空の独り言

久しぶりに滝のような大雨が降りました。
そのため、仕事場からの帰りが憂鬱になっていました。
なにしろ、スクーターで通っている身です。ずぶ濡れになり、バイク用レインコートに替えたのですが、あまりの降りっぷりに少しであろうけれども、服へ染み込むのを覚悟していました。

　ですが、家に近づくにつれ、段々雨足が減り、小降りになってきました。そうなると、厚いレインコートをどこかで脱いでしまいたいと思うと同時に、ここまで来たら一気に家に帰ってしまおうと先を急ぎました。段々と雲が流れ、晴れてきたと同時に夕方を示し、左手にある西からオレンジ色が辺りを染め上げてきました。

　すると、どうでしょう。大きな橋を渡りかけたとき、大きな虹が突如現れました。それは、太く大きな虹でした。遠くの山に掛かった細い虹は子供の頃も含めて、何度か目にしたこともあります。小さな虹も。けれど、こんな大きく太い幅の虹は初めてでした。和泉大橋を渡り、余戸に掛かったとき、虹の下を潜った気がしました。なにしろ起点が、余戸の町にあることが見て取れ、片方が市坪辺だと思うのですが、その向こうに掛かっているのを橋の終わりに信号待ちをしていたときに確認したから。５６号線バイパスを走っていた時、虹を間近に見、その下を潜ったという感じを受けました。


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　凄く写真に撮りたかったです。ですが、走行中のため、その希望は叶いませんでした。それに、まだ、完全に雨が上がりきらず、小降りであったためもあります。防水のデジカメであったなら、少しは希望はあったかもしれませんが……。