《　幸せのひろいかた　》 　フェルトアート・カントリー木工　by　WOODYPAPA

1万アクセスごとに短歌を詠んでいます。
まず昨今の雑感から。

豊洲市場空洞問題が連日報道されていますが、建築界にいた身としては、あの建築図(（空洞部屋があるもの）は、違和感なく受け止められるものです。
もちろん”盛り土”が絶対条件である土地であれば、約束違反なのでしょうが、そのすったもんだが把握されていなければ、あの建築図は普通です。
つまり、工事に携わった職人のほとんどは、何の疑問も抱かず工事をしていたと思います。
だから、当初計画にあった”かさ上げタイプ”の図面から、”掘り下げタイプ”に変えた誰かがこの問題の首謀者になるわけですが、最初の図面だと強度的に不安定です。
使い勝手も悪いし、2階へ上がるためのスロープの確保もかなりの広さになります。。
工事の難易度もかなり高くなり、当然建築費も上がるでしょう。
最初このニュースを聞いた時（9月初旬）、豊洲市場の従業員の駐車場がないのが問題だと聞いていたので、せっかくだからこの空間を駐車場にすれば解決するじゃん、と思ったほどでした。
今は、防水材ですごくいいもの（ポリウレア樹脂）があるので、それで部屋全体をコーティングすればベンゼンなどの有害物質はシャットアウトできるし、建物の強度も増します。
地下空洞を地下でつなげば建物同士もつながるので、いいことばかりです。
でもマスコミの論調がここまで色を付けてしまうと、風評被害から食品は難しい。
豊洲市場問題は、着地点の見えない浮遊状態に陥ってしまいました。


ついでと言っては何ですが、世論に逆らう意見をもう一つ。
「普天間移転問題」の解決法です。
僕は、原発推進やＴＰＰ推進、安保法制、消費税増税等、安倍政権に批判的な立場ですが、普天間基地移転問題だけは辺野古移転でいいのではと思っています。
大事なのは普天間基地用地の返還であり、その条件に一部を辺野古基地改修で補うということです。
辺野古基地というのは、現在もキャンプシュワブとしてアメリカ海兵隊の基地がある場所です。
そこの海に面する部分に滑走路を新設するという話です。
それだけで、あの危険極まりない普天間基地の約480ha=4,800,000㎡（東京ディズニーランドの10倍）の土地が返ってくるのです。
そっちの方がいいのではと思っていますが・・・。
それでも沖縄の人が最終的に決めるべきだとは思います。

しかし僕はあるひらめきから、沖縄の人の意思「県外移設」と日本政府の意思「辺野古移設が唯一最善」という両方を満足させる画期的な名案が浮かんだのです。
この二律背反の命題を達成する案とは・・・。
”辺野古”を”沖縄県から分離し、”辺野古県”を新たに作る。
そうすることで、辺野古基地は辺野古県の土地なので、沖縄県外ということになります。
これで沖縄県民の望みは叶います。
もちろん辺野古移設を進める日本政府の希望も叶います。
めでたしめでたし。





悪い奴が支配力を持ったのではない。
支配力を持つと、誰でも悪人になるのだ。
それは武器に置き換えることもできる。
武器を持つと、支配力があがる。
支配力があがると、心得違いを犯すようになる。
それが負の定め。