信用しないよう警告 するとカールは戦楓なら真実を曲げたりしないとかばい、出かけてしまいます しかし銀雪の言った通りカールは門前払いされることに その代わり戦楓に公正に判断すると約束させました その夜、戦楓がひとり謝厚友の遺体に付き添っていると、怪しい人影が現れます 「楓児(ホウア-ル)…まだ決心がつかないのか?まさか父と母の死を忘れたのではあるまいな?」 ( ゚ロ゚)アンミカ現る! 銀雪は言うことを聞かないカールに怒ってこの件には介入しないことに しかし謝厚友の殺人事件は早々に解決します 天下無刀城は民に上納金を搾取していたのが段雷荘の曹人丘で、この件を暴かれるのが怖くて荘主を殺したと公表 そして正義を果たしたのが天下無刀城だと触れ回り民を味方に引き入れました カールは到底、信じられず段雷荘へ カールは自ら調査したいと訴えますが戦楓が断固拒否 2人の堂主からも一緒に調査した自分たちを疑うのかと責められてしまいます 確かに証拠は揃っていましたが、カールはそれでも関係者と会わせろと譲らず 「ババーン!この″烈火令″が目に入らぬか!」 そうです、カールは烈火令を持っていたんですね~ これは事実上の荘主の厳命、烈火山荘の人間はカールの言うことを聞かざるを得ないわけです するとそこに弟子が駆けつけ、曹人丘が脱走、小風を連れて逃げたと報告 実は戦楓の指示で瑩衣がわざと曹人丘と小風が逃げるよう誘導していたのです 戦楓はカールが婚約を破棄された腹いせに自分を困らせていると非難、2人を捕まえるべく飛び出して行ってしまいます カールは仕方なく段雷荘を出ると、雷驚鴻(ライケイコウ)が駆けつけます 話を聞いた雷驚鴻は武功のない曹人丘がどうやって逃げたのかと怪しみ、恐らく口封じに殺されると警告しました 戦楓たちは逃走した曹人丘と小風を森の中で発見 弟子たちは曹人丘を捕らえ、戦楓がまだ幼い小風を連れてその場を離れます しかし小風は父親が殺されるのを目撃 戦楓は胸が痛みますが、泣きじゃくる小風の腕を無理やり引っ張って森の奥へと消えました その時、風のように暗夜羅(アンヤラ)が登場! 小風を奪い取り、戦楓が気づいた時にはすでに小風が殺されていました そして証拠を全て消すため、曹人丘と弟子たちもろとも爆破してしまいます 戦楓が小風を抱いて森から出てきました 瑩衣と弟子たちは何があったのか分からず困惑、すると戦楓は曹人丘が自爆して弟子たちも巻き込まれたと説明、ただし火薬のことは内密するよう命じます そこに運悪くカールが舞い降りて来ました ←すごい急降下w カールは戦楓が小風まで殺したと誤解し激怒、鞭を出して復讐します しかし戦楓は剣を抜かず防御一辺倒でした 激おこカールはパンツ丸見えの猛攻! そこへ雷驚鴻、蝶衣、黄琮がかけつけます やがてカールは戦楓を吹き飛ばし、留めの一撃!と思ったら、咄嗟に瑩衣がかけつけ戦楓の盾に カールは「もろとも滅んでしまえ~(とは言ってないw)」と襲いかかります 驚いた戦楓は瑩衣を守るため思わずカールに掌を放ち反撃! 吹き飛ばされたカールはあえなく喀血…ゲホッ! 「今日はこれくらいにしといたるわ」 こうしてカールたちは小風を引き取って撤収して行きました 一方、カールに一撃を与えてしまった戦楓は自責の念に駆られることに… しかしいつの間にかカールの武功は驚くほど成長していました!ピロロロ~ン!LV40 銀雪は深手を負って戻ったカールを預かり、仙術で治療します カールは持ち直しますが、小風を助けられなかった己の不甲斐なさに涙… 銀雪はそんなカールを抱きしめ、自分がそばにいてカールを守ると慰めるのでした カールは銀雪の胸で泣きながら眠ってしまいますが、その時、カールの左胸から赤い光が… 銀雪はカールの封印に裂け目が出来たと気づき、もう少し保つよう補強します 戦楓たちは烈火山荘へ帰って行きました そんな中、刀冽香は兄たちが玉自寒(ギョクジカン)がもうすぐ死ぬと話しているのを立ち聞きします 兄たちに見つかりそうになりましたが、刀無暇の妾・香児(コウジ)が機転を利かせ助けてくれました この時、刀冽香は初めてカールが香児の恩人だと知ります その夜、焼餅店に暗河宮の使者が現れます 銀雪は暗河宮の主である暗夜羅がついに復活したと知ることに すると面紗で顔を隠した紅衣の女たちは怪我したカールのために貴重な薬材を届けて帰って行きます 暗夜羅の復活に焦った銀雪は段雷荘の件はまたそのうちとなだめ、カールを急いで縹緲(ヒョウビョウ)峰へ連れて行かねばなりません 何と白いおじさんは今や縹渺派の総帥だったのです! カールたちは小風を火葬して段雷荘へ埋葬することにしました そこでみんなで段雷荘を訪ねますが、すでに天下無刀城の屋敷となり入れません すると刀冽香が現れ、自分を倒せば入れると挑発 雷鴻驚は病み上がりのカールに代わって名乗りを上げました 刀冽香は手合わせ中に雷鴻驚へ″玉(ギョク)危うし″と伝言し、結局、雷鴻驚は退けられてしまいます しかし刀冽香は小風の遺灰を受け取り、埋葬すると約束しました 焼餅店を引き払うことになったカールと銀雪 雷鴻驚は妹の蝶衣を心配して手のひらに江南霹靂門(ヘキレキモン)のお守りをつけます これがあればいざという時、霹靂門の弟子たちが助けてくれるとか 雷鴻驚は実は蝶衣の兄が霹靂門の者で地位が高く、烈火山荘で育った蝶衣が門派争いに巻き込まれないために名乗り出せないと作り話をします こうしてカールは親しんだ平安鎮を出ることに すると雷鴻驚が別れる前に刀冽香の伝言を伝えてしまいます 玉自寒の命が危ないと言っていたが、事実かは分からないよ~と それでもカールは自分の目で確認しないと気が済まず、洛陽へ行くと言い出します 銀雪は一刻を争うため猛反対、行けば江湖の争いに巻き込まれると説得しましたが、カールは銀雪と戦っても行くと断言 自分より玉自寒を選んだカールに銀雪は呆然、ともかく縹渺へ行って3年だけ我慢して欲しいと懇願しましたが、カールは蝶衣と黄琮と3人で旅立って行きました 平安鎮に取り残され、ひとり寂しく酒を飲む銀雪… そこへついに出関した暗夜羅が現れます 「19年が過ぎた、やっと復活したな?こたび死ぬのは私たちのどちらだ?」 「もともとは仲間なのに、なぜ敵視する? 縹渺派を裏切ったお前を私が暗河宮に迎えた…ゆえに私たちは同門と言える…」 2人は久しぶりに一戦交えましたが、結局、暗夜羅が退けられ、逃げて行きました 向かった先はあの天下無刀城です 天下無刀城は暗河宮のために各地で上納金を搾取していたんですね~ 刀無暇は暗夜羅が殺してしまった自分の侍衛を片付けるよう命じていました 何も知らずに弟子たちの亡骸を見た刀冽香は驚愕します 段雷荘や玉自寒の次は無刀派の門弟… 刀烈香は兄たちが何か企んでいると疑い始めます 毒にあたった玉自寒はもはや残された時間がわずかだと気づきます 雪化粧の庭を眺めながらふと昔を懐かしみ、玄璜(ゲンコウ)に幼い頃の思い出を聞かせることに… 玉自寒は5歳で烈火山荘に預けられました 身分は極秘ながらも丁重に扱われ、師匠も優しくしてくれましたが、逆に厳しくされる戦楓や姫驚雷(キケイライ)が羨ましかったそうです 耳が不自由なため、誰も話しかける術を知りませんでしたが、そんな時、カールが梅干を持ってやって来ました カールは玉師兄に梅干を食べさせると、これが「酸っぱい」だと口の動きを見せたとか これをきっかけにカールは玉師兄を相手によく話すようになり、玉自寒も次第に読唇術が身につきます やがてカールは玉師兄の声が聞きたいと懇願、玉自寒が拒むと一日中、泣き明かしたと言います とうとう玉自寒が折れて声を出したところ、カールは大喜びして抱きつき「玉師兄、小鳥のさえずりよりきれいよ」と言ったとか 恐らくとてもひどい声だったはずなのに… ( ̄▽ ̄;) それから言葉を学び始め、玉自寒が最初に口に出したのは「如歌」でした カールがついに王府に到着 玉自寒の耳が聞こえるようになったと知って喜びますが、実は重病だと知ります 眠るとそのまま死んでしまいそうで怖いと吐露した玉自寒… カールはようやく本音を言ってくれた玉師兄に安堵しましたが… つづく (^ꇴ^)アンミカが復活!いよいよ暗河宮が動き出して物語もようやく本編です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.14 15:01:24
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