sora85786126のブログ

今年の春から二年保育で幼稚園に入園した長男。4月は幼稚園まで送り、バイバイすると大泣きし、なかなか慣れない日々が続いていました。

引っ込み思案の長男は、幼稚園ではいつも小さな声でしか喋れず、お友だちと遊ぶのも受け身です。

しかし、夏休み明けから少し態度が変わってきました。先生への挨拶も大きな声でできるようになり、先生に褒められるので翌日は更に大きな声が出るようになりました。いろんなお友だちとも遊べるようになったようです。

そんな生活を送っていたのですが、9月生まれの長男、2学期が始まると間もなくお誕生日会でした。9月生まれの子どもたちの保護者も参加しました。

お誕生日会が始まりました。

壇上に5人のお誕生日者が立ちます。

長男、今にも泣きそうな顔でした。きっと、たくさんの人たちに見られる光景に圧倒されていたのでしょう。しかし、泣かずになんとか落ち着きを取り戻したようです。こちらも一安心。

しかし、試練の時が訪れます。

1人ずつ自己紹介です。年長さんは、きちんと自己紹介していました。生まれた日、好きな食べもの、好きな遊び、将来の夢を自分の口で話していました。

年中さんは、先生がインタビュー形式で進めてくださいます。

長男の番です。

名前は答えることができました。

「好きな食べものは？」

「……。」

もじもじしています。頭が真っ白になっているようでした。泣きそうな顔をしています。

「自分でいえるかなあ？」

と、先生が声をかけるも、

「……。」

待たれれば待たれるほど言葉は出てきません。

親の私にはすごくすごく長い時間に感じましたが、1分間くらいこの状況が続いていました。先生が耳うちされたようで、最後には自分で答えることができました。

この場面で泣かなかったことに、私は感動しました。成長したなぁと思いました。

それから後の質問にはスラスラ答えられました。

そして、お誕生日者の出し物です。

2学期が始まって毎日秘密の練習をしていたそうです。家族にも秘密と言われていたようで、私たち親もよく知りませんでした。

5人のお誕生日者は、1度幕の裏に隠れて準備します。そして幕が開いたとき、長男が今まで見たことがないような笑顔で立っていました。

手にはボンボン、頭に飾りを付け、ダンスをします。正面で先生が一緒に踊られていてそれを見ながら、ではあるのですが、5人とも楽しそうに、自信に満ちた顔で踊っていました。

最後に記念撮影をして、初めてのお誕生日会は終わりました。

ハラハラドキドキでしたが、長男の成長に触れることができ、幸せな1日でした。

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