テーマ:食べ物あれこれ(49630)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
パネトーネ posted by (C)solar08 食べたくも作りたくもない料理やお菓子を、他の方のブログでたまたま見かけると、急にそれを作ってみたくなることがありませんか。 私はしょっちゅう、そうなります。 チョコレートは歳のせいか、食べる気が起こらないのに、ネットで生チョコを見たら急に興味がわいて、わざわざ板チョコを買いにでかけて、生クリームと合わせて作りました。チェリーの洋酒漬けをフィリングにして、それなりにおいしいチョコレートができたけれど、できあがった頃にはチョコレートの香りにげんなりして、食べる気にもなれませんでした。 オレンジピールも全然好きではないのに、ブログでたまたま見かけたら、作りたくなりました。 無農薬のオレンジを買って、中身はフルーツサラダに入れて、皮を三回茹でこぼしてから、砂糖で煮詰めて、出来上がり。 あら、オレンジピールってこんなに簡単だったなんて、知らなかったわ。 オレンジピールがこんなに出来ても困る。 そしたら、だるまや。さんのブログでパネトーネをお見かけして、パネトーネにオレンジピールが入るのをはじめて知りました。 季節はずれだけれど、急に作ってみたくなりました。 生地はドイツのお菓子づくりの本のレシピで作りました。 ただし、牛乳を生クリームに代えて。牛乳を常備していない(使うことが少ないので、すぐにヨーグルトになってしまう)くせに、生クリームだけは安い(ドイツでは一番安い商品は200ml、80円ぐらい)のでいつも冷蔵庫に何カップもあるから。 小麦粉400g、ドライイースト、生クリーム200ml、砂糖100g、バター100gk強、全卵1、卵黄1、塩少々、ラムレーズン、オレンジピール(オレンジ2個分弱)。 パネトーネ型はもっていないので、直系18cmのケーキ型にベーキングペーパーを敷いて高さを倍ぐらいにして焼きました。 パネトーネって焼くのに時間がかかるのですねえ。 コンベクションで170度で焼いたのですが、50分たっても真ん中は生でした。1時間10分ぐらいかかってやっと焼けました。 焼きたてのパネトーネに砂糖と水とオレンジリキュールをさっと煮てつくったシロップを塗りました。 生クリーム入りのパネトーネ posted by (C)solar08 シロップが効いたのか、生クリームを使ったのが良かったのか、予想していたようなパサパサ生地ではなくて、しっとりして、とてもリッチな味のケーキになりましたよ。 冷めても、翌日に冷蔵庫から取り出した直後でも、固くならず、しっとりのまま。 BFの姉がよく、イタリア人が経営するデリカテッセン店でイタリア産の「高級」パネトーネを買うのですが、レーズンパンみたいなもので、おいしいとは思えなかったの。 自作のこれなら、パネトーネも悪くないわ。 我ながら驚いて、食べたくなかったはずなのに、ぺろっと食べてしまいました。 この方法でシュトレンも作ったら、パサパサじゃあなくなるのかしら。ブリオッシュもこの生地ならしっとりするのかな。 卵黄1個を使ったので、卵白1個分が余ってしまいました。 捨てるのはもったいないので、これをメレンゲにして、砂糖100g、ココナッツファインとアーモンドパウダーを適当に混ぜて、スプーンですくって、天板にならべ、パネトーネを取り出した後のオーヴンに入れて、設定温度を80度に下げて2時間!!(これもドイツのお菓子本のレシピです)。 ココナッツマカロン posted by (C)solar08のようなもの マカロンと呼ぶのは恥ずかしい形ですが、味はマカロン。 こうして、食べたくもなかったのに二つのお菓子を作ってしまいました。 作る欲だけはまだあるのよね。 哀しいのは、食欲がおとろえるという「老化現象」。 欲をとりさったら、後は何が残るんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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