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カテゴリ:鉄道ネタ
今日のJR東日本のプレスリリースに『世界初の営業用ハイブリッド鉄道車両の製造』についての発表がありました。
(上のリンクをクリックするとプレスリリースのPDFファイルが見られます) これは、地方ローカル線などを走るディーゼルカーの置換えを目指したもので、JR東日本研究開発センターが2003年に試作車を製造してJR日光線などで試験を繰り返していたキヤE991型の事実上の量産車両の登場となります。 ↓写真:ハイブリッド試作車キヤE991型(2004年の大宮総合車両センター公開にて撮影) 今回製造される車両の外観は前出のPDFファイルへのリンクからご覧ください。 その走りっぷりは、と言うと… トヨタのプリウスに乗っている、あるいは乗ったことのある方なら感覚がお判りと思いますが、停止状態からの走り出しはモーターで、加速はエンジンからのパワーを使い、減速時に回生ブレーキ(ブレーキをかけることによって発生する熱・エネルギーを電力にして回収する)を働かせて充電を行い、停車時にはアイドリングストップを行うものです。 モーターで走るシステムは都会を走る電車そのもの、新時代のローカル線用車両として2006年末、キハE200型が3両製造され小海線(中央線小淵沢駅~長野新幹線小諸駅間)へ投入されることになりました。 小海線と言えばJR最高標高地点やリゾート地・清里を走る路線であり、まさに「鉄道でエコ」を実践するにはもってこい! ディーゼルカーの未来を担うこの車両に期待したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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