|
カテゴリ:ソフトウェア
Rubyについて
コンピューター言語Rubyのことです。宝石のことではないのであしからず。 Rubyというコンピューターで使う言語があります。 Perl, PHP, Pythonと類する、主としてWeb環境で用いるインタープリタ言語 です。軽くて使いやすいです。 このうちRubyだけが、日本人のまつもとゆきひろさんが作った言語です。 オブジェクト指向であり、Rubyで構築したフレームワークRuby on Railsが Webアプリケーションが作りやすいという点で、最近注目を浴びています。 勉強会を開くまで RubyやRailsの勉強会は、東京や関西で開かれています。 そして九州、東北、北海道でも開かれていて、それなら東海地区でも開かな きゃという気持ちで勉強会はないかなぁと探してみたのですが、ありませ ん。「隗より始めよ」で自分で開くことにしました。 当初は、RubyやRailsで一人で開発していると、分からないことが出てきま す。本を読んだり、Webで答えを探します。自分でも試行錯誤でプログラム を組みます。問題を単純化するために、余分なところをそぎ落としたプログ ラムを作って試してみます。それで答えが見つかることもあります。しか し、それでも答えがわからないと、参考書を読んだり再びWebを徘徊しま す。徘徊すると、何かおもしろい記事を見つけて読み浸ってしまします。 なんかそんなことの繰り返し。 そのときメッセンジャーなどで軽く尋ねることができたらいいなと思いま す。ずっと悩んでいたことが光が当たったようにわかったり、直接答えをも らえなくてもそれがきっかけで答えが見つかったりします。 試行錯誤して苦労しているのも、理解が深まったり、目的とは違うことも勉 強になりますので、それはそれで大事なことです。でもお互いに助け合って いけば、お互いに勉強になりますのでそれが一番良いと思います。 しかし尋ねたときに相手が忙しいと迷惑をかけますので、、、おいそれとは 聞けません。忙しくなくて余裕のあるときは尋ねられた方も勉強になります ので、やっぱり助け合うほうがいい。 ただそのような気持ちを持っていても、実際に勉強会というイベントを始め るまでは葛藤の日々でした。ただでさえいろいろやることがあるのに、また 面倒を引き受けてしまっては余計に忙しくなってしまう。みなさんが来てい ただいて満足していただけるのか?進行はうまくやれるだろうか?準備や後 始末など結構時間やリソースをとられてしまうものです。それに1回きりで 終わってしまっては悪い前例ができてしまい、他の方が勉強会をしたいと新 たに考えても妨げになってしまうかもしれない。 そんなふうに迷っているところで、Tさんが後押ししてくれました。Tさん のおかげでなんとか勉強会をこぎつけることができたようなものです。Tさ ん、ありがとうございます。 勉強会 私の事務所がある、あいちベンチャーハウスのセミナー室で開きました。こ こに入居している人はこのセミナー室を(無料のセミナーならば)無料で借 りることができます。50人くらい入る立派な部屋が無料です。 プロジェクターも借りて、机を並び替えてやりました。 勉強会なので、ノートパソコン持ち込みにしました。今の時代はノートパソ コンを自前で持っている人が多いです。すごい。 インターネットに接続する環境で、今のノートパソコンは無線LAN完備のも のが多いので、セミナー室のネット環境に合わせた無線LANルーターを用意 すればすみます。当初は、La Foneraを改造した無線LANルーターを使う予定 でしたが、有線LANの方がいましたので直前に事務所の無線LANルーターとLa Foneraを取り替えました。 あと数年すれば、WiMAX環境で無線LANなんて古いよという時代になるかもし れませんが、ずいぶん楽な時代です。La Foneraですめば、たかだか2000円 ですから。 7時スタートでしたが、7時過ぎからちらほらと集まりだしました。私のし ている仕事である「スクレーピング」をネタとして振りました。合間をみつ けて情報を集めただけなので、難易度や興味として良かったかどうかわかり ません。 スクレーピングはここ2年くらいでわずかですが盛り上がってきています。 ただスクレーピングした情報については著作権の問題があるというところ が、問題になりました。そうですね。サーバーで集めた情報を複数の人に配 るのは、音楽や動画のように問題となる可能性があります。しかも情報の ソースは、どこか他のところから得ているんですものね。 社内データならば問題ないから、やはりそこを中心にやっていくのがよさそ うですね。はい、社内で埋もれた情報に対してやっていこうと思います。 そこで休憩。部屋を閉めて、みんなで飲み物やおやつを買いにいくことにな りました。セミナー室で飲みながら、つまみながら、ゆっくりやっていくと いうのがいいです。肩肘張らずに、お互いに助け合うというのがいいと思い ます。 後半はTさんがネタを振ってくれた「Railsで掲示板をつくる」ということ をやりました。1時間弱しか時間がありませんでしたが、なかなかうまくつ くれませんでした。Railsの経験がないと辛いと思います。 問題は、メッセージに対してのコメント、そのコメントに対してのコメント を無限にやっていったときの仕組みをつくっていたときに、エラーがでてし まってそこから先へ時間内では進みませんでした。 次回の勉強会はそこからやることになるかもしれません。 Eclipseは知っていたんだけれど、EasyEclipse for Ruby on Railsは知りま せんでした。この友好的な使い方もお互いに学べるといいなと思います。 最後に、名古屋出身だけど今は京都で仕事をしているNさんの話を聞きまし た。関西での勉強会の動向や、彼の会社が作ったアプリケーションを見まし た。おー、すげえ。Ajaxふんだんに使っていてすごかった。あんなアプリ ケーションを作りたいなぁ。 結局、10:30で終わりました。3時間を超える熱気のこもったものでした。私 は十分に楽しめましたが、みなさんはいかがでしょうか? 世話人の私としてはみなさまに気を配れなかったところがたくさんあったと 思います。申し訳なかったなと思いますが、懲りずにぜひ2回目をやりたい と思います。よろしくお願いします。 今後の課題 電源タップが足りませんでした。 セミナーとしてのプレゼンター用しか用意されていません。勉強会でみんな のノートパソコンにつながる分だけのものが必要です。私の事務所からパソ コンにつながっているのをはずして持っていっても足りませんでした。もし 人数が増えると、もっと足りません。このあいちベンチャーハウスで買って いただくよう要求を使用と思います。 小さな開発合宿みたいなものもいいですね。お互い勉強しあうような。 写真を撮るのを忘れて雰囲気を伝えることができません。 でもやはり準備と後始末に結構時間がかかりますね。疲れたぁ。 こういうイベントを開催される世話人の方のご苦労をお察しします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ソフトウェア] カテゴリの最新記事
|