テーマ:海外生活(7780)
カテゴリ:日常生活
家から見た前の通り1月8日09 posted by (C)solar08 大晦日からお正月へと無事にすべりこむことができたと安心していたら、その後、これまでにない寒波がヨーロッパを訪れました。 それも、ふつうとはちがったタイプみたいで、スペインとか南フランスなどに雪が降ったり、現在も北ドイツだけはあまり寒くないようなのです。 数日前はルーマニアが零下30度になったそうです。 ドイツでは一昨日が寒さのピークで、ドイツの真ん中あたりの地域では零下27度を記録し、しかも気候の上下逆転で、山の上よりも谷の方が寒かったところもあるとか。 私の住むフライブルクはライン川が近いおかげと南という位置のために、ドイツで一番暖かい地域です。 ですから、零下27度まではいきませんでしたが、夜中は零下7度ぐらいの地区もあったようです。 おまけに、数日前にちょっと雪が降ったこともあって、やっぱり地面は凍りついてしまいました。 ベランダの床も。ご飯を炊飯器ごとベランダに出しておいたら(冷蔵庫代わり)、こちこちに凍って、取り出せなくなりました。 というわけで、いよいよ恐れていた道路の凍結は具体的になってしまったわけです。月曜日に凍り始める寸前に買い物に行ったきり、外に出ませんでした。 なんてやわなんだろうっと自分でもあきれますね。これは甘ったれです。 ドイツに来る前に五年ほど住んでいた富士山の近くの地域では、冬は零下15度がふつうだったのに、いったい今の私はどうしちゃったんだろうって。 でも、7,8年前にに札幌に講演に行ったときにも、会場の外に出て、凍りついた雪を目にしたときに、足がすくんでしまって、信号を渡ることができませんでした。すると、参加者の一人、白髪のご婦人、私よりも小柄でご年配のその方が、私の腕をかかえて、いっしょに歩いてくださり、無事にわたることができました。その方は地元に住んでおられて凍りついた道路には慣れているとはいえ、わが身の情けなさに恥じいりました。 家にこもってばかりもいられないので、昨日はちらっとだけ外に出ました。っていっても連れの車が止めてあるところまで。つまり↑の写真の道路までだけ。 歩道はどういうわけか(たぶん地面の下に配管されているもののために)、氷や雪がとけているのですが、車道がツルツルでした。この車道を渡るときには、つれの腕にしがみついて、やっと歩きました。 寒さ自体は問題ないです。こちらの建物は寒さに対してはかなりしっかりできている(ペアガラスや厚い壁)し、ガスや石油を湯水のように使って集中暖房しているので。といってもわが家では室温はせいぜい19度にしか暖房設定していませんが、これで十分です。 今、ロシアがウクライナへのガスをとめたために、ロシアからドイツへのガス供給もストップするのではないかという懸念がありました。 これをきっかけに、そもそもガスや石油を外国に頼ることの危険が話題になったのは、うれしいことです。 自分のところにある資源(太陽とか木材とか地熱とか)を利用しなければ、とつぜん暖房がストップする可能性もあるんだよ、ということが意識にのぼったことは。 私も太陽熱温水で暖房できたら、そうでなかったら、せめて太陽熱とガスなどのコンビで暖房できたらっと思います。地下のボイラーがこわれたら、次回はぜひ実行したいと思っています(って、他の階の所有者が同意したらの話ですが)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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