テーマ:プロ野球全般。(13237)
カテゴリ:プロ野球全般
長いタイトルになってしまいましたが・・・(笑)。
僕は今年の開幕前の3月22日にここのブログで日本一当たらない順位予想(パリーグ篇)と題して、今季のパ・リーグ公式戦の順位予想をしておりました。 ちょうど前回の日記のTB企画で今年のイーグルスを振り返ったばかりですし、折角なので今年の予想と実際の結果を照らし合わせて今季のパ・リーグを振り返ってみたいなと思います ちなみに昨年も同様に順位予想をしていたのですが、その年日本一に輝いたファイターズを開幕前の予想で最下位に挙げるという大失態をしておりまして・・・昨年オフに猛反省しました 僕が3月の時点で予想した順位は・・・ 1位:福岡ソフトバンクホークス 2位:西武ライオンズ 3位:千葉ロッテマリーンズ 4位:北海道日本ハムファイターズ 5位:東北楽天ゴールデンイーグルス 6位:オリックス の順でした。でも実際は・・・ 1位:北海道日本ハムファイターズ 2位:千葉ロッテマリーンズ 3位:福岡ソフトバンクホークス 4位:東北楽天ゴールデンイーグルス 5位:西武ライオンズ 6位:オリックス ということで、オリックスの最下位だけは当てたようです(苦笑)。 しかし、またも過小評価していたファイターズと、逆に過大評価していたライオンズにはやられました(苦笑)。 まず、予想では4位ながら実際は1位だったファイターズ。 小笠原1人いないだけで打線に大きな穴が出来た印象もありますし、昨年の投手陣を支えた八木もやはり「二年目のジンクス」の予感。 また昨年の快進撃を支えた田中賢・森本・武田勝・武田久・マイケルといったあたりの選手が揃って成績を残せるかも微妙 と予想を立て、実際に八木はジンクスに陥りましたが・・・昨年は小笠原やSHINJOといった看板選手が中軸になっていたチームが、今年は全員野球のチームに変わっていましたね。 工藤とか紺田とか小谷野とかいった脇役選手が、まさかあそこまで成長するとは。 しかし正直、このチームの何が強いか分からないんですよ・・・。でも、こうした小粒感がある選手達も、起用されればみんな自分の役割を十分果たしたことがこの結果に繋がったんでしょう。 ヒルマン監督や田中幸雄を快く送り出そうというチームのムード、森本が見事にSHINJOの後継者としてチームのみならずファンも沸かせたことなど、非常に雰囲気が良かったことも勝因の1つでしょうか?? 続いて3位予想ながら2位だったマリーンズ。 昨年の4位は、やっぱりWBCに8人も派遣した影響でしょうし、元々投打のバランスが良いチームなので今年はそんなことはないでしょう・・・という予想だったのですが、実際はYFKが揃って不調、打撃もズレータや今江敏晃が故障で離脱、福浦が不調など順風満帆ではなかったんですよね。 でもそんなチームの穴を見事に埋めたのが、オリックスから移籍して活躍した早川、前半戦活躍した青野、ズレータ故障の代わりに入団したオーティズ、そしてルーキーの荻野といった選手達。そしてそして・・・成瀬。 2年前の日本一戦士達が多く残る球団ですが、それに続く選手達がしっかりと出てきたのは大きかったですね。特に成瀬1人で15も貯金を稼いだのは予想外でした。 ただ来年はこの成瀬が実質的な2年目のジンクスにかからないか、そしてYFKの穴を誰が埋めるのか・・・課題が多い1年になりそうです。 1位予想ながら3位だったホークス。 順位は多少前後しようが、必ずプレーオフには進出してくるチーム。むしろこのチームが心配しなければいけないのは、やっぱりプレーオフ突破でしょう・・・というのが予想だったのですが、今年もプレーオフ(クライマックスシリーズ)の壁を越えることが出来ませんでした ズラっと揃った投手陣、そして多村・小久保加入で迫力を取り戻した打線・・・抜け目が無いチームであることは確かなのですが、その主力に故障者が多すぎたというのもこのチームの課題でしょうか。 ただ来年は王監督ラストイヤーということで、チームが結束する予感ですが・・・そんなチームに一体感が出るか、不協和音が出るかも全ては松中の活躍にかかってくることでしょう。 今年は松中の不調も、どこかこのチームが本来の野球が出来ずにバタバタしていた感を受けました。 そして5位予想ながら4位に躍進した我らがイーグルス。 安打が出るけど点に繋がらない、昨年までと変わらない「ちぐはぐな野球」という印象をオープン戦で受けたのですが、ただオリックスより上には行くだろう・・・ということで5位予想でした。 しかし、前回の日記のTB企画でも度々書いたとおり選手がよく育ちました。分配ドラフトの余り者選手達にも「野村野球」が見事に浸透して、そして新戦力の勢いも重なってチームが変わりましたもんね・・・。 あと前回書きませんでしたが、1点差ゲームでの驚異的な強さなど、試合の勝ち方をある程度思えてきたのも大きな材料でした。 で、僕の予想を大きく裏切ったのは・・・2位予想ながら、チームが26年ぶりBクラスの5位と大きく低迷したライオンズ。 この球団は清原が抜けると鈴木健、松井稼が抜けると中島eto・・・と、大物選手が退団すると必ずその穴を埋める選手がすぐに出てきて下馬評を覆すという印象が強かったので、今年も松坂の穴は誰かが埋めるだろうと思っていました。 そして実際に涌井の成長、ルーキー岸の11勝など選手は出てきたんですよ。 でも、やっぱり「裏金問題」の余波なのかなぁ・・・それに「グッドウィル」の不祥事も続いて、呪われた1年としか言いようがありませんでした(苦笑)。 当然選手はプレー以外の雑音に振り回されるし、監督もイライラして敗戦の責任を選手に押し付ける発言をしちゃったりしてチームの輪が崩壊。 それに追い討ちをかけるようにカブレラや小野寺といった主力選手不調なども続きました。 今年の結果はもはや自滅でしょうね・・・。 最後は・・・見事予想通りの結果に落ち着いた6位オリックス。 前川の逮捕、中村ノリにまつわるゴタゴタなどシーズンオフからガタガタでしたし、故障の多いベテランや外国人頼りのチーム作りに明るい話題は感じない・・・ということでこの順位にしたのですが、見事にその通りでした。 で、退団に追い込んだ谷(ジャイアンツ)、早川(マリーンズ)、ノリ(ドラゴンズ)といった選手達が移籍先で大活躍して、獲得した選手は総崩れというチームビジョンがあまりにも皮肉です(苦笑)。 投手陣こそ中継ぎの加藤大、先発の岸田・金子など良い選手が登場してきていますが・・・このオフも走攻守でバランスよい平野恵を追い出してタイガースファンを呼び寄せて集客に繋げようとする意図しか感じられない濱中の獲得、カブレラの獲得方針などやっていることが滅茶苦茶 それでもって来年清原が復活したら、穴だらけの打線ですよ 個々の選手を見るとそれなりに良い選手はいると思うのですが・・・ここの場合、フロントやファン気質などチームの体質自体を変えないと何も変わらないでしょう。 見せ掛けだけのファンサービス、他球団のファンにケンカを仕掛ける応援団、旧近鉄・旧BWファンと派閥が出来ている応援・・・それらの結果はチームが6位というだけでなく、観客動員をみても一目瞭然です。 さて、来年はどうなるかなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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