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空の独り言

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2004年08月06日
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再放送だけれど、登場人物が好きだからつい見てしまう。残念ながら、いつも最初をすっ飛ばして途中から観ることになっているのだけれども。どたばた喜劇だなぁと思った。活躍するメインはお澄ましがイメージのシスター達なのだけれど、厳格であるプラス正しいと思ったことに突き進むが故に危険な中でありながら行動と会話の滑稽さを演じている。更に、その時代に生きている人達であるが故の見識も垣間見せるユーモアも出していて。この映画の凄いところは、音楽だと思う。バラバラだった聖歌隊の合唱を事件を目撃してしまった故に刑事の手で教会に匿われることになった主人公がまとめ上げる。その合唱を最後のシーンで聴くと必ず最後に目が潤んでしまうのは何でだろう。たぶん、きっと、きちんと音程を取り、おもいきり歌っている力強さと歌うことが楽しくて嬉しいと身体一杯で表現していることが私達の心に共鳴して心を揺さぶるのかもしれない。聖歌もこんな風に歌い上げられると取っつきやすいよ。熱烈な神へのラブコールに聞こえないでもないし。厳粛な面もちで歌うことも大切かもしれないけれど、聖歌も最初は純粋に気持ちを込めて歌っていたのではないかと思いを馳せる。型どおりでなく。だから、形骸化しながらも歌い継がれてきたのではないかと。綺麗な歌声もいいかもしれないけれどね。ウィーン少年合唱団みたいに。けれど、最初は一人が気持ちを表すために歌い、それを周りが共感してハモっていったのが原点だったんじゃないかって遠く思うのだけれど。ハープを手にし、岩に腰掛け、羊飼いが一人広い草原の中で歌い上げ、仲間が追って歌う。赤茶けた岩肌、カラカラに渇いた砂漠を眺望できるバレーで訴えかけたものだったかもしれない。セカチューみたいに。力強く魂を込めておもいきり歌っていたから感動したのだろうと思う。最後に聴かせてくれたゴスペルが。
法王もVIP席で人差し指で拍子取っていたしね。(#^.^#)
 
国外の歌手が世界的に活躍できるのは、容姿でなく、歌唱力プラス魂で勝負しているからかもしれない。ゴスペラーズが登場してゴスペルが日本でも流行し、メンバー組んだグループが続々出てきたのは近年。どうも容姿とパフォーマンスだけで歌唱力が及び付かず、心が満足できる歌手が登場しなくて敬遠していた歌謡界もまた一歩レベルが上がったかとまた聴くようになった。ゴスペラーズといったグループやインディーズなどから容姿で選んだのではない人達が出てくる度に、業界がやっと歌唱力のある歌手を発掘する努力をしたのかなと思えたものだった。レベルが上がるには、聞く側の要求にも左右されるかもしれない。どのような音楽を求めるかによるかもしれない。良い音楽を聴き続けるためには。
 
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最終更新日  2004年09月25日 12時46分02秒
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