グアテマラ パカヤ火山・アガサ台風のその後
グアテマラを襲いましたパカヤ火山噴火、アガサ台風の被害に寄せて、いろいろな方からご心配のメールを頂戴しています。ありがとうございます。現在私自身は、日本におります。ソロラの友人からのメールによると、現在は落ち着いているようです。ソロラにあります、アティトラン湖半のパナハッチェル、サンアントニオパロポ村では、土砂崩れの被害によるなくなられた方が出てしまったようです。幹線道路も多くの場所で土砂崩れにより通行できなかった場所があったようですが、今は通りにくいものの修復されているとのことです。これ以上の大きな被害が出ないことを祈らずにいられません。 ****** 日本大使館から送っていただいた情報です。参考にご覧ください ******領事情報(熱帯暴風雨アガサによる被害状況) 2010.6.2. 在グアテマラ日本国大使館既に出ている被害の他、今後、雨季の降雨により、被害が拡大する危険性があります。洪水、崖崩れ等による直接生命に対する危険がある他、交通の麻痺、輸送網の停止により物資不足が発生する可能性があるため、食料・飲料水等生活必需品の備蓄をお願い致します(大使館の緊急備蓄・救急品には限りがあり、原則として短期滞在者・旅行者の方を配布対象としています)。1.熱帯暴風雨アガサによる被害状況(6月2日CONRED発表)(1)人的被害死者 : 156行方不明者 : 100負傷者 : 87被災者 :135,773自宅が損壊した被災者 : 55,614(2)家屋に対する被害被害を受けた家屋 : 24,472危険な状態にある家屋 : 5,872(3)道路への影響ペテン県 :通行可能イサバル県キリグア遺跡 :通行止め(川の氾濫のため)チキムラ-サカパ間 :通行可能サンタロサ-フティアパ間:通行可能アウロラ国際空港 :固定翼機及び貨物便の運用再開アルタベラパス県 :通行可能サカテペケス県 :通行可能ソロラ県 :CA-1(インターアメリカンハイウェー)122km地点ロスエンクエントロス、土砂崩れ :CA-1(インターアメリカンハイウェー)121km地点トランパ行、橋の損壊 :CA-1(インターアメリカンハイウェー)113km地点、地滑りトトニカパン県 :通行可能ケサルテナンゴ県 :通行可能ウエウエテナンゴ県 :通行可能レタルレウ県 :通行可能スチテペケス県 :国道14号線173km地点:MdreVieja川の氾濫キチェ県 :チカマン市,265km地点アルタベラパス県 :サンクリストーバル市、土砂崩れ :ラスチナマス市ヴァジェヌエボ:通行可能エスクイントラ県 :国道14号92km地点、BarracaHonda橋の損壊(4)被害を受けた橋梁サンタロサ県サルバドル街道120.5km地点、ドニャベアトリス・デ・ラ・クエバ(ロス・エスクラボス)橋キチェ県キチェ市Lte. Dptal. Guatemala 65.9km地点、 ヴェガ・デ・ゴディネス橋バハベラパス県サラマ市La Canoa地区80km地点アスファルト終点、ラ・カノア橋スチテペケス県パツルル~サンルーカストリマン市の間175km地点、(無名)エルプログレッソ県入り口 大西洋街道81.1km地点、レジャナ橋エルプログレッソ県エル・ヒカロ入り口 大西洋街道98.2km地点、エル・ヒカロ橋イザバル県ロス・アマテス市、エル・リコロス橋ソロラ県ロス・ゴディネス~パナハチェル間、(セロ・レック)エル・ケブラダ橋サンタロサ県サンホセ・バリージャス~サンホセ・デル・ロサリオ間、(無名)フティアパ県173.3km地点、エル・アレナル橋キチェ県チマルテナンゴ市Lte. Deptal(県道)97.1km地点、チペレス橋バハベラパス県グアテマラ県との県境、コンクア橋キチェ県(ネグロ川沿)サカプーラス市210km地点フライバルトロメ・ラスカサスNo.2/サン・ホルヘ橋パツン市~チマルテナンゴ市間91.7km地点、サバルポップ橋サンタ・ロサ県エルサルバドル街道65.4km地点サンタクルス・ナランホ~カシージャス迂回路間、ラス・カニャス橋アルタベタパス県コバン市行き道路196km地点、チチェン橋2.グアテマラ政府からの呼びかけ(CONRED発表)(1)常に落ち着いてください。うわさや思い込みではなく正しい情報を注意深く入手してください。(2)当局の指示に従ってください。(3)自宅周辺の避難場所と危険地帯を確認してください。(4)雨水の排水口や溝がふさがっていないか点検してください。(5)自宅周辺の、地割れ、物や建物の移動や傾きがあるかを点検してください。(6)泥と石の流動のあと、大規模な瓦礫などが流動します。間違っても、川を渡ったり、渡ろうとしないでください。