テーマ:海外生活(7780)
カテゴリ:日常生活
テレビのコマーシャルは好きではないし、とくにドイツのコマーシャルはたいていがとてもダサいのですが、「あ、ちょっといいじゃない」と思うコマーシャルに出会いました。色々スキャンダルの多いドイツ・テレコム社のコマーシャルなのですが、これだけはほめたい!
日本でも、こちらをクリックしていただければ見られます。 見てくれました?ね、ね、ジーンとくるでしょう。新聞には「鳥肌がたつ声」という見出しで記事が出てました。ホント、聞くたびに鳥肌がたって涙が出そうになります。 これは、実際にあった一シーンを使ったコマーシャルです。素人が自分の才能を披露して一位を競うイギリスの番組、「Britain's got talent 」という番組のシーンをカットして使い、これをメインに人々が感激する場面をつけたもの。このショーの元々のシーン全部を見るなら、こちら。 このポールさんという男性は、携帯電話のセールスマンをしながら、多額の借金までしてオペラ修行を重ね。オペラ歌手になるのを夢見ていたそうです。この番組に応募し、毎週勝ち残って、ついに一位を獲得しました。 コマーシャルでもわかりますが、審査員たちは、最初この風采のあがらない男性を見下しすような態度をとりましたが、彼が歌い出すと身を乗り出し、女性審査員は涙をぬぐいます。聴衆は大感動、大喝采。ポールさんは、まるで泣いてるかのような、シャイな微笑みをうかべます 彼は念願のオペラ歌手となり、現在では欠けていた前歯をなおし、髪型も整えて、風采がぐーんと上がりました。 ドイツ・テレコム社は自社の携帯電話ネットの宣伝をするために、よその国の携帯セールスマンの成功話を利用したというわけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/08/02 09:05:49 PM
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