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カテゴリ:七時吉祥(シチジキッショウ) あらすじ
![]() 七时吉祥 Love You Seven Times(全38話) 第3話 父親同士が親友という縁で祥雲(シャンユン)は初空(チュコン)の転生・陸長空(ルーチャンコン)の許嫁になった。 今生で何とか初空と縁を切りたい祥雲。 すると陸夫人が息子の嫁にはおしとやかで教養があって欲しいと話しているのを耳にする。 (  ̄꒳ ̄)なるほどね… そこで長空の顔にいたずら書きをして泣かせたが、陸夫人は潔癖症の息子に荒療治してくれたと感謝した。 次は部屋の中で爆竹を鳴らし、長空の髪をチリチリにしてしまう。 しかし陸夫人はさすが武家の娘だけあって知勇兼備だと称賛、子供のうちから火薬の研究とは長空の良きお手本になると喜んだ。 長空もすっかり年頃になった頃、陸家は辺境に出征することになった。 ![]() 幼なじみの祥雲を慕う長空は離れ離れになると寂しがったが、戦で手柄を立てて必ずや祥雲を娶ると誓う。 これでしばらくは穏やかな日々を過ごせるはずだった祥雲、しかし予想外に長空の帰還が早かった。 「5年はかかると聞いていたのに2年で平定させるなんて! 自由でいられるのもあと数日よ~李(リ)天王に何とかしてもらってよ~!」 焦った祥雲は姻縁祠(インエンシ)で紅線翁(コウセンカク)の神像に抱きついて号泣したが、道士たちに引きずり降ろされてしまう。 翌日、祥雲は男装で変装し、再び姻縁祠を訪ねた。 そこで今度は丁重に紅線翁に手を合わせて籤を引いたが、助言はない。 仕方なく廟を出ると、偶然にも姻縁祠を訪ねた修茗(シゥミン)の転生と出くわした。 修茗にも記憶があるとは知らず、思わず逃げ出す祥雲。 ともかく鬱憤ばらしに賭場で遊ぶことにしたが、あまりに勝ち過ぎたせいで店主にイカサマだと疑われた。 祥雲は店の用心棒に追われ屋根の上に避難、するとうっかり足を滑らせ、ちょうど真下で別の用心棒たちに襲われている公子の横に落ちてしまう。 驚いた祥雲は咄嗟に公子を連れて逃げ出したが失敗、その時、公子が凄まじい霊力で用心棒たちを退けた。 ![]() 実はその公子は女媧(ジョカ)石の化身・紫輝(シキ)だった。 私塾に落ちた霊石は日と月の光を浴びながら書生たちの知識を得てついに人像(ヒトガタ)を得たという。 そこで早速、街へ出たところ、呼び込みに促されるまま酔春(スイシュン)楼に入り、無一文だと分かるや追い出されて用心棒に乱暴されていた。 「あなたは女子でしたか」 「訳あってね…あ、詮索しないで つまり私はあなたの恩人ね?これからは私を頼って、普通の人間にしてあげる」 喜んだ紫輝は鈴を渡し、これを鳴らせばすぐ駆けつけると約束した。 陳(チン)国軍が凱旋、陸長空は見事な手腕で潼関(ドウカン)での難局を覆し、皇帝からその功績を称えられた。 しかし陸家の増長を恐れた第2皇子は散会後、腹心の馮(フウ)大臣に長空を襲うよう指示する。 第2皇子の企みを知った第3皇子・寧(ネイ)王は陸少将軍を引き止め、誉れ高い長空と友になりたいと言った。 「友として急ぎ伝えておきたいことがある…」 寧王は朝廷に不穏な動きがあると警告、用心するよう伝えた。 「私の助けが必要な時は全力を尽くそう」 実は寧王こそ転生した修茗だった。 ![]() ついに祥雲が最も恐れていた日がやって来た。 侍女の話では陸府の使いから小将軍が訪ねると知らせが届き、何でも″最後の文に返事がなければ承諾したと見なす″という言づてだという。 実は長空は辺境から3日に1度、祥雲に文を送っていた。 しかし祥雲は一通も開封せず、戸棚にしまったまま読んでいない。 「時を稼いで!」 祥雲は急いで文を確認することにしたが、どれが最後の文か分からなかった。 長空は祥雲との2年ぶり再会に胸を躍らせ宋府を訪ねた。 しかし部屋はもぬけの殻、長空からの手紙が散乱している。 「居場所は分かっている」 祥雲は長空の予想通り中庭の大木に隠れていた。 長空はすっかりたくましくなって戻って来た。 幼い頃、祥雲と過ごした日々を懐かしむ長空、しかし祥雲は嫌味だと誤解し、仕返しにやって来たのだと焦る。 「やだ~昔の話でしょう?まだ覚えていたの?」 「2人の思い出だ、忘れるものか!」 長空は2年も離れ離れになり、祥雲が怒っていると心配した。 「今度は遠征せずにそばにいるよ」 「あ?…それはだめよ、将来に障るわ~」 「心配無用だ、将来も君も大事にする、それで文の件だが…あれでいいか?」 「ダメよ!」 祥雲はてっきり婚礼の日取りだと誤解して反対した。 しかしよくよく聞いてみると長空は最後の文で婚礼延期を申し出ていたと知る。 「そうか、君が嫌なら来月にでも婚礼を済ませよう」 「イヤイヤイヤ~同意する!同意する!」 「分かった、遅くとも年内に済ませよう」 ( ゚д゚)<はぁ?! ![]() 祥雲は門まで長空を見送った。 すると別れ際、長空は明後日の縁日に買い出しに行こうと誘う。 「長空、婚姻のことはよく考えて、親同士が決めた縁談なんて上手くいかないわ」 「大丈夫!上手く行くさ!」 「うわ~ん!もう!」 祥雲は挨拶もせず、居たたまれなくなって逃げるように屋敷へ戻ってしまう。 そんな祥雲を可愛いと目を細める長空、その様子を寧王が見ていた。 「寧王殿下、先日、姻縁祠で出くわした方は宋家の小姐で、陸長空の許嫁です」 祥雲は長空と退婚するため策を講じ、紫輝に手伝わせることにした。 …破談に導く策その1「散財させる」… 祥雲は縁日の買い出しの日、次々と買い物をした。 「私は金遣いが荒くて窮屈な暮らしが嫌なの」 驚いた従者の陸放(ルーファン)は小姐の浪費で蓄えが無くなると警告したが、長空は心が広かった。 「婚姻したら我が家の家財は全て君に任せるよ」 ( ๑≧ꇴ≦)<なんだと~! つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.07 22:13:33
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