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カテゴリ:如歌~百年の誓い~ 全52話
![]() 烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter 第49~50話ダイジェスト 歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)は仲間たちを守るため、暗夜冥(アンヤメイ)の身代わりになると了承 銀雪(ギンセツ)は自分の命がわずかだと言うのにカールから恨まれてしまい、もうやけ酒です カールの大恩人になりたくて玉自寒(ギョクジカン)を救ったのに…チッ(TㅅT) 戦楓(センホウ)は暗河心法の第九重を極めて銀雪を救うと誓いますが、銀雪はもう間に合わないと肩を落とすのでした そしていよいよ銀雪はカールに暗夜冥の記憶を埋め込み、自分の血を入れた茶を飲ませてカールを消します その頃、雷驚鴻(ライケイコウ)は近くの支部からありったけの火器を調達し、暗河宮の森に戻っていました ![]() そこで使い手である雷驚鴻・刀冽香(トウレツコウ)・鍾離無涙(ショウリブルイ)・碧児(ヘキジ)が先発隊に決まり、姫驚雷(キケイライ)や堂主たちは合図があるまで待機します 早速、4人はそれぞれ火器を持って森の中へ 木に飛び移りながら火器を投げ、ドッカーンドッカーンと爆発させながら暗河宮の弟子を吹っ飛ばし、陣を壊してふもとの宮殿へ しかし宮殿はすでにもぬけの殻、4人はカールたちを探しているうちに閉じこめられてしまいます 一方、地下宮殿の牢では戦楓が急ピッチで修行中 銀雪の話ではカールを暗夜冥化したものの長くは続かず、暗夜羅(アンヤラ)を殺す好機を逃すわけにはいきません 戦楓は魔道に堕ちそうになりながらも、銀雪の導きで辛い過去を乗り越えて行きます 暗夜羅が見守る中、ついに暗夜冥の記憶を持ったカールが目を覚まします 「また地下宮殿に入り込んだのね?…羅児?」 「記憶が戻ったのか?」 「何か忘れてた?」 「いいや、姐姐は私と師父の争いを止めようとして傷を負ったんだ」 「羅児、懲りもせず師父に逆らったの?師父は師妹に八つ当たりを?」 「案ずるな、師妹も地下宮殿で療養している」 するとカールは疲れたと言ってすぐ寝てしまいます しかし暗夜羅が出て行くとそっと目を開けました |ω-`)うそだよ〜ん 実は暗夜羅もまだ半信半疑、そこで今度はカールに自分たちの位牌を見せてみます 「本当に並べたのね…ここは歴代の宮主を祭る場所よ?師父に殺されるのが怖くないの?」 「それより、なぜ私たちの位牌があると?」 「ここに並べるとあなたが私に言ったわ、違ったかしら?」 暗夜羅はカールが位牌の話を覚えていたことから、本当に暗夜冥化したと信じます 「羅児、私は子供のたわ言だと真に受けなかった」 「私は本当に宮主となった、宮主夫人の姐姐もここに祭られる」 「口を慎みなさい、あり得ない!姉弟も同然なのになぜ…」 するとカールは急に戦飛天(センヒテン)という名前を思い出します 驚いた暗夜羅は戦飛天が亡者で、縁もゆかりもないと教えますが、カールは戦飛天のことを知りたいと懇願 暗夜羅は憤慨し、カールを眠らせてしまいます \\\٩(๑`◇´๑)۶//// うわああああああ~! ←海に向かって荒ぶる暗夜羅 カールは目を覚ますと烈如歌に戻り、約束通り玉師兄に会わせろと迫ります 仕方なく暗夜羅は認めましたが、再会した玉自寒は再び聴覚を失くし、両足も動かず、さらに視力まで失い、声が出せなくなっていました しかも昼夜の別なく激痛に襲われ、最期まで苦しみもがくとか… それでも玉自寒の美しく澄んだ目は健在です カールは涙ながらに肩に手を乗せると、玉自寒はようやくカールの存在に気づきます 驚いた玉自寒はカールの手の平を指でなぞり意思の疎通を図りました カールは玉自寒の指を自分の口元に当て、返事をします 「恐れるな」 「うっ…何も怖くないわ」 「元気なのか?」 「私は元気よ…うっ」 カールは必ず助け出すと伝え、玉自寒を強く抱きしめるのでした ![]() 暗夜羅は銀雪を呼び出し、烈如歌を消し去って暗夜冥を取り戻したいと懇願します そこで手始めに琴を返し、仙力も回復させると約束 しかし銀雪は思いのほかカールの精神力が強くて本人に戻ってしまうと説明し、ただし本人が望めば問題ないと伝えます 暗夜羅はカールに烈如歌が消えてくれるなら仲間たちを解放し、玉自寒を治すと持ちかけました カールは暗夜羅に誓いを立てさせ、自分を犠牲にしてでも仲間たちを救うことに… ふもとの暗河宮殿 刀冽香はひとり、雷驚鴻・鍾離無涙・碧児と岩の扉で隔てられていました 水もなく次第に空気も減り、死を覚悟する4人 雷驚鴻は岩越しに改めて刀冽香に謝罪し、家族の情に気づいていれば刀冽香の兄を殺さなかったと後悔の念を伝えます カールが暗夜冥化に承諾、銀雪が再び薬を飲ませるためにやって来ます 「言い残すことは?…秘めずに打ち明けよ」 「私が消えてもあなたは忘れないでいてくれる?…そうだと言って」 「忘れぬ…」 そして薫衣(クンイ)が見守る中、カールは薬を飲んで意識を失いました こうしてカールは暗夜冥となり、暗夜羅は安堵します しかしやはり戦飛天の名前が頭から離れず、暗夜羅は修行中に見た幻覚だとごまかしました 焦った暗夜羅は銀雪に戦飛天の記憶を消すよう迫りますが、銀雪は強い感情を消すことは無理だと答えます そこで完全に記憶が戻る前に暗夜冥を娶るよう助言、そうすれば思い出しても、もう後戻りはできません 暗夜羅は早速、翌日に暗夜冥と婚礼を挙げると決め、プロポーズ しかし暗夜冥は姐弟弟子で結婚など、笑い者になると拒みます 暗夜羅はならば全員を殺すと言い出し、暗夜冥が同意するまで弟子を殺すことに… 驚いた暗夜冥は仕方なく嫁ぐと決意します 婚礼衣装に身を包んだカール、しかし急に胸の痛みに襲われ、銀雪が呼ばれます 銀雪は治療するので周囲10丈(ジョウ)に近づくなと警告し、暗夜羅たちを追い出しました するとカールはまだ烈如歌だと暴露、暗夜冥のふりをしていたと明かします 「あなたの血は内功で溶かしたの」 カールは銀雪と戦楓が2人で暗夜羅を倒すつもりだと気づいていました またしても銀さんに逆らうカール… これもカールの命を守るため、自分たちが失敗しても暗夜冥でいればカールだけは助かると考えた末の計画だったのにねえ~ そこでカールは暗夜羅の弱点を教えて欲しいと頼みます 「止めても無駄よ、教えてくれなければ私の命はないわ」←イヤイヤ〜脅すとか何?w まあ~確かにカールがいた方が暗夜羅暗殺計画の成功率が上がるのは事実、銀さんは眉間が急所だと教えます かつて暗夜冥が傷つけて痛手を与えたあの眉間ですね するとカールは暗夜羅が最も油断した時に急所を狙うと伝えました 「好機を見極め、一撃で倒すのだぞ?」 「はおっ!」 暗夜羅と暗夜冥の結婚式 ![]() 銀雪だけでなく江湖の代表として戦楓、朝廷の代表として玉自寒が出席しています しかし喜んでいるのは暗夜羅だけという緊張感ただよう結婚式w この微妙な空気を変えるべく、暗夜羅は銀雪に一曲、頼みます これが合図だったのか、ついに戦楓が剣を手に席を立ち、暗夜羅に戦いを挑みました 暗夜羅と戦楓の一騎打ち そこでカールは戦楓が斬りかかって来た時を見計らって飛び出し、暗夜羅をかばって背中を斬られてしまいます 暗夜羅は激怒して戦楓を吹き飛ばし、暗夜冥の元へ… 「冥児!かばわずとも負ける相手ではなかった…」 「私たちは夫婦になれない…でも愛してたわ…」 カールは虫の息となり、今にも死にそうだ〜という演技 暗夜羅は衝撃のあまり絶叫し、倒れていた戦楓をとっ捕まえて首を絞め上げました その間にカールは密かにあの銀釵を準備、銀雪はカールが仕留められるよう祈りつつ見守ります すると暗夜羅が戦楓を放り投げ、暗夜冥の元へ戻ろうと振り返ったまさにその時、カールが暗夜羅の眉間に銀釵を突き刺しました 「うわああああーーーーっ!」 暗夜羅は激痛に耐えながら、暗夜冥が烈如歌だと気づきます まんまと騙された暗夜羅は道連れにしてやると逆上、激しい掌を放ちました 銀雪は咄嗟にカールを突き飛ばし、掌を放って暗夜羅と真っ向勝負 2人の掌と掌がぶつかり、付近にまで凄まじい衝撃波が及びます そして互いに渾身の一撃! すると銀雪は胸に、暗夜羅は眉間に、相手の掌が炸裂して倒れます 暗夜羅はついに絶命、カールは慌てて銀雪の元へ駆けつけました 涙ながら銀雪を腕に抱くカール… ![]() 「あの人に会いたいなら死んではだめ!」 「バカだな…あれは嘘だ、死にたくないのはそなたがいるからだ…思い人はそなただ… これまで殺生を繰り返した罪を償うため…私は…ゴホッゴホッ 長年待ち続けていた…そなただけを… 私の一生は血なまぐさいものだった…天罰が下って当然だ…だがそなたに会えて… 思い残すことはない…」 「やめて…絶対に死んではダメ、何があっても生きるの…うっ」 「思い人はそなただ…婚姻証を書いたのも、誓った婚約も、何もかも…そなたのためだ…」 そして銀雪はカールの腕の中で事切れ、再び雪となって離散してしまいます (* ̄0 ̄)~♪<若遺憾遺憾(ルォイーハ~ン イーハン) 若心酸心酸(ルォシンスゥァン シ~ンスゥァン) 又不是非要圓滿(ヨウ ブー シー フェイ イャォユェンマ~ン) 来年秋風乱(ライニィェン チィゥフォンルゥァン) 笑看紅叶轉(シァォカン ホンイェヂュァン) 深情(シェンチ~ン) 只好(ヂーハオ) 淺談(チィェンタ~ン) 暗河宮の森の霧が晴れ、姫驚雷たちもふもとの宮殿へ向かっていました そこに戦楓が現れ、暗夜羅が死んだと報告、凌(リョウ)堂主にカールと玉自寒を頼みます 戦楓は姫驚雷や慕容(ボヨウ)堂主たちと閉じ込められた4人の救出へ こうして全員が無事に暗河宮から解放され、それぞれが自分の門派へ帰って行きました 有琴泓(ユウキンオウ)が梅院に駆けつけると、カールが銀雪の白い衣を握りしめ、婚姻証をながめていました 「私を娶ると言ったけど…きっとまた嘘ね…」 「いいえ、嘘ではありません、ずっと前から師父はあなたが現れるのを待っていました そして成長したあなたと再会することも…」 「分かってる、銀雪は輿入れの日を書かなかったわ、そして私に預けると言った 暗河宮を討伐した日に娶ると言ったのに…」 すると有琴泓はその場で叩頭し、カールに別れを伝えます 「恐らくこれが永の別れとなるでしょう、どうかお元気で」 「有琴先生、縹渺(ヒョウビョウ)派はどこにあるの?」 「縹渺は修仙の地で縁がないと入れません、私がたどりつけたのは師匠のお導きです ゆえにあきらめたほうがいい、師父はもうこの世にいない…」 その頃、集賢(シュウケン)堂では戦楓が後始末に追われていました 後顧の憂いを残さぬため暗河宮の残党を一掃し、また暗河宮のために滅んだ門派を再興させると決めます そして最後に亡き先代・烈明鏡(レツメイケイ)が実は実父だと公表しました その場は騒然となりましたが、この件はいずれ話すと伝え、出て行きます 本当なのか?>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<ザワザワ… 戦楓はひとり霊堂へ ようやく息子として父を弔うことが叶ったんですね〜 (꒦ິ⌑꒦ີ)<ディエ… つづく (  ̄꒳ ̄)もう終わったと思ったでしょう〜?まだあるんですw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.06.08 09:58:24
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