地下に潜む怪人 ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。今回は、ホラーなのか?って言う正直ちょっと良くわからなかった映画を紹介していきます。POV方式を採用しており、画面酔いしますので要注意です。めちゃくちゃ揺れます。主人公がトレジャーハンター的な感じで、父親の意思をついで、賢者の石を探します。ただ、それ完全に犯罪やろ的な場面が一杯ありますので、良い子の皆はマネしない様にってテロップが必要なやつです。結局、怪人が活躍するかと思いきや、特にそんな事もありません。いつも思うけど邦題のセンスがいかがなものか。原題は、 AS ABOVE, SO BELOW(上なる如く、下もまた然り)なので怪人関係なかった。ネタバレ注意。フワッと紹介です。・地下に潜む怪人主演はパーディタ・ウィークス。レディプレイヤー1にも出ている様子です。イランにて、テロリストに見つからないように現地にいる父の友人に協力してもらい、遺跡の中から鍵となる牛の石像を発見し、重要な彫られた文字を記録に残す主人公。急いで退避する主人公。名前を呼ばれたので見てみると、男性の首吊り遺体が見えます。その瞬間に、テロリストによる遺跡の爆発が始まってしまいます。倒れながらも走る主人公。何とか元の部屋に戻ってくることが出来ました。今回の協力者にフラメルの石を探していた人々は皆、死んだと言われます。タイトルコールが入って、取材を受けて、カメラの前で話す主人公。カメラマンは賢者の石のドキュメンタリーを撮影しているベンジー。自己紹介から始まり、賢者の石について語ります。主人公の父親のことについても聞かれ、話の中で父親が自殺している事がでます。600年前に存在した錬金術師であるフラメルが賢者の石の生成に成功し、富と永遠の命を手に入れたと、フラメルが住んでいた家と墓碑が飾られている博物館を廻りながら、カメラに向かって解説を行います。墓碑の暗号を解くために必要だった牛の石像に彫られていた文字を手に入れましたが、主人公は読めないので今から読める人物に会いに行くとのことでした。教会の扉をピッキングして押し入る主人公(犯罪です)。不法侵入をして勝手に修理を行う(今回は、壊れた教会の鐘)ジョージという男性に依頼をしようとする主人公。しかし、かなり強めに拒絶されてしまいます。主人公のせいでトルコの留置場に入れられた為に、恨んでいる様子。主人公がローズの石について話すと目の色が変わります。修理した鐘が動き出したので、急いで教会から退散。博物館にあるフラメルの墓碑を見ながら、暗号を解いていくジョージ。ある筈の暗号が見当たらないので、墓碑を勝手に触って裏向きにして、更に薬品をかけて火を着けると暗号が浮かび上がってきます(主人公が勝手過ぎてちょっと引く)。その暗号を解き明かすと、フラメルの墓の地下340フィート下、賢者の石はカタコンベ(地下墓所)の中にあるのではないかと推察します。パリで陥没があった場所に隠し部屋があると睨みます。ジョージは地下に行くことを全力で拒否します。主人公とベンジーは様子見で、カタコンベのツアーに参加します。色々と見回りながら、賢者の石に辿り着く方法はないか思案していると、ツアーに参加していると思われる若い男性が、クラブにいるパピヨンという人物に会えば連れて行ってくれると言います。ツアーの列から離れているので、ガイドに戻るように言われていて、ふと振り返ると若い男性の姿はありませんでした。パピヨンに会いにクラブへ。ジョージも同行。クラブへ入るのと入れ違いで出ていく白い服を着た女性がガン見してきます。パピヨンと交渉する主人公。隠された宝がある筈と言う主人公に最初は笑っているも、結構すぐに宝は山分けなと乗ってきます。何だかんだ言いながら、参加しているジョージ。パピヨンからメンバー紹介されます。登山家のゼッドと女性のスージー。パピヨンと道の確認と、装備を確認して警察に見つからないように、急いで(まぁまぁ堂々と道を横断)トンネルに向かいます。トンネル内にある小さな穴を通り抜けます(ベンジーのカメラ以外にヘッドランプに小型カメラを装着しています)。ジョージは嫌がるもトラブル(煙幕弾とかあり。警察かな?)が起きて参加せざるをえなくなります(子供の頃に弟が洞窟で溺死したので、洞窟恐怖症に)。主人公はジョージにトルコでの事を謝罪し、今回参加してくれた事を感謝します。ジョージ、翻訳のためだとツンデレな感じです。狭かったり、水位の高い場所もあったりする暗い洞窟を進みます。たまに人がいた様子もみられます。なにかの宗教儀式を行っている人達もいます。骨がいっぱい積まれた場所を越えて行くと説明するパピヨン。主人公は明らかに埋めた様子のトンネルの方向が近道だと説明します。パピヨンはそのトンネルは不吉で一度通ったものは、誰も帰ってこないと話します。それでも食い下がる主人公。モグラという愛称の男で、地下に住んでいたが好奇心で入ってしまい、戻って来なかったと言って、トンネルに入るのを拒むパピヨン達のチーム。仕方なく、骨が積まれた場所を通り抜ける事にします。皆が通り抜ける中で、最後のベンジーだけめちゃ詰ります。一人でパニックになるベンジー。主人公が落ち着く様に声をかけ、骨を平らにするようにアドバイスします。何とか這って進むと骨が崩れ落ちてしまいます。皆でベンジーを引っ張って助けて何とか全員が骨の道を越えるのに成功します。抜け出てみると全く同じ場所に出ている様子で、不吉だと言っていたトンネルが越えた先に同じようにありました。怒ってパピヨンに掴みかかるベンジー。パピヨンは一本道でそんなはずがないと愕然としています。他に道がないので、主人公は意気揚々とトンネルを塞いでいた瓦礫を撤去しトンネルの中へ。諦めて全員、トンネルの中に入ります。中に入ると壁にはパピヨンのサインが描かれていました。一度も中に入ったことがないと言っていたパピヨンは疑われます(パピヨンは嘘ついていない様子)。トンネルに急に電話の音が響きます。昔は電話を引いていたけど、もう撤去されてると話すパピヨン。全員で音がする方へ。途中で、パリの地面が陥没して数百人の死亡事故が起きた場所を通ります(パピヨンの話では修復作業中にも50人が消えたらしい)。ジョージの家にあったピアノと同じものも出現。故障している箇所も同じでした。また電話の音が響き渡ったので、止められるのも聞かずにガツガツと電話を探して進む主人公。鳴る電話に出る主人公。出てみると責めるように話す男性の声がします。怖くなって途中で切ります。するとすぐ近くに、ぬぼーと男が立っており、男は行方不明になっていたモグラという人物でした。出たいならこっちとモグラが案内してくれます。天井が崩れてきているので、急ぎます。モグラが出るには降りるしかないと、深い井戸へと案内します。主人公は降りた場所に隠し部屋があると確信していると話すので、全員でワイヤーロープを使って降ります。途中で留め具が外れたベンジーが落下し、手に怪我を負います。更に水路のような場所を進んでいると水ポチャするジョージ。そこで反響がおかしいことに気付くジョージと主人公。急に音が響き急いで進みます。ちらっと男の子の姿が見えます。モグラの案内で真ん中に柱がある部屋にたどりつくとそこは行き止まりでした。怒るパピヨン達。しかし、主人公とジョージは柱や壁に描かれた絵をもとに謎を解いていきます。謎を解き明かすと、隠されていた部屋への通路が開きます。通路の先には、広い空間があり、十字軍の服を着た男性の遺体が腐ることなく台座に横たわっていました。主人公は更に謎を解き、水が光っている場所を発見します。光を辿って潜っていくとと黄金が大量に置かれた部屋に出ました。松明の灯りが燃え続けていました。全員が部屋へと到着します。パピヨン達は黄金に大喜びします。主人公達は壁に描かれた絵から賢者の石を手に入れます。主人公は黄金は罠だと気付き、黄金がある部屋の扉を外しているパピヨン達を止めようとするも既に遅く、扉は外れてしまいました。扉が外れたのと同時に、部屋の天井は崩落。主人公達は全員、無事でしたが、モグラの姿だけ見当たらりませんでした。スージーも腕に怪我を負ってしまいましたが、主人公が賢者の石を使い傷を治してみせます。崩落に備えた抜け道を探します。神秘への扉を発見し、哲学みたいな錬金術の原理を語る主人公。下に通路を発見します。下った先に横穴があり、壁に”この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ”という聖書にも書かれている地獄の門にある文字が彫られていました。狭い通路を抜けて出ると、賢者の石を手に入れた部屋と同じ作りの部屋へと出てきます。しかし、全てが反対になっていました。更に通ってきた筈の道も消えてなくなっていました。仕方なく先へと進みます。来た道と同じ道を戻るように逆に辿って行きます。十字軍の男性の遺体があった場所に出ると、そこにはモグラが居ており、おかしい様子でした。恐る恐るスージーが近付くと、スージーに襲いかかります。スージーの頭を石の床に滅茶苦茶に叩きつけて、何処かに消えてしまいます。賢者の石を使ってと言われて使用するも、既にスージーは死亡しており効果がありませんでした。スージーはその場に残して先へと進みます。前と同じ井戸のある場所へと出て、また下へと降りることになります。最後にベンジーの番になり降りようとしていると何者か(多分、ベンジーの関係者)が飛び出てきて、ベンジー落下して死亡します。進んで、骨が敷き詰められている場所を這っていると、ジョージが骨の下に弟の姿を見ます。主人公が現実じゃないと言って骨から掘り出そうとしているのを止めます。明るい場所を発見し、恐る恐る見てみると、車が燃え盛っていました。炎に包まれている車の中に、一人の少年(カタコンベツアーでパピヨン勧めた人かな)がいました。俺のせいじゃないと騒ぎ出すパピヨン。急に車の方にパピヨンの体が吸い寄せされていきます。全員でパピヨンの体を抑えるもダメで、車の中に吸い込まれ、空間が歪んでパピヨンは地面に足だけ立った犬神家状態で埋まってしまいます。慎重に進んでいると、目の前を黒いローブを来た人の形をしたものが過っていきます。恐怖の中で、急にトルコのときは最高だったと主人公に告白しだすジョージ。主人公も同意します(置いてったくせに)。覚悟を決めて進むと、少し広い空間に出ます。そこには王座のようなものがあり、黒いローブを来た人物?が座ってました。主人公達はその後ろを駆け抜けます。壁には奇妙な人の顔に似た彫刻がありました。その壁を背にしてローブの人物の動きを窺っていると、急に彫刻(二足歩行のガーゴイルな感じ)が動き出しジョージを羽交い締めにして噛みつきます。首から血を流すジョージ。主人公とゼットは二人で安全な所までジョージを引きずって行きます。主人公がジョージに賢者の石を使うも効果がありませんでした。主人公はこの石が本物ではない事に気付き、本物を手に入れる為に、同じ道を戻ることにしました。ゼットにジョージを託して、急いで来た道を戻ります。石像の人間?を突き倒し、血みどろの水路で手が伸びてきて引き込まれそうになるも這い出し、首吊りしている人の顔に掛けられた布を取ると自分の顔でドッキリしてきたり、地面に顔が生えたり、一人で盛り沢山な目に合いながら本物の賢者の石を手に入れます。石像達が近づいて来そうになったので、ゼットに避難の為に引きずられるジョージ(普通に死ぬ)。途中で首吊りをしている父親に、首吊りをしようとした時に主人公に電話を掛けたようで、それに出なかった事を謝ります。すると父親の姿は消えていきました。急いでジョージの元へ戻ります。途中で落ちているカメラで石像をぶん殴ったりしながら、ジョージの所へと辿り着きます。首を手で抑えながらキスをすると、首の傷は塞がり、ジョージも復活します。石像の集団がタイミングよく襲いかかってくるので、急いで逃げ出します。逃げた先には底の見えない井戸がありました。主人公は罪を告白して降りれば大丈夫と、ジョージとゼットに罪を告白させます。ジョージは自分のせいで弟が溺死してしまったと。ゼットは子供は自分の子じゃないと拒否したと話します。そして、3を数えて手を繋いで、井戸へと飛び降ります。全員無事で、落ちた先は密室で、周りに何も見当たりませんでした。絶望するゼット。冷静なジョージは下にマンホールがあることに気付き、持ち上げようとするも動きませんでした。しかし、下に押すと動いたので、押しながら横にずらして動かします。マンホールが開くと外でした。マンホールから降りながら上るというややこしい出方をしながら外へと脱出します。主人公とジョージとゼットが外に出れた事を抱き合って喜びます。ゼットは主人公達から離れて去っていきます。主人公とジョージはもう一度抱き合います。最後に、ベンジーが主人公にインタビューを行った映像が流れてエンドです。怪人はちょろっと出て来たローブの人物なのか?ってぐらいで、何処に怪人要素があったんだろうか?それが一番の謎でした。賢者の石を手に入れちゃったんですが、いいんかい?一応、頑張っていましたが、謎はサックと解いちゃいます。疑問はかなり一杯残りますが、ゴリ押しでこういう映画だからと納得しました。手はこんでいたので、結構面白かったですよ。ただ、POV式の映画なので(更に登場人物の何人ものヘッドカメラにも切り替わる)、何が起こってるのかちょっと分からない時があります。最後、脱出した先も反転した地獄の世界だったとか、絶望を重ねてくれると大興奮したんですが、三人は生き残ります。ゼットが影薄い割に生き残ってビックリでした。割と早めに死にそうだと思ってました。ごめん。主人公が犯罪犯しまくって、周りに迷惑をかけまくりますが、主人公はそんなもんって気持ちで見てください。では、また次回。