テーマ:食べ物あれこれ(49629)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
オーブントースターで焼いた簡単ピッツァ posted by (C)solar08 一人で食べる食事には、できるだけ手も時間もかけないことにしています。 パン焼きには何時間もかけるくせに、自分一人の食事に時間をかけるのは、すっごくもったいない気がする。 盛りそばも、できあがりまでに15分以上はかけないことにしています。 冷凍保存したご飯も残り物のおかずも何もないときに、手軽に作るのが、オーヴントースターで焼く手抜きピッツァ。 ピッツァの生地は、邪道ではありますが、手抜きのためにベーキングパウダーを入れます。 (二枚分の分量) 100gの小麦粉にベーキングパウダー少々、塩少々、オリーブ油少々、水50g、オレガノ適当を混ぜて、適当にこねる。 二つに分割して、薄く(私はごく薄の生地のピッツァが好き)のばし、ほぼオーヴントースターの天板の大きさにする。 オーヴントースターに入れて、3〜4分ぐらい、表面にちょっと焼き色がつくまで焼く。 焼いている間に冷蔵庫から残り物を出し、トッピングとして準備する。 マッシュルームの薄切りやオリーブやハムの細切りなど。アーティチョークなら豪華。 昨日はそういうものは何にもなかったので、ツナサラダ(ツナと千切り人参とピクルスをサワークリームで和えた)。 生地をいったん取り出す。 下側の焼き具合が上側より弱い場合には、生地を裏返して、表面にトマトペースト(ピッツァソースがあれば理想的ですが、ないので)を塗る。 トッピングを散らす。 ピッツァ用チーズか、ナチュラルチーズの細切りを散らす。 オーヴントースターに戻し、表面に焼き色がつくまで焼く(5〜7分ぐらい)。(この間の時間を利用して紅茶を淹れました) できあがり。ルッコラを散らすと、おいしいです。 時間を測ったら、材料を混ぜるところから出来上がりまで、15分ですみました。 作業開始から食べ終わるまでの時間は30分。 オーブントースターの利点は、容量が小さいので予熱もいらないし、すぐに熱くなり、省時間、省エネになること。 同じことをオーヴンでやろうとしたら、予熱だけでも30分ぐらいかかりそう。こんな小さなミニピッツァを焼くのに、大きなオーヴンを使う気にはなれません(節約が性分ですから)。 ベーキングパウダーが入っているので、生地はサクサクして、ちょっと物足りないですが、手抜きならこれも受け入れらます。 少なくとも冷凍ピッツァとか宅配ピッツァよりは、私にはおいしく感じられます。 チャパタの要領で、ベーキングパウダーなしにすれば、生地は煎餅のようにパリパリになって、これでもいいかもしれません。 ピッツァではなく、フラムクーヘン(タルト・フランベ)にするなら、トマトペーストの代わりにサワークリームを塗って、細切れのベーコンとタマネギやネギのスライスをのせれば、これはこれでおいしいです。 ピッツァはもともと4分の1以上は食べられないたちなので、上で書いた1枚(粉50g分)でもう満腹。 ピッツァで思い出すのは、中学だか高校の頃、ピッツァなるものが初めて普通の市民の耳にも聞こえてきた頃のこと(これ、前にも書いたかな)。 東京の麹町にピッツァレストランができたと聞いて、下校途中に、仕事先から戻る父と四谷駅(父も私も四谷から電車に乗って帰宅してました)で待ち合わせて行ってみました。 味も見栄えもまったく記憶から消えているのに、父といっしょに食べに行ったことだけは覚えています。 ふだんものすごく口うるさい父なのに、こういう折には妙に機嫌がよくて、やさしくなる父。 だから、私もうれしくて、やはり下校途中に待ち合わせて、お茶の水の駅近くの地下のうどん屋に「しっぽく」を食べに行ったこともあります。 こういう情報は私が友だちから得て、父を誘うというのがいつものパターンでした。 帰宅すると、母が夕食を用意して待っているので、わたしたちは二度目の夕食を食べることになりました。 母はあんまりいい顔をしなかったな。 二人ともとっくの昔に逝ってしまったから、こういうピッツァの話もできません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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