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テーマ:おすすめ映画(4028)
カテゴリ:本&映画&音楽&写真
ギターの旋律がもの悲しくも郷愁漂わせる音色を紡ぎ、墓地、川、小さな小屋のような家を映し出す。「禁じられた遊び」。小学校の「みんなの歌」の小冊子に載っているほどの名曲であるが、どのような映画かを知らずにその旋律が子供心に刻み込まれていた。偶然が、テレビで放映されているチャンネルに合わせた。知らず見ていた外国の淡々としたストーリーが「禁じられた遊び」であることを放映終わった後の日本語のテロップが教えてくれた。遊ぶと怒られてしまう「禁じられた」十字架ごっこで遊んでいた迷子の幼い女の子とその家の男の子。二人だけの秘密めいた約束事に、無邪気にドキドキワクワクしていた子供達。けれど、とうとう見つかって思いきり怒られていた。貧しさを示し、連れて来られた最初、ハエが牛乳に入っていたのを目と後ずさりで拒む女の子の目の前で手を突っ込んで取り、飲むように勧めた男の子の母親の姿が忘れられない。これが都会と田舎の違いなのかとぼんやり思った(のんきすぎる・・・(;´_`;))。そして、迷い子の女の子は両親がいない孤児で、いつまでもその家にいることができず、駅へと違う大人の手で連れて行かれて、仲良くなっていた男の子と女の子は別れ別れになってしまう。男の子の家に連れられてきたシーンから見ていたから何故女の子が孤児になっていたのかということを知らず、もの悲しい印象が映画を脳裏に刻みつけていた。おぼろに覚えているストーリー。こんな感じだったと思う。一瞬目に飛び込み、忘れられない映画の一つになっていた。
気になって検索してみると、空襲で女の子は両親を目の前で銃撃されていた。モチーフはドイツの空軍。第二次世界大戦なのかな。背景は。何故両親がいないのかを理解していない、というか理解できないほど幼いことが尚更もの悲しさを誘っているのかもしれない。 禁じられた遊びのシネマレビュー 色んな意見がありますね。けれど、共通していることは言葉で表せない切なさでしょうか。 一度だけ偶然観たにも拘わらず、予備知識無しで観たにも拘わらず、印象に残ったシーンを思い出そうとすれば風に下草そよぐ平和そうな農村風景と共に思い浮かべられる映画の一つである。今でも思い浮かべられるのは、きっと女の子と同じような境遇の子供達が今でも人種を越えて生まれ続けているからだろうか。大義名分を振りかざし、余計で理不尽な殺戮を繰り返す大人達の手によって。
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最終更新日
2004年09月25日 11時00分54秒
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