テーマ:食べ物あれこれ(49501)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
Ameliaさんから、さまざまな地元地域の食品をいただいた。 心をかけて探してくださった様子がしのばれる、あたたかいプレゼント。 その中におそばと冷や麦、そしてとても高級そうな蕎麦つゆがあった。 いつもは、出し粉(九州で買った)で出しをとって、みりんと醤油で簡単な蕎麦つゆをつくっているのだけれど、薄めるだけで本格的な蕎麦つゆがすぐに頂けるのは、やっぱりありがたい。 いただいたおそばと冷や麦と蕎麦つゆ(背後はプラム(プルーン)) posted by (C)solar08背後の野菜も農家の青空市で買ったもの そば、うどん、ソウメンは時々食べているけれど、冷や麦は実に久しぶり。十年ぐらい食べていないような気がする。 冷や麦というと、子どもの頃の夏休みを思い出す。 昼食は冷や麦が多かったなあ。 当時の冷や麦にはピンクとグリーンの麺が混じっていたっけ。 子どもの目にも、人工着色だとわかるような色なので、口に入れるのは躊躇しながらも、どこか心惹かれてしまう雰囲気があった。 たとえて言えば、小学生時代に毎月のように買っていた「リボン」という少女マンガ雑誌のような感じ。 こんなものを読みふけっていては、頭に健康ではないとわかりながらも、つい目が惹き付けられた。 今でも、夏のある号の表紙を覚えている。 浅野寿々子という可愛い女の子がグリーンの服を来て、涼しげにグリーンのソーダ水を飲んでいる写真だった。 なんでこんなこと、今でも覚えているんだろう。 このグリーンの「涼しげさ」の雰囲気を、冷や麦のグリーンとピンクもかもしだしていたような気がする。 農家の青空市で買ってきたナス(こちらのナスは米ナスのような大きなものばかり、皮が硬い)の半分は薄切りにして塩揉みして、熱湯をくぐらせてから、ごま油などでサラダにした。一頃こちらにあった、韓国料理のレストランで食べておいしかったけれど、わたしのはおいしくなかった(酸っぱすぎ)。 残り半分のナスはドイツ製エコ豆腐(期限が切れたのであわてて冷凍しておいたのを解凍した、どうなっているか見たかった)といっしょいnオイル焼きして、オロシしょうがと削り節と醤油をかけた。 豆腐は角に頭をぶつけそうなほど硬かったけれど、まあ食べられる。凍り豆腐にはならなかったみたい。 豆腐とナスのオイル焼き、ショウガと鰹節かけ posted by (C)solar08 このところ、ス―パーで野菜を買わず、青空市の近郊農家から買うようにしている理由の一つは、ある農家が売っている「ビーフステーキトマト」(ドイツ語では雄ウシのハートトマトという意味の名前がついている)のため。 昨年ごろからやっとドイツでも出回るようになった、とてもおいしいトマト。 スーパーでも時々売っているけれど、この農家のは完熟していて、甘くて、くらべものにならないほどおいしい。 他の品種より、いささか高いけれど、払うだけの価値はある。 完熟トマト posted by (C)solar08 今日は熟しすぎたのを「スープ用トマト」として普通の価格の半額以下(1キロ200円)で売っていた。 でも、生で食べてみたら、中まで真っ赤で、とろりとしていて、いつもよりもさらにおいしかった。もっと買えばよかった。 そういうわけで、Ameliaさんとトマトのおかげで、簡単だけれどレストラン以上に満足できる昼ご飯がいただけました。 こういうの、小さな幸せっていうのかな。ごちそうさま。 ある日の昼食 posted by (C)solar08丸のトマトは、元の姿をお見せするために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[料理・パン焼き・菓子・食材] カテゴリの最新記事
|
|