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空の独り言

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2004年06月17日
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言葉を綴る
ハーモニーにのせて
ゆったりと癒してくれる歌声
牧場の中
家畜を見守りながら
心のときめきを覚えながら
心の高揚を
癒しを求めんと口ずさんだ歌声
 
病に倒れた人を
苦境の中にある人を
励ます歌声
優しく愛に包む心を載せて
歯を食いしばって頑張っている人のもとに
調べに乗せて届け
勇気をもらう神の贈り物
 
血を流すために
拘束するために
心を麻痺させるために
歌う歌声は
とても冷たく
心がささくれる
けれど
歌わなければ非国民とそそしられ
投獄される理不尽もあったかもしれない戦時中
 
遠い遠い過去の出来事だったと思えることが
今まだ土地を変え
人を変え
言語を変えて繰り返す
 
歌は癒し
心を穏やかに
自然に起こる感情を歌いあげた
神の贈り物だったはず
 
歌に心が無くなった時
歌といわれて歌でなくなるその言葉
歌でなく
人の奥に囁く闇の言葉
 
耳を傾けるか
耳を傾けないか
血を流すことに痛みを感じるか
感じないか
罪悪感を感じるか
感じないか
神の贈り物を手にする人が
神の贈り物の色を決める
 
されど歴史は残す
心に響く
神の贈り物にふさわしい色に
ペインティングされたものを


Copyright (C) 2004/07/09 "神の贈り物" 天空童 フィエル.





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最終更新日  2004年07月09日 15時35分16秒
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