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桂雀々 「がまの油」 僕が初めて桂雀々さんを見たのは、毎日放送50周年記念の「よせもん」という番組でした。 そのとき、雀々さんはマフラーとコートを使って見立て芸をしていました。 マフラーやコートが一瞬で違う者へと替わっていく様は、見ていてとても楽しかったことを覚えています。(このとき、雀々さんが落語家だなんてまったく思っていませんでした。) 見ているお客さんを巻き込んで、芸をするスタイルはあの時から変わってないなって、思いました。 今回の「がまの油」は、そんな雀々ワールドなネタです。 落語の中では、非常に珍しい形の話で、がまの油売り以外の人は出てこない一人称のネタです。 がまの油売りの油売り口上のすごさに度肝を抜かれました。 この口上は、落語「金明竹」同様の長くてかみやすい台詞の連続です。 それを、一度もかまずにやっていたので、本当に驚きました。 この話の間に、枝雀師匠との懐かしい思い出話の漫談を挟みながら、雀々さんらしい激しく、おもしろい1席でした。よったときの、がまの油売りの演技はとてもおもしろかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.07.19 00:14:49
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