カテゴリ:健康の話
「腰痛は99%完治する」の著者、「さかいクリニックグループ」院長・酒井慎太郎先生の、ひざ痛治療の画像です。 酒井先生は、「関節包内矯正」という手法を用いて、腰痛をはじめひざ痛・首痛などの関節痛を99%治してしまいます。 その甘いマスクと柔らかな口調で、驚異的な治療術を施してくれるとなれば、全国から患者は殺到し、現在は予約10年待ちだそうです。 酒井先生のもう一つの特徴は、「テニスボール」を使った自宅でできる治療法の公開です。 自分でやって治ってしまえば10年待つことありませんから。 画像では、「膝痛(膝ポキポキ)」の治療法として紹介していますが、本来は腰痛で行われます。
膝ポキポキの悩みを持つ方は、僕の周りにも数人います。 痛みはないようなので、実生活での不便はないようなのですが、お茶会や仏事などの際には気を遣うようです。 何故膝を曲げると音が出るのかというと、関節の中には「骨液」という液体が入っていて、関節を急激に曲げたときにその液体の圧力が下がり、気泡が発生するからだと言う説があります。 気泡がどうして音になるのかは、解説を読んでもよくわからないのですが・・・。 赤ちゃんでも鳴るそうなので、運動不足のためではなさそうです。 喧嘩の際に、拳の指を鳴らしたり、首をポキポキやって威嚇する時も、同じメカニズムで鳴るらしいです。 単に関節の気圧が問題だというなら、整体で体中をボキボキ鳴らしてもらって、あースッキリしたと感じるのはただの錯覚かもしれない。 普通に考えて、関節に負荷をかけ無理に音を出すことは、合理的ではないのでやめた方がいいでしょう。
もうひとつ原因として語られているのが「タナ障害」というものです。 膝の関節の内部に「関節腔(かんせつこう)」という空間があり、そこは滑膜ひだという膜のようなもので仕切られています。 そのうちの膝骸骨(膝の皿)と大腿骨(太腿の骨)の間のひだが、棚(たな)のように見えるので「タナ」と呼ばれていて、そこに障害があると鳴るという説です。 これは膝限定の話で、故障するほどの負担を膝にかけた結果と考えると、主にスポーツマンの障害と思われます。 逆に筋肉の細い人が、急激な運動をして関節周りを損傷してしまった場合も考えられます。 この場合は痛みを伴うこともあるでしょう。
その他、軟骨が削れて凸凹になったせいでスムーズに動かなくなったという説もあるし、膝周りの筋肉が衰えて膝が緩んでいるためという整体師もいます。 原因はともあれ、映像で証明されたように、膝関節を広げるような施術をすれば音は消えるのです。 テニスボールで治るものならやってみる価値はあるでしょう。 毎日の生活習慣の中で、ストレッチタイムを組み入れて、そこにテニスボールも加えればいいだけのことです。 すべて成功するためのカギは、良い習慣を身に着けるということです。
膝とは少し違うかもしれませんが、僕は「顎関節症」で、口を大きく開けると、左の顎の関節が鳴ります。 これは、高校の体育の授業でハンドボールをしていた時、島田誠(実名)君にひじ打ちを左顎に受けた時の後遺症です。 以来徐々に悪くなり、口を開けるのも苦痛になった時もありました。 顎を動かすと、左の関節だけずれて外れる感覚があります。 これが続くと痛みが出ます。 痛みが出ると、しゃべるのも嫌になります。 基本、僕が無口なのはこのためもあります。 幸い、今は痛みません。 痛みが出るパターンを自分で分析して、何かに集中して奥歯をかみしめていた後で痛くなることが分かったので、なるべく奥歯をかみしめないように、歯を離すようにしてからだんだん痛まなくなりました。 下あごを前に突き出して、顎関節を広げることもいつの間にかしていました。 気が付いたら(つまり忘れていました)、痛みが出ることはなくなっていました。 習慣として身についたのが、物事をあまり真剣に受け止めず、リラックスするようにする技術です。 緊急の時、切羽詰まった時、集中しなくてはいけない時は、口を半開きにして歯を食いしばらないようにします。 意識しなくても、自然にそうするようになっていました。 そしてわかったことは、仕事は鼻歌交じりで捌くと案外うまくいくということです。 歯を食いしばって頑張るというのは、交感神経優位になるので、あまり長い時間続けると健康を損ないます。 気持ちも身体も、緩んでいる方が健康にはよろしいようです。
P.S. この項を書いている最中に、アカウントが13万を越えました。 ありがとうございます。 コメントもよろしくお願いします。
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最終更新日
2014年05月02日 16時23分51秒
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