アクセス数1万ごとに書き重ねている短歌です。
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本日は2月14日。
世間でいうところの”バレンタインデー”です。
僕のバレンタインデーの思い出は、こんなことがありました。
彼女とはこの後もしばらくお付き合いをしていたのですが、僕の幼さが原因で、残念ながら『22歳の別れ』になってしまいました。
同い年だと、女性の方が精神的に大人で、本当は彼女の言葉にもっと精神を傾けるべきでした。
逃がした魚は大きく、自分の至らなさを認める今は、己の考えの浅さに恥じ入るのみです。
生きているうちにまたお会いする日があったら、お詫びと感謝を伝えたいと願っています。
そして今でも、ときどき40年前を思い出して、ほっこりしてしまいます。
40年 時を重ねて ここにあり 若さの意味は さすらいに見え
思い出を 磨き続けて 珠となる 凸凹はもう 見なくてもよし
還暦を 越えたあなたと すれ違い 判って驚く 夢見るシーン
見た目なら 判らないかも 知れないが 変わらずにいる あの声聞けば
あの頃を 謝りたきを 願いたく ぜひ伝えたし 感謝の言葉
ちいさくて トランジスタと 呼ばれてた 高性能の 昭和のあだな
チョコならば アーモンドチョコが 懐かしく 甘くて苦い ときめきの味
あの街の あの店はもう 今はなく 記憶の中の お好み焼きに
お互いの 話を深め 知ることが よかっただろうが 浅すぎを悔い
人生は 選び続ける 三叉路を 覚悟なきまま 流された果て