美姫、緊急帰国 NHK杯向け右肩治療専念
10月31日8時2分配信 スポーツ報知
フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ2位の安藤美姫(19)=トヨタ自動車=が、次戦のNHK杯(11月29日開幕、仙台)に向け11月中旬に帰国し、国内で調整することが30日、分かった。痛めている右肩の治療を優先するためで、ニコライ・モロゾフ・コーチが計画したフランス合宿は取りやめる。
安藤は今月6日の日米対抗で古傷の右肩を負傷した。痛みが取れない状態が続くため、日本で治療に専念した方がいいと判断。モロゾフ・コーチは米国から渡仏し、パリ郊外のリンクで合宿する計画を立てていたが、回避を決めた。帰国後は名古屋市内の病院で治療を受ける予定だ。
昨年末の全日本選手権で痛めた右肩は軟骨が損傷しており、完治することはない。患部の負担を減らすため肩の筋力を鍛えたが、ジャンプを思い切って跳べない障害が残る。アメリカではコンビネーションスピンで最高レベル4を出しており、ジャンプの調子が戻れば優勝できる高得点は間違いない。NHK杯までに回復できるか、ミキティが正念場を迎える。
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最終更新日
2007年10月31日 23時30分44秒
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