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2009年04月03日
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カテゴリ:絵画
 東京国立博物館の平常展での特集陳列「黒田清輝のフランス留学」を見てきました。

 自営業の強みと言うよりも、業界の事情で平日に休みが取りやすい4月第1週(裁判官の転勤時期のため、裁判所の日程がほとんど入らない)を利用し、「おくりびと」を見た後、上野公園を散歩して桜を眺めました。その後、東京国立博物館で開催中の「国宝阿修羅展」を狙ったのですが、マスコミの展覧会ビジネスで煽られた人々があふれて入場規制中、入場までの列が20分と聞いて、平常展だけ見ることにしました。
 「黒田清輝のフランス留学」は、黒田清輝の初期の絵画13点とデッサン2点と、黒田清輝の師匠のラファエル・コランの絵画とデッサン、同時期の日本人画家の絵画若干で構成されていました。少数の中途半端な展示ですが、考えてみればフェルメール7点とそれ以外も含めて40点で「フェルメール展」と大宣伝して1600円取った展覧会ビジネスと比べれば、平常展内の無料の特集ですから立派と言えるかも知れません。人混みの「国宝阿修羅展」の隣の建物にもかかわらず、ガラガラでゆったり見れましたし。

 私は、黒田清輝は、特段興味がありませんでした。出品された作品では、出世作の「読書」と重要文化財の「智・感・情」しか見覚えがありませんでしたし、出品された絵画ではやはりそれとあと「読書」の隣の「婦人像」くらいしか目を引きませんでした。「智・感・情」は大きめの絵で近くで見れてお得感があり、悪い絵じゃないんですが、ちょっとあっさりし過ぎで、今ひとつすごいとか強い思い入れを持ちにくい感じでした。やっぱりどこかインパクトが感じられないんですね、私には。
 今回の展示でむしろ気に入ったのは、絵画の方でなく、写生帖です。無地のメモ帳のような紙綴りに鉛筆でスケッチしているのですが、これがちょっといいセンス。このスケッチに何かちょっと入れて、例えばカレンダーにするとかして出版してくれたら、ちょっと持っていたい感じがしました。もちろん、ガラスの箱の中に入れての展示で、開かれているところしか見れません。1冊に付き1つのスケッチしか見えないわけで、どこを開いて展示するかは学芸員のセンスにかかってくるのですが、もう少し別のページも見てみたいなと思いました。
 こういう地道な試み、もっと評価したいですね。





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最終更新日  2009年04月03日 00時43分10秒
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