【ボロ物件投資の現実】DIYの失敗ランキング!
このブログでは、いままで多くのDIYを紹介してきた。でもその裏側には、数え切れないほどの失敗と苦悩が隠れてる。「失敗は成功のなんとか・・・」というけれど、思い出すだけで胃が痛くなる失敗もあった。本日の内容は、ブログの裏側『DIYの失敗』特集。これからボロ投資家を目指す皆様には、これを読んでDIY再生の現実と厳しさを感じていただきたい。そうやって物件購入を思いとどまらせ、ライバルを減らすのが本記事の目的である(嘘)●洗濯排水の発注ミス・精神ダメージ:★・損失額:2,000円(部品交換代)・原因:排水位置の確認不足。部品を取り外して確認するべきだった。静岡のアパートの、空室リフォーム。洗濯パンがボロボロだったので、洗面所の床板交換ついでに取替え。洗濯パンをWEBで注文する時に、「関連商品」にあった排水口を適当にポチる。じつは横排水用が必要だったけど、買ったのは縦排水だった。現地で設置しようと、開封したタイミングで気づいたため、工事日程も先延ばし。まちがえて発注した排水口は、いまも我が家の物置で眠っている…●ドリルで指に穴を開ける・精神ダメージ:★★・肉体ダメージ:★★★・損失額:1,000円(絆創膏代)・原因:グローブをせずに作業してしまった。自宅内での作業で油断した。海外から取り寄せた、激安オシャレ照明。日本の規格に合わせるために、取付部品に結束バンドを通す穴を開けてた。電ドラボールハイスピードに、ピンバイスの3mmドリルを付けて作業。穴が貫通した先に左手の人差し指があり、回転しているドリルを「ブスっ」と刺してしまった。自宅でやっていたため、作業グローブをしていなかった。数ミリ肉までえぐれて、アタリマエだけど血も出る。消毒してキズパワーパッド貼って、全治1週間…左手人差し指の指紋は、いまも元に戻っていない。VESSEL 電ドラボール プラス●便器の取付位置の測定ミス・精神ダメージ:★★・損失額:9,000円(アジャスター部品代)・原因:同じトイレを何度も設置して、慣れたつもりになった。説明書の確認不足。最近買った、元喫茶店。和式トイレを洋式化。便器を設置するときに、取付位置を計測ミス。タンクを設置しようとしたら、壁につっかえてはまらない…接着剤で固着してしまったアジャスターを外すことができず、9000円もする部品を発注し直し…説明書をちゃんと読んでいれば、防げた失敗。●浴室塗料をこぼす・精神ダメージ:★★★・損失額:40,000円(浴槽塗料10,000円+工期遅延による賃料損失30,000円)・原因:ボトルに塗料を入れすぎた。初の浴槽塗装にチャレンジ!スプレーガンの出が悪く、塗料を薄めようとボトルを外そうとして手が滑る。1万円の塗料すべてが、浴室床に流れ落ちた…不幸中の幸いは、排水口に流れなかったことと、リフォーム前の床だったこと。もし排水口に流れていたら、最悪の場合は浴室解体して配管交換が必要になったかも。背筋がゾッとする、オソロシイ失敗。1万円の塗料が床に散ったところ●クッションフロアやぶける・精神ダメージ:★★★★・損失額:28,000円(CF代10,000円+往復交通費18,000円)・原因:手を抜いて、正しくない方法で作業した。静岡アパートの遠距離DIY。居室にクッションフロア(CF)を貼ったときの失敗。正しくは4辺をはみ出させて貼ってから、壁に沿って4辺をカットする。それを手を抜いて、2辺を壁際にピッタリ合わせて、2辺をカットして済まそうとした。ボンドを塗って合わせると、どうしても位置がズレて隙間ができる。1人で作業してると5ミリ動かすつもりでも、5センチ動いてしまう。どんなに頑張っても位置ズレを修正できない。30分間汗だくになりながら奮闘したが、直せない。時間が経つにつれ、ボンドは乾いてく。焦れば焦るほど、ズレは大きくなる。最後はクッションフロアが耐えられず破けて、ゲームオーバー。また静岡まで往復560kmの移動をして、翌週にやり直すことが確定した。そのまま床に倒れ込み、ショックで1時間動けなかった…※心が折れそうになったこと、折れたことの記事は、コチラ●浴室ドアの取付失敗・精神ダメージ:★★★★・損失額:63,000円(外注費)・原因:施工説明書通りに工事しなかった。ボロ戸建の浴室ドアがなかったので、買って自分で付けてみる。ところが現地で寸法が合わず、やむを得ず裏表逆に付けて防水加工で乗り切ろうとする。賃貸開始後に、入居者から水が漏れるとクレーム。外注で修理するハメになり、高い勉強代となった。いま考えると「なんでこんなことしたんだろ?」と思うような恥ずかしすぎる失敗。●止まらない雨漏り・精神ダメージ:★★★★★・損失額:91,500円(モルタル3,000円+ベランダ屋根59,000+工期遅延の賃料損失29,500円)・原因:雨漏りを甘く見た。9万円ボロ戸建。ベランダ下の居室に雨漏りがあり、防水塗装で修理。完全に「雨漏りはこれで止まった」と安心しきってた。ところが居室の天井を貼り直し、クロスを仕上げた後に雨漏りが再発。壁のモルタル塗り直し、防水塗料で補強、ベランダ屋根設置等の試行錯誤を経て、なんとか止めることができた。新品のクロスから雨水が染み出してくるのを見た時は、胃が痛くなり吐きそうになった。でも賃貸をする前に、しっかりと止めることができてよかった。今回ご紹介した事例のほかにも、DIYの細かい失敗は無数にある。失敗し、工夫してもうまくいかず、試行錯誤する毎日だ。でも忘れないでほしいのは、『失敗は必ず乗り越えられる』ってこと。どんなことでも、時間と手間と、わずかなお金をかければ絶対になんとかなる。心がポッキリと折れてもお金が尽きても、立ち上がって前に進もう。諦めなかった者だけが、勝利を手に入れることができる。不動産投資ランキング