テーマ:エコライフの工夫♪(808)
カテゴリ:エコライフ
三階のヴェランだからふと、お隣の庭を見ると、洗濯物を干すロープに、十枚以上のワイシャツがずらーっとぶら下げられて、風にそよいでいました。
芝生と大きな木を背景にしたその光景はなんとものどかで、うれしくなりました。 ドイツで洗濯物が干されている光景を見ることはまれです。 ベランダとかノキに洗濯物や寝具を干すことはほとんどありません。 公共の目に触れるところには、そのようなプライベートなモノは出さないという暗黙の了解があるのか、規則で禁止されているのか、いまだに調べてはいませんが、私もしません。 ベランダの手すりの高さ以下のところで干す人は、ときどきいます(外を通る人の目に触れないから)。 イタリアなどだと、こちらの窓から隣の家の窓までロープをわたして、干しているのどかな光景がありますが、北ヨーロッパや中部ヨーロッパ人はそれほどおおらかではないのでしょうね、そういうことはしません。 庭が広くて、外の通りから見えない場合だけ、庭に洗濯物を干すことはあります。だからこの光景は大都市よりも、地方に見かけます。 私が住んでいるこの住宅地で、洗濯物を見かけたことはまったくなかったので、お隣の光景は、とっても「新鮮でした」。 私自身は、寝室に折りたたみ式の洗濯物干しを広げて、それに掛けて干します。 空気が乾燥しているので、冬でも夏でも、ほぼ半日から一日で、何でも乾いてしまいます。 乾燥機はもっていません。 電気を使うのもいやだし、あの乾き具合もきらいだからです。亡き母が東京で使っていたのですが、衣類のいたみが早いので驚きました。急いで乾かしたいわけでもないから、乾燥機はいらないと思っています。 お日様に洗濯物をさらして、お日様の匂いがほんわり香る洗濯ものを取り入れるのって、すてきですね。 子どもの頃に、縁側に干した布団をとりいれたときのお日様の香りを思い出します。 だから、お天気の良い朝にはかなららず、掛け布団を窓枠から少しだけ外に出るくらいにして、数時間だけお日様と風に当てます。その間にベッドも換気できて、夜中に吸った湿気が発散してくれます。 日光に消毒され、お日様の香りを含んだ寝具を取り入れるときの、一瞬の小さな喜び。 遠い昔を思い出します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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