テーマ:食べ物あれこれ(49619)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
いただいた、落ちリンゴ posted by (C)solar08 娘夫のお義父母さんから、庭に落ちたリンゴをたくさんいただいた。 「中から虫が出てくるかもしれないよ」と言われたけれど、そんなのはへっちゃら。 虫がいるのは、リンゴがおいしい証拠、農薬がない証拠。 上の写真の大きな茶色のリンゴはボスコップといって、酸味が強く、ケーキに好んで使われる品種。 リンゴのタルトを焼くとき、いまだに解決できない難点は、生のリンゴ、つまり下煮をしていないを下焼きしていないタルト生地にそのままのせて焼くと、リンゴから出る汁でタルト生地が柔らかくなってしまうこと。 パリッとした生地にならない。 タルト生地が厚ければ、この問題もいくらか解決するのだけれど、厚いタルトは食べずに残す人がいるので、これはもったいない。 それに、私も生地がごく薄くて、パリパリのタルトが好き。 ドイツのネットで探していたら、「フランス風アップルタルト」のレシピで、いかにもフランスのお店で売っているような、パリパリに焼けた薄い生地のアップルタルトが見つかった。 (ここをクリックすると、レシピと写真が見られます。ドイツ語ですが、ページの下の方にはヴィデオもあって、作り方がよーくわかります。) 小麦粉と小麦粉の3分の2の重さのバター、砂糖少量、塩ちょっぴりをフードプロセッサーに入れて、一秒動かしては止めという作業を繰り返すと、バターが粒々に細切れになって粉にまぶされるんだ(当然なのに、今までやってなかった)。 そのあと、水少々を入れて、また同じ作業。 まとめてから冷蔵庫で30分ねかせた。 オーヴンシートの上にこの生地をうすーく、厚さ3ミリ以下にのばして、その上に、たくさんのリンゴを皮をむき、ごく薄切りにして、一塊ごとに立てて並べる。レシピにはリンゴ2キロと書いてあったけれど、そんなにのせられなかった。1キロ半弱。 溶かしバター少々を表面に塗り、スプーン3杯ぐらいの砂糖をふりかけて、200度に予熱したオーヴンで45分焼いた。 タルト生地の下側(コンベクションのオーブンなので、下火が弱いような気がするので)が良く焼けてくれるように、タルト型などには入れず、バゲットを焼くときと同じように、予熱で熱した銅板の上に、オーヴンシートごと生地をそのまま置いて、焼いた。これが良かったみたい。 ずっと200度のままにしたので、リンゴの表面がこげはじめた。いつもはここでビビって温度を下げてしまうから、生地がやわらかくなるのかも、と思って、「心を鬼にして」上側をアルミフォイルでおおっただけで、焼くのを続けた。 リンゴのフランス風タルト posted by (C)solar08 焼いている間に、むいた皮と芯に砂糖たっぷり入れ、水をひたひたにそそいで、30分煮込み、ザルでこしてからさらに煮詰めて、ドロドロのリンゴシロップを作っておく。 焼けたタルトのあら熱がとれたら、表面にシロップを塗る(アンズジャムを塗る代わりのような感じ)。 これまでで、一番フランスのに近いアップルタルトが焼けた。 生地は薄くて、底もパリパリで、ちょっとパイみたいになった。 うれいしのは、このレシピなら卵やミルクが必要ないこと。 材料は粉、砂糖、バター、水、リンゴだけ。 ただね。リンゴの酸味が強いので、100gの砂糖で作ったシロップでは足りないぐらい酸っぱい。 ヴァニラアイスとか生クリームを添えて食べれば、おいしいはず。 次回はこんなに酸っぱくない品種のリンゴで作ってみよっと。 リンゴのフランス風タルト posted by (C)solar08 本当は今、難民のことばかり考えてるのに、なんでケーキの話になってしまったんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[料理・パン焼き・菓子・食材] カテゴリの最新記事
|
|